京都新城から移された飛雲閣

そうだ 京都、行こう。

飛雲閣

ゴールデンウィークの最終日だし、おまけに朝から雨が降っている。飛雲閣なんてインバウンドの観光客は絶対に知らないはずだ!
そうだ 京都、行こう。というわけで京都へ。西本願寺で特別公開している飛雲閣を見てきました。雨の中、人は、ほとんどおらず、ゆっくり見てきました。

飛雲閣は三層柿葺(こけらぶき)の楼閣建築で、秀吉の聚楽第から移されたと伝わっています。1595年に豊臣秀次事件が起きて、聚楽第は破却されました。当時、西本願寺の前身が出来ていたので、辻褄はあいます。ところが1617年に西本願寺の伽藍が全焼したという記録が見つかって、移転説はほんまかいなということになっています。

■飛雲閣は京都新城から移転?
と思っていたら幻だった京都新城が発見されます。京都新城には秀吉没後に北政所が住み続けていました。北政所が亡くなり、寛永4年(1626年)に後水尾天皇の譲位にあわせて、仙洞御所を作ることになり、京都新城が破却されることになります。この頃に西本願寺へ移した可能性があります。知らんけど。

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