夏越の祓

夏越の祓
上半期がまもなく終了します。
半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事が夏越の祓。今年の「夏越の祓」は6月30日(月)に行われますが、この日は名古屋にいますので、事前に河内一ノ宮・枚岡神社へ行き、家族の名前と生年月日を紙の人形(ひとがた)に書き、納めてきました。
夏越の祓って全国的な行事だと思っていたら、関西など西日本が中心なんですね。701年の大宝律令によって宮中の年中行事に定められたそうで、1300年も続く伝統行事です。
この時期、関西の神社へ行くと境内に茅の輪があり、この茅の輪を左に1回、右に1回、また左に1回まわってくぐりぬけます。くぐりぬける時に拾遺和歌集の歌を歌います。
「水無月の 夏越の祓するひとは ちとせの命 延ぶといふなり」
京都では和菓子の「水無月」という白の外郎生地に甘い小豆がのった和菓子を食べます。小豆は豆まきでも使われるので、魔払いの意味があります。

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