幸運巻寿司(恵方巻)

makisusi20140203.jpg本日は節分。 

豆まきは昔から行われていましたが、今は恵方巻も全国的に行われています。発祥の地である大阪では丸かぶり寿司などと呼んでいましたが平成10年にセブン・イレブンが全国発売した時に恵方巻という名前をつけたため、恵方巻が全国的に浸透しました。 

発祥は諸説あるようですが江戸末期に大阪の商人の間で行われていたようです。一時廃れていたようですが、いろいろな組合が需要創造になるのでがんばってPRし、関西の風習として定着していきました。まさにドラッカーの顧客創造です。 

写真は戦争直前の昭和15年に大阪鮓商組合後援会が発行していたチラシ(当時の価格は1本20銭)だいぶ前に大阪歴史博物館に展示されていました。 

「幸運巻寿司 節分の日に丸かぶり」 
巳の日に巳寿司と云うてお寿司を食べるように毎年節分の日にその年の恵方に向かって巻寿司の丸かぶりすると大変幸運に恵まれるという習しが昔から行事の一つになっていて年々盛になっています。 
お得意様にも一家揃うて御試食願い本年の幸運をとり逃さぬようお勧め申上げます。 

昭和十五年 節分 2月4日 恵方 西(申酉の間) 
幸運巻寿司 1本 金廿銭(20銭) 

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