大中遺跡

五重塔がある圓満寺のすぐ近くにあるのが大中遺跡。台地の上にある弥生末期から古墳時代初頭にかけての集落跡で、ちょうど邪馬台国の時代とかぶります。1962年、考古学に興味をもっていた近くの中学生3人が土器を掘り出したことから発見されました。

大中遺跡
大中遺跡

まだ全体の20%しか調査されていませんが、73軒の竪穴住居跡が見つかっています。遺跡内には少なくとも250軒くらいの住居が建てられていたようで、こうなると邪馬台国のクニの一つですね。竪穴住居跡は一部復元して公開されています。

■野添城
遺跡があるのは大中という地名で、あとで地図を見てみると、すぐ隣に野添城の地名が残っています。城東公園やら城の宮公園など気になる名前が多いのですが、現在は住宅地で城らしい痕跡は皆無。地名として残っているので城郭か何かあったんでしょうね。

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