自力救済

自転車
大河ドラマ「真田丸」ですが、いよいよ関ヶ原の合戦です。残念ながら前哨戦となった津城の戦いは出てこないでしょうねえ。
関ヶ原の合戦は秀吉亡き後の覇権争いですが、秀吉が出した総無事令に反することになります。北条討伐の根拠ともなったこの総無事令は画期的な法律でした。
現在の法体系では自力救済が禁止されています。よくある例が自転車で、盗まれた自転車が駅前の駐輪場にあるのを発見した時、そのまま乗って帰ると窃盗罪になり罪に問われます。これが”自力救済の禁止”。これを認めると強者が何をしてもよいという世の中になるので禁止されています。
■戦国時代は自力救済
戦国時代は自力救済が原則でした。荘園の所有権を幕府に認めてもらっても、そこに占有者がいれば自分で排除しなければなりませんでした。黒澤映画の「七人の侍」で村人が村を守るために侍を雇いますが、これも自力救済です。ですので全国に山城や”村の城”が造られ、私がせっせと登ることになります(笑)。
自力救済の世の中を変えるために出されたのが総無事令。信長や他の大名も支配地域での総無事を出していましたが、秀吉による天下統一で日本中の総無事が実現できました。徳川幕府も総無事を踏襲しましたが、由井正雪の乱など殺伐とした戦国の雰囲気は残っていました。それをなくすために出されたのが綱吉の生類憐みの令になります。

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