中小企業診断士 口述試験対策

LEC梅田
久しぶりにLEC梅田でお仕事。
中小企業診断士の2次筆記試験の合格発表が金曜日にあったばかりですが、1週間先の12月21日(日)に口述試験が行われます。はやい話が面接試験で2次試験で出た4事例を題材に10分間お紺われます。
今日からLECでは模擬面接が始まりました。
昼から夕方までやっていたのですが、模擬とはいいながら汗ダラダラで緊張しまくっている受験生もおりました。口述試験は基本的に落とす試験ではないので、大船に乗ったつもりで試験にのぞめばよいのですが、受験生にとってはそうはいかないのでしょうね。
なかには19歳(大学2回生)でストレート合格した学生もいて、私が大学の頃には中小企業診断士なる資格があることさえ知らなかったのに、優秀な学生もいるものです。
夕方には終わったのでホワイティ梅田を歩いているとヨネヤの立ち飲みコーナーでちょうど一人分のスペースが空いているではないですか!というわけで久しぶりに串カツとビールを堪能してきました。

スーツで登れる青蓮寺城(青木城)

青蓮寺城(青木城)
名張駅からバスに乗って百合が丘へ。丘の上に造成された団地で、けっこう高低差があり、こんな所で自転車通勤になったら、とっても大変。巡回バスの最終である百合が丘で降りると、すぐそばに小高い丘があり、ここが青蓮寺城(青木城)跡です。
丘の上に地蔵院があり、地蔵院を囲むようにコの字型の土塁と空堀が巡っています。遺構が見事に残っていて、しかも土塁は高い所なら8メートル以上もあります。よく現代まで残りましたね。一帯は青蓮寺公園になっていて地蔵院まで階段もあり、スーツ姿で登れる山城です。写真は「コ」の字の角部分。土塁の高さは3メートルほどです。
最期の城主は青木信定という人物で、近くの城と連携作戦をとりながら織田信長勢と戦いましたが落城しました。近くには織田軍と伊賀の国人衆との最後の決戦が行われた柏原城があるので決戦間近だったのでしょう。

名張でセミナー

名張駅
「営業力・販売力をアップするための講座」の第3回目。
時間は毎回13時~17時で、4時間ぶっつづけでしゃべるとしんどいので、休憩もかねて3回ほどグループ・ワークをいれています。マーケティング事例として受講者の仕事に関係なくイメージしやすいナバリ花店という架空の花屋をケース企業にしています。
前回のプロモーションを考えるワークで、ある班が「カベドン一輪挿し」を考えだしました。カベドン一輪挿しとは、男子高校生がカベドンしながら一輪挿しを女の子にプレゼントするという内容で、面白かったので、その後のケースでもずっと使っています。来週が第4回目で最終になります。

名張生まれの江戸川乱歩

江戸川乱歩
「ハッハッハッハッ、明智君」といえば怪人二十面相です。今なら名探偵コナンですね。
明智小五郎、怪盗二十面相、少年探偵団とくれば江戸川乱歩。江戸川乱歩は名張市生まれで、生家跡は商店街から細い路地を奥に入った一角で今は公園になっています。もともとは武士の家系で祖父の代まで藤堂家の藩士でした。
小さい時に父の転勤で転居したので名張にはあまり足跡がありませんが、鳥羽造船所に勤めるなど三重県とは縁はけっこう深い作家です。鳥羽の離島から発想を得て「パノラマ島奇談」。鳥羽の後、上京し、団子坂上で兄弟三人と三人書房と名づけた古本屋を始めます。これが「D坂の殺人事件」となります。探偵文壇の大御所になってから生まれ故郷の名張を訪れています。
これが随筆「ふるさと発見記」になっています。
“私の生家の跡は、新町という大通りの裏手にあった。四間くらいの小さな借家だったという。家主は名張の城代の侍医で、その医院の裏に幾軒かの貸家が建っていた、その一つを父が借りたのである。”
名張にある造り酒屋・木屋正酒造から「幻影城」というお酒が出ています。

名城線が環状化して10年

名城線
名古屋市営地下鉄・名城線が環状化されてちょうど10年がたちました。
先に環状化されたのが都営地下鉄・大江戸線ですが、都庁前駅のところが完全な環状になっておらず運行は「6の字型」になっています。山手線のように循環型で運転する地下鉄は名城線が日本で初めてになります。というか地下鉄は大体、東西か南北に延びるので環状になっている地下鉄は名古屋市だけです。その代わり東京や大阪のようにJRの環状線がありません。
大阪環状線、山手線、大江戸線では「外回り」、「内回り」が使われていますが、名城線だけは「右回り」、「左回り」になっています。地上と違って地下を走っていると電車が見えないなどの理由だそうです。大阪環状線に慣れていると、どっちに乗ればよいのか迷います。
名城線で一周したことないんですが、50分ほどかかるそうです。

ポラーノの広場

藤城清治世界展
チケットを買ってあるということで奥さんと「光と影の芸術人 藤城清治世界展」へ日曜の午前中に行ってきました。最終日で午後からは本人のサイン会もあるということでかなりの混雑。
場所は大阪港にある大阪文化館・天保山。昔のサントリーミュージアム「天保山」です。知的生産の技術研究会・関西で毎年、講演していただいた作家・野村正樹さんがサントリー時代の最後に手掛けたのがこのサントリーミュージアム「天保山」の設立。てっきり大阪在住と思ってセミナー講師を依頼したら、東京在住でした。それ以来、関西の別の用事にかこつけて前後にセミナーをしてもらいました。
「光と影の芸術人 藤城清治世界展」会場内には藤城清治作品が山のように展示されていました。なかでも多かったのが宮沢賢治の童話の挿絵。数ある作品の中で一番、印象的だったのが「ポラーノの広場」。昔、角川書店で宮沢賢治の「ポラーノの広場」を買ったのですが表紙の挿絵がまさにこれ。藤城清治には珍しく、淡い印象の絵で、懐かしかったですねえ。。
「つめくさの花の かおる夜は ポランの広場の夏まつり...」

中小企業診断士の研究会

BLAST研究会
大阪産業創造館で第42回 BLAST研究会。参加は22名。
BLATS研究会というのは中小企業診断士の研究会で、2002年度大阪地区で実務研修した仲間が中心となってスタート。毎年、新メンバーを迎えながら成長しています。
もう10年以上続いていて、新制度の中小企業診断士というシバリだけでやっています。大阪が中心ですが、関西一円だけでなく東京にも拡がっています。
今日の発表(出し物)は
・『戦略思考とビジネスモデルデザイン』 影山さん
・『真・報連相のコンテンツとコスパについて』 濱田さん
・『平成仮面ライダーの職業と価値観』 秀さん
でした。
研究会が終わってから、今日も忘年会です。
昨日、忘年会の後に行った浅野日本酒店(太融寺にある日本酒専門の酒販店)のスタンディングバー(立ち飲みコーナ)でパカパカ飲んで、ちょっと二日酔い気味です。

黒田城(名張)

黒田城
リバーナ(イオン名張店)を過ぎ、名張大橋を越えたところの山裾にあるのが黒田の里で、裏山にあるのが黒田城。昨日、セミナー前に登ってきました。まあ、スーツ姿での山城登りはあまりオススメしません。
黒田の里から山上まで九十九折の山道が続いていて、山上にあがると石垣の跡がいくつかあります。これは後に建てられた愛宕神社跡の石垣のようで、黒田城自体はいわゆる土の城でした。
黒田城の主郭跡には櫓台跡が残っています。虎口がどこにあったのかはよく分かりません。主郭と北にある郭との間や北尾根との間に深い堀切が3本あり、これが見事。帯郭もいくつか点在し、遺構がよく残っていました。
黒田城は延木氏が黒田に築城したと伝えられています。天正伊賀の乱で織田信長方の筒井順慶に攻められ落城。今は木々で見えませんが織田信長軍と伊賀軍が最後の決戦を行った柏原城も見える位置に黒田城はあります。

名張でセミナー

名張商工会議所
午後から名張商工会議所4階会議室でセミナー。
「営業力・販売力をアップするための講座」の第2回目で、今日のテーマは「マーケティングって何?」。5フォース分析などフレームワークの説明と演習を中心とした講座。ちょこっと会議などで役立つアイスブレークについても説明しておきました。
実はセミナー全体の設計にワークショップなどで行う手法を導入しているのですが、今日はそのネタばらしもしておきました。
セミナーが終わってから、せっかく名張に来ているのならと昔からおつきあいしている名張の企業さんと飲みに行っておりました。商店街にある、なかなかお洒落な店で、BGMにジャズがかかっているなか、地酒をいただいてきました。
ウーン、明日から忘年会3連チャンなんですが、まあ、いいかあ(笑)

電車の連結作業

近鉄
阪神・三宮駅から近鉄・奈良行き快速急行に乗ると途中の尼崎駅で前に4両を接続します。
これは尼崎-三宮間の各駅が6両編成を基本としているためで、近鉄難波から先の近鉄・大阪線は朝夕、10両編成となります。ただ近鉄・奈良駅は10両対応になっていないため大和西大寺駅で、また電車を切り離します。
近鉄では名張駅、大和西大寺駅、高安駅などで車両の接続、切り離しがよく行われていますので、乗客も慣れています。名張駅で接続する時も車内では「今から車両を接続しますのでお立ちの方は、ご注意ください」といったアナウンスが流れる程度。
ところが阪神が梅田と三宮を結んでいた頃は列車の接続、切り離しはなかったのに近鉄と相互乗り入れするようになってから、この接続、切り離し作業が入るようになったので、慣れておらず大変。
「今から列車の接続作業に入ります。列車は2度動きます。お立ちの方は揺れますからご注意ください。」
「列車は止まりましたが、もう一度、動きます。ご注意ください。」
「今からドアを開けますので、ご注意ください。」
近鉄の3倍ぐらい時間がかかってドアを開けています。
ホームでも「列車は今から2回、動いて接続作業に入りますから、お待ちの方は白線の中まで下がってください」とアナウンス。近鉄なんかさっさと列車の連結をして、すぐ出発しますので慣れとはいえ手際のよさは全然違いますねえ。