ブラック企業の根源は十七条憲法にあった

正倉院展
正倉院展の最後の方に展示されているのが古文書で、回によっては写経生による”飲みすぎたので欠勤します”といった休暇願などが展示されています。昔も今も変わらない宮仕えの様子を見るのを、毎回、楽しみにしています。
今回、展示されていたのが職場改善要求。で6つの要求がありました。
1、紙が少なく書き手が多いので、紙が供給されるまで職員募集をやめること
2、仕事着が汚れているので新品がほしい
3、装丁係と校正係の食事を改善すること
4、毎月、5日間の休暇がほしい
5、机に向かっての仕事で、胸が痛く、脚が痺れるので、3日に1回、薬用に酒を支給すること
6、毎日、麦を支給すること
です。
ただし案文だったようで、実際に要求が行われたかどうかは定かではありません。写経生が働いていた造東大寺司はこんな改善要求が出せるので、ブラックではなかったようです。
ブラックと言えば聖徳太子の十七条憲法に諸悪の根源があって、八条に「八にいう。官吏たちは、早くから出仕し、夕方おそくなってから退出しなさい。」とあります。公務の重要性を言っているのでしょうが、つまり早朝から深夜まで働けということで霞が関の不夜城の現況は憲法にあったのですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です