本屋さんの開業相談

本屋
いろいろな業種の開業相談に今までのってきましたが、今日あったのが新刊書店の開業相談。
以前にネット専業の古本屋さんを開業したいという相談はありましたが、店舗をもった書店の相談は初めてです。大型書店が増え、24時間営業しているコンビニで雑誌や漫画を買えるようになり、減っているのが街の本屋さん。
2000年に21,495 店あった本屋さんが2014年には13,943 店まで減っています。毎年、500店以上が減っているので1日に1店以上の本屋さんがなくなっています。
相談者は若い20代なんですが、なんで本屋さんを開業するかと言えば、長年、やっていた街の本屋さんが高齢で、子供も継いでくれなく、継いでくれる人を探していたところ、ご縁があったそうです。ですので事業承継型ですね。
美容室などへの雑誌配達の固定客をそのまま引き継ぐのでビジネス的にも固いのですが、今はほとんど期待できない店売りを伸ばしていくことも考えています。取次(書店の卸)とも話ができており、三月書房など特徴がある書店についても、よく調べていました。街の文化を守っていってほしいですね。

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