本のダブリをなくす切実な問題

歳をとると共に同じ本をダブって買うことが多くなり、慎重に奥付をチェックしています。

書店
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もっとも本は見た時に買わないと委託期間終了と共に棚から消えるのと、年間購読量以上に買うクセがあることも理由の一つです。

■念には念をいれて奥付をチェック
先日買ったのが産経NF文庫から出ている「戦国武将の選択」(本郷和人)
新刊コーナーにあり、奥付を見ると「本書は産経新聞に連載中の記事に加筆、再構成したものです」と記載されていました。初版は2021年4月20日になっていて、よし今まで買った本じゃない!ということで買ってツンドクの中に。

先日、ツンドクから取り出して読んでみると、おっ、この話を知っている。この話もだあ!時たま本の元になる産経新聞のコラム記事を読んでいるので、そのせいかと思っていて、読書記録を見てみたら、2015年に産経新聞社から出ていた同じ本を買って読んでいました。

■なんで以前に出た本が新刊で出ているのか
おかしいなあと思って調べると出版元は潮書房光人新社で、もともとは潮書房と光人社が合併した会社を2017年に産経新聞社が買って子会社にしたものです。出版業界は銀行業界と同様に大変な業界なんでM&Aがよく行われています。

そこで産経NF文庫という新しい文庫レーベルをスタート。それはよいのですが以前に産経新聞社から出していた文庫をこっちに移して新刊で出したんですなあ。ウ~ン。こりゃ見抜きようがないな~あ。

読んだ本をしっかり覚えておけばよいのですが、それを言っちゃあ、おしまいよ。

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