ウクライナは今

ウクライナは今
ウクライナは今
  • 2年6ケ月ぶりに知的生産の技術研究会・関西セミナーを開催。日本ウクライナ文化交流協会の小野会長に「ウクライナは今」というタイトルでお話いただきました。マスコミでは聞けない話も多かったです。
  • ■タタールの軛
    ロシアとウクライナとの関係はタタール(モンゴル)の軛(くびき)時代に遡ります。キエフに黄金の門がありますが、モンゴル侵攻によって破壊されます。破壊された後にキエフの大門が作られ、ムゾルグスキー作曲の組曲「展覧会の絵」に出てきます。13世紀からロシアはロシアが兄でウクライナが弟と思っていますが、ウクライナは母はウクライナで子供がロシアという感覚でお互いに相容れません。またスターリンがウクライナから食料を奪って何百万人も餓死させられた歴史など、痛めつけられたウクライナがロシアから離れようというのも当然です。
  • ■半径56kmの自宅
    ロシアよりだったヤヌコビッチ大統領が追放されましたが自宅は半径56kmもあって、環状線が2つ入る大きさ。大統領専用の遊園地やホテルなど、やりたい放題で見学ツアーがあるそうです。また山のような部屋に置かれているテレビはパナソニックで空調はダイキンなんだそうです。
  • ■避難民の実態
    ウクライナ人の気質や性格を知らずに日本人は支援しているため、けっこう齟齬がでているそうで、コサック気質の話などを聞くと日本が考える支援は一考の余地ありです。また日本にきている避難民にもいろいろあり、支援している側もいろいろで、こんな話は報道で出てきませんね。ロシアはウクライナのロシア人が迫害されている理由で侵攻しましたが、日本人がアイヌを迫害しているとロシアが言いだすなど気になる話も出ていました。ウクライナ人とガチでつきあっている日本人は少なく、そらマスコミも小野さんに取材にいくはずです。

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