播磨・城山城 嘉吉の乱の舞台

播磨国・龍野にあるのが城山城。「きのやまじょう」とよみます。

城山城
城山城

築城したのが赤松則祐で10年以上かけて整備した山城です。赤松則祐の孫が赤松満祐で嘉吉の乱を起こした人物です。将軍が殺された幕府は統制がとれず、なかなか討伐軍を組織できませんでしたが、ようやく播磨へ出立。最後に立てこもったのが城山城ですが山名一族の大軍に包囲され、一族70人近くが自刃して果てました。

城山城は亀山(きのやま)の山頂にあり、麓から1時間ほどで登れます。土橋や竪堀などの他、屋敷跡の削平地がたくさんあります。山の上なのに水の手もあり籠城するにはもってこいの城です。城跡はきれいに整備され、瀬戸内海や姫路の街を一望できます。

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