佐紀城の横に御前池があるのですが、対岸にあるのが超昇寺城。室町時代に作られたようで戦国時代は筒井方、松永久秀方の争いに巻き込まれ松永方についたり、筒井方についたり大変だったようです。
大和西大寺駅からみると佐紀城も少し高台になっていますが超昇寺城は、それ以上の高台になっています。佐紀城は超昇寺城の出城だったのではという説もあります。
佐紀城を見てから対岸の超昇寺城へ行きましたが、こちらは竹藪だらけ。外から見たら森にしか見えませんが中には土橋、空堀、郭、土塁、櫓台が残っていました。ただし竹藪の中を押し入らないといけないので、大変。けっこう大きな城で、現在は住宅地になっているところも郭だったようです。まあ、スーツ姿で行くところではありませんなあ。
藪が大変なので、この手の城へ行くのはしばらく無理ですねえ。はやく寒くならないかなあ。
宗右衛門町で総会
大極殿から徒歩3分のところにあると佐紀城
平城京跡には時々行っているんですが、まさか大極殿から徒歩3分のところに城があるとは知りませんでした。専門家派遣の後に時間があったので西大寺駅から歩いて行ってきました。
場所は大極殿のちょうど北側。平城京時代の柱跡が植木で再現されているのですが、その北側に佐紀神社があります。ここが佐紀城跡。あまり大きな城ではないのですが社殿があるところが郭で、櫓台らしきものの跡や空堀跡がありました。室町時代に作られた城です。
神社のすぐ南が佐紀幼稚園で、ここから大極殿がよく見えます。ちょうどお迎えの時間帯のようでお母さん方が子供を迎えに来ていたのですが、ヘンなおじさんがヤブなどを熱心に見ているので不審に思ったでしょうねえ。ヤブの奥に空堀があるんです。
それにしてもさすがは奈良ですね。奈良公園の中にも城があったし、平城京跡のすぐ近くにもあるんですね。
建設業経営研究会
津駅前のアスト津で三重県中小企業診断協会・建設業経営研究会が開催されました。
ベルばらの演出は長谷川一夫
支援機関で窓口相談をしていますと、いろいろな業種の方が来られますので、相談者の話を聞いているだけで雑学が増えていきます。まあ役得みたいなもんです。
本日は三宮にある、ひょうご産業活性化センターで窓口相談。さすがは兵庫、地元のタカラヅカのビジネスのお話しでした。いろいろと話を聞いていたんですが、空前の大ブームになったベルばら(ベルサイユのばら)ですが初演の演出をしたのが俳優の長谷川一夫だったんですね。長谷川一夫と言えば、往年の大スターで時代劇などによく出ていました。
なんで長谷川一夫なんだろうと思ったら、長谷川一夫の所属は東宝。東宝って東京宝塚の略で、作ったのは小林一三。そう阪急の創業者でタカラヅカを作った人物です。こんなとこでつながっていたんですねえ。
また宝塚には古墳がたくさんあり、その中に宝塚と呼ばれる古墳があったのが知名の由来のようです。
赤福2個入り
本日の午後は伊勢商工会議所でIT窓口相談
お昼休みに伊勢商工会議所の近くにある外宮へお参りに行ってきました。連休が終わったので少ないかなと思ったら、けっこうな参拝客。さすがに拝殿に入るのに並ぶほどではありませんが団体客など多かったですね。
今年のゴールデンウィークは遷宮効果のせいか伊勢神宮への参拝客が昨年の1.5倍になったそうです。期間中はごった返していたんでしょうね。
写真は伊勢商工会議所においてあるお白石持行事用の山車。新しい御正殿の敷地に敷き詰める「お白石」を奉献する儀式で、特別神領民によって7月~8月に行われます。
帰りに宇治山田駅の赤福のお店によると折り箱のほかに2個入りを売っていました。3個入りパックは知っていたんですが2個入りがあったんですね。ちゃんと赤福をすくうヘラも入っています。2個で220円。20個入りは1700円なので1.3倍ほど割高です。(笑)
そんなに数は食べられないし2個ぐらいがいいですね。
赤福のホームページを見ると銘々箱というそうで、平成16年10月から発売しているそうです。宇治山田駅、伊勢市駅の赤福売場で今まで見たことなかったんですが、気がつかなかっただけかなあ。
▼銘々箱
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昇先生
先日、小野 元裕さんの結婚式に出席した時に隣に座られたのが昇先生。久しぶりにお会いしました。
昇先生は産婦人科医で、知的生産の技術研究会・関西を立ち上げた頃、よく参加されていました。笑いがもたらす健康への効果を研究され、現在は「日本笑い学会」副会長、「元気で長生き研究所」所長として 全国を講演活動中です。
提唱しているのがPPK活動。ピン、ピン、コロリで寝たきりなど介護のお世話にならず元気でがんばって、そのまま逝くという活動です。ガン患者15名とともにモンブランや富士登山に登るような活動もしています。
今度、漫画に登場すると聞いたので、「ビッグコミック オリジナル(5月20日号)」を買ってきました。釣りバカ日誌や三丁目の夕日が連載されている漫画です。「ひよっこ料理人」の巻頭に登場していました。いやあ、本人にそっくりですね!
神戸の大都会にある花隈城
ひょうご産業活性化センターで窓口相談。
お昼休みに三宮駅からJR沿いに元町駅の方へ歩きました。元町駅の途中ぐらいから2階建分ぐらいの思いっきり坂になります。ずっと高台になっていて、少し行くと花隈公園。片道20分ぐらいですね。吉野家の牛丼を食べたらぴったし1時間でした。
花隈は鼻隈と言ったそうで、六甲山の丘陵が海に突き出ている様子を「鼻」と言ったそうです。ここが花隈城跡。誰が築いたかは分かりませんが織田信長が毛利氏対策として荒木村重に命じて築城させたようです。本丸、二の丸、三の丸まであった大きな城で元町駅あたりはずっと城でした。
荒木村重が織田信長を裏切って有岡城の戦いが起きます。来年の大河ドラマが黒田官兵衛ですが、荒木村重を説得に行った黒田官兵衛ですが、うまくいかず、城の中に幽閉される事件が起きた戦いです。
花隈城も荒木村重の支城でしたので、織田方に攻められ落城。その後は兵庫城が海沿いに作られ花隈城は廃城になりました。城跡といっても碑しかなく模擬石垣や模擬天守があるだけです。ですが、けっこうな高台ですので、今はビルで見えませんが当時は海もよく見えたでしょうね。神戸ポートタワーの先が見えていました。
EU統合の父の母は日本人
知的生産の技術研究会から出ている機関誌。
巻頭は毎年、開催されている寺島実郎氏(多摩大学学長、三井物産戦略研究所所長など)の講演録「日本の進路はどうあるべきか」。寺島氏にはよくテレビのコメンテータなどで登場されているので、ご存じの方も多いでしょう。寺島氏には知研の顧問にも就任いただいていて毎年、知研向けに講演をしてもらっています。
米国は中国、日本を本当はどう見ているかなど新聞などでは報じられない見方が掲載されていて勉強になりますね。講演の最初に司会の久恒さんが昔の寺島氏のちょっとしたエピソードを紹介しています。
寺島氏が高校生の時に政治家だった鹿島守之助氏に書いた手紙で、EU統合の父であるクーデンホーフの訳を鹿島氏がしています。本に感銘したが他の本を読むお金がないので、早い話が本の無心。感激した鹿島誌から返事が返ってきて、いろいろな本が送られてきたそうです。
EU統合の父であるクーデンホーフですが明治時代にお父さんが駐日大使として日本に赴任しており、この時に芸者だった青山光子を見染めて奥さんにします。ゲランの香水に「ミツコ」がありますが、この名前の由来となりました。EU統合の父のお母さんは日本人だったんですね。
鹿島守之助氏の孫が鹿島建設の副社長で中曽根康弘氏の娘婿の渥美氏。高校生の時、おじいさんにこんな手紙を出したと言ったところ。おじいさんの秘書が存命でこの手紙が出てきて現在は寺島文庫に入っているそうです。
去年の12月に知研関西25周年記念セミナーで梅棹忠夫先生の秘書を長く勤められた三原さんにセミナーをしていただいた講演録もおさめられています。
余分が5冊ほどありますので、次回の知研関西セミナーへもっていきますので先着順でどうぞ!
次回は「おもしろい商品は売れ続ける~ロングセラーは笑いを取れ~」
日 時:2013年5月24日(金)18:55~20:40
場 所:大阪産業創造館 6階会議室B
講 師:30円にこだわるコドモ菓子(駄菓子)専門メーカー
オリオン株式会社 取締役企画部長 高岡 五郎氏
▼詳しくは
http://
10年前に頼んだお酒が届く
今から10年前の2003年、奈良の造り酒屋「梅乃宿」が110周年記念で始めたのが「悠久の雫」というプロジェクト。
梅乃宿の大吟醸を10年間、冷蔵貯蔵にて保管する、つまり古酒を作るプロジェクトで250本限定。ちょうど独立して1年たった頃で、いきつけの地酒屋さんに行ったら、こんなプロジェクトがありますよと教えてもらい、さっそく申込。
10年たっても独立して、しっかりやっているかなと未来の自分にエールを贈るためにネームプレートには「水谷IT支援事務所 開業12周年記念」とつけて保管してもらいました。
さて梅乃宿も120周年を迎え、連絡があり、お酒が手元に届きました。結局、10年独立しながらなんとかなりました。支えていただいた皆々様に感謝しながら乾杯!