尾鷲へ

今日は朝から県の職員に連れられて尾鷲へ

尾鷲へ行くには以前は松阪から国道42号線しかありませんでした。尾鷲ヒノキが育つぐらい雨がめちゃくちゃ多い地域ですので豪雨で峠が通行止めになると物流が止まってしまいます。(年に2,3回あるようです)

地元の悲願がもうバイパスになる高速道路ですが、少し前にようやく大台町から大内山村までのびました。今日、初めて大台町から先を通ったのですが、津からはずいぶん近くなりましたね。一緒に行った職員によると、こないだインターチェンジに迷い込んだ野生の鹿がいて、びっくりしたそうです。

さて、尾鷲へ着いたのはいいのですが、夕方まだずっと会議室でした。外へ出たのは昼飯を食べに行った時だけ。定食屋さんでしたが、さすがに魚の煮付けはおいしかったですね。

 

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尾鷲のスーパーに入ると鮮魚売り場には津あたりでは売っていない魚が並んでいます。初めて「まんぼう」が並んでいるのを見た時は驚きました。写真は尾鷲へ入るのに超えないといけない馬越峠で、熊野古道の一つです。

中小企業診断士の研究会

日曜日、中小企業診断士の研究会に参加。場所は大阪です。

土曜日までに原稿を終わらせて研究会に参加する予定でしたが、伊勢の事業者に「南伊勢で、おいしい鳥を食べない」という誘いにすぐ乗ってしまい、土曜日は飲んで終わってしまいました。ログハウスみたいなところで炭焼きで食べて、飲んで絶品でしたね。

この地域は伊賀のモクモクファームと同時期に鳥で地域おこしを考え、日本全国に調査に行ったりしていたのですが、結局中心になるメンバーが3名だけになりました。この3名で会社を作り、会社は成功しましたが地域の養鶏場はつぶれてしまい、当初の目的である地域全体で鳥による地域おこしはうまくいきませんでした。そんな話も聞きながら、面白い一日でしたね。

さて、結局原稿が残ったので診断士の研究会には出ましたが、発表を聞きながら、せこせこと内職を。先ほどアップしました。→ システムの運用管理

研究会の発表と言ってもおとなしく聞いているメンバーはほとんどいないので、しゃべっている最中にいろいろとつっこみがはいります。まあ、うるさい連中ですねえ。(笑)

ベンチャー企業が訪ねてきてくれました

最近の経営相談といえば時節柄、資金繰りの話が多いですね。中にはいよいよという企業もあり、再生支援協議会にも同席してもらって相談したりしています。こないだは廃業の相談もあり、さすがに重かったですね。

今日は珍しくベンチャー企業が訪ねてきてくれました。
以前に相談があり、なかなか有望なビジネスモデルでしたのでベンチャーキャピタルに紹介していた企業です。一生懸命、事業計画書を作り上げ、投資委員会を通り、このご時勢の中、投資が決定した企業です。今日はその報告に訪ねてきてくれました。

こんな企業をもっと増やしていかないと!

ファンクションポイント法

朝、三重県産業支援センターが入っている合同ビルに入ると、入口に手洗い用の消毒液が置いてありました。

5階にあがったところにも置いてあり、今までなかったので「なんだ、なんだ、インフルエンザが流行りだしたので予防かな」と思っていたら、回覧でまわってきた伊勢新聞の記事に「合同ビル内で新型インフルエンザ患者が出た」という記載が。
あら、まあ~、いよいよですか。

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そんな合同ビルの会議室で昼から三重県のITコーディネータが集まって研究会を開催。都会と違い、三重県にITコーディネータは20名ほどしかおりません。2ケ月に1回、研究会を開催しています。今回のテーマはシステム開発の見積もりで使われる「ファンクションポイント法」です。講師は東洋電機の内藤さんです。最後にインフルエンザの話をしたら、みなさん、そそくさと帰られました。(笑)

リーダーズ・ダイジェストが倒産

原稿チェックや校正が3つも重なってしまいバタバタ状態でしたが、ようやく一息つきました。原稿を早目に出して、重ならないように分散したつもりが世の中、思い通りにいきませんなあ。さ~あ、一杯やろ!

思い通りいかなかった企業のニュースが飛び込んできました。

リーダーズ・ダイジェストが倒産です。ここは月刊誌「リーダーズ・ダイジェスト」の出版元です。日本では20年以上前の1986年までの発行でしたので知らない人も多いでしょう。小学校の高学年ぐらいからずっと親にお金を出してもらって購読していました。もちろん翻訳された日本語版です。

映画「ルーツ」の原作はアレックス・ヘイリーですが、ずっと「リーダーズ・ダイジェスト」に原稿が連載されていました。今、調べたらリーダーズ・ダイジェストの編集主幹だったんですね。

「リーダーズ・ダイジェスト」で感動したのが、「チャリング・クロス街84番地 書物を愛する人のための本」の連載です。傘を持ったおばさんが石畳の道の上で飛んではねている挿絵が印象的でした。

■チャリング・クロス街84番地
内容はニューヨーク在住の女性シナリオ・ライター(ヘレーン・ハンフ)とロンドンの古本屋さんの20年にわたる往復書簡集です。この古本屋がまたデイケンズの世界から抜け出してきたような古本屋でした。

そんな由緒ある古本やとは知らず新聞広告を見てヘレーンは必要な本のリストを1949年に送りました。さっそく本が送られ喜んだ彼女が礼状を出し、そこから手紙のやり取りが始まります。

当時はイギリスの食料事情が悪く、彼女はたびたび肉や卵を送ります。そのせいか最初は謹厳な英国人マナーをくずさかなった古本屋のマネジャーもだんだん相好をくずし、個人的なやりとりとになりました。

お金を貯めていつかはロンドンの古本屋に行くというのがヘレーンの夢でしたが色々ありまして、20年間ついに行けませんでした。書簡をやり取りしていたマネージャも社長も没してしまいます。物語はそこで終わっています。

■後日談
後日談があるそうでついにヘレーンはロンドンの土地を踏み、この古本屋(マークス社 いまもあるそうです)を遂に訪問したそうです。

となるとリーダーズ・ダイジェストで見た、あの挿絵はロンドンに着いて古本屋を訪れたヘレーンが狂喜乱舞している挿絵だったのでしょうか?(となると後日談の方を読んだのかな)今は中公文庫から出ています。

難しかった経営情報システム

8月8日、9日は中小企業診断士・1次試験でした。1次を突破された皆さん、おめでとうございます。

2日目に行われた経営情報システムの問題が手に入ったので解いてみましたが、難しいですね。こんな細かい知識まで要求されるのかという問題もあります。 ITが得意なら経営情報システムで点数を稼ぐ手がありますが、今回はこのやり方は無理でした。難易度を上げるための措置でしょうが、ちょっとやりすぎです。

2日目に行われた中小企業経営・中小企業政策も難しかったようですが、こっちは、まだ問題を見ていません。

さて、AllAboutの記事はさっきアップしたのですが、今週締切の原稿がもう一本あるので、さあ、やろうっと!

梅田の立ち飲み屋は閑散としていました

今日は梅田でお仕事

15時過ぎに終わったので、ホワイティ梅田の地下街を通って東梅田から帰ることにしました。この地下街は食べ物屋さんが多く、ドトールコーヒやらアイスクリーム屋、そば屋、寿司屋などがずらっと並んでいます。ところどころに立ち飲み屋があるのですが、土日はけっこう混んでいますね。朝10時ぐらいから開いていて、朝から客が入っています。

いつも15時過ぎには立ち飲み屋は一杯になっているのですが、今日は閑散としています。地下街の人通りはいつもと同じぐらいありますが、やはりお盆なんですね。家族連れは、まず立ち飲み屋には入らないでしょうし。(笑)

今日はすいているじゃない!と言うことで立ち飲みの串カツ屋さんへ。

生ビールと串カツはやっぱり最高ですなあ。いつもは崩れているキャベツも山盛のままです。お客を見るとお盆も関係なしに、ずっと飲んでいそうな面々ばかりで、ネクタイ姿は私だけでした。

下鴨納涼古本まつり

今日は夏休みだ!

ということで京阪で出町柳へ。そうそう京阪電車って知らない間にきれいな車両に変わっているんですねえ。普通電車の中には機関車トーマスのペィンテイングされている車両があって、親子連れがさかんに写真を撮っていました。

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出町柳駅で降りて、まずは鴨川を渡ると賀茂川と高野川が合流する三角州が見えます。森見登美彦の「四畳半神話大系」の重要な舞台になる三角州なんですが、もちろん小説のような事件は起きず、子供が川に入って遊んでいるという、ごく普通の日常風景でした。

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なぜ鴨川を渡ったかといえば出町商店街へ行くためです。目的は「ふたば」の豆餅で、京都で仕事をしていた頃はよく買って帰りました。さてお盆の土曜ということもあって、店の前はすごい行列。いつもの2倍はあります。ガイドブック片手の観光客も多いですね。15分ほど並んで無事に豆餅をゲット。

続いて下鴨神社へ。今日は京都古書研究会の下鴨納涼古本まつりです。世界遺産にもなっている糺の森の「奈良の小川」沿いに古本屋のテントがずらっと並んでなんとも摩訶不思議な雰囲気の古本市です。

知恩寺や大阪天満宮など寺の境内での古本市は珍しくありませんが、平安京ができる以前からある神社の森での古本市というのは趣がありますね。実際、すぐ近くに「奈良の小川」の古代祭器跡があります。

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さて古本市です。木陰なんですが暑いですなあ。会計係の店主の中には団扇片手にビールを飲んでいるのもいます。(笑)浴衣姿がチラホラというのは何とも京都らしいですね。

なんにせよ出店が多く、「こりゃ見るだけで一日かかるな」という声が聞こえてきます。さすがに一日はかけられないので、端からざっと棚を見ていきます。時たま本のタイトルが目に飛び込んでくる時があり、その時だけ丁寧に見ると大体は探している本のジャンルですね。

「夜は短し歩けよ乙女」に登場するような古本の神様は登場しませんが、ヨタヨタ歩きながら本を探しているご老人がいました。本を買っても生きている間に何冊読めるのというようなご老人です。でも、私もあの歳になっても古本市に行っていそうだなあ。

四日市へ

朝、大阪から三重へ行こうと駅へ行くと、いつもの電車が来ない。今日は土日ダイヤになっていました。あら~っと思ったら、いつもより3分遅い電車がきて、乗ると三重にはいつもの時間に到着。朝早いので、すいていました。

支援センターは職員の半分ほどは盆休みで閑散としています。企業からの電話もなく、秋にIT経営応援隊のセミナーを予定していますので、その準備をしていました。

昼から四日市商工会議所へ。定例のIT窓口相談ですが、さすがに来られる事業者はいませんでした。四日市から大阪へ戻ってきたのですが、朝と違って、電車は親子連れなどで一杯。いいな~あ、私の休みは明日だけなんです!

すいた電車で名張へ

今日は名張にある企業さんへ。

近鉄の急行に乗っていきましたが、すいています。ほとんどガラガラです。途中、駅で特急に追い抜かれるのですが、特急は家族連れなどで満員でした。近鉄もドル箱の特急で稼いでいますね。

さて訪問した企業は昨日から日曜まで盆休みに入っています。従業員も誰もいない、こういう時期なので落ち着いてご相談をということでした。「明日からの盆休みどうするんですか」と聞いたら、墓参りに行く他は経営品質の本を読んで、勉強するということです。すごい社長さんですなあ。

帰りの近鉄電車も、いつもは通勤ラッシュの時間帯で一杯なんですが、すいていました。