1024はキリがよい数字

iine.jpgコンビニで精算すると時たま合計が1、024円になります。

おお、キリの良い数字だ!と思った、あなた。
あなたは絶対にIT業界の人間です。

コンピュータの基本は電源のオンオフですので0と1に置き換えて2進数が使われます。2の2乗は4となり、3乗は8、ずっと続けると2の10重が1024です。ですので、1024はIT業界にとり、とってもキリがよい数字。

同じように256もキリがよいですねえ。256という数字を見て、「にごろ」と呼んだら絶対に間違いがありません。ケンミンショーで隠れ県民の見分け方というコーナーがありましたが、隠れ業界の見分け方ができそうです。

※2進数には関係ないのですがAllAbout「企業のIT活用」最新ガイド記事をアップしました。今回はフェースブックのお話ですので、ぜひお読みください。
→ Facebookでばれる企業のレベル

桑名駅(JRと近鉄の共同使用駅)

kuwana201110.jpg昼から桑名駅前にある桑名商工会議所へ行って企業さんの相談にのっておりました。

帰りは桑名駅から近鉄で帰ってきたのですが、この桑名駅はJR東海と近鉄の共同使用駅になっています。大阪の難波駅は近鉄と阪神電車の共同使用駅になっていますが、これは相互接続しているからで、同じような駅は全国にあります。

違う路線が交わる場合、東京の品川駅はJRと京急がくっついていますが間に改札があります。三重県の場合、なぜか間に改札がないJRと近鉄の共同使用駅がたくさんあり、桑名駅、津駅、松坂駅、伊勢市駅、鳥羽駅の5つあります。大きな表玄関側の改札をJRが管理し、裏側を近鉄が管理していることが多いのですが、どちらの改札からも乗ることができます。相互接続駅以外でこんなシステムになっているのは珍しいですね。

三重県人にとっては当たり前ですが、他ではあまり事例がないので津駅のJR側改札で、近鉄の切符を出しながら、「これで改札通るんでしょうか」とよく駅員に聞いている旅行者を見かけます。

三重県には富田駅(近鉄と三岐鉄道)も改札なしの共同使用駅になっています。

朱雀門(平城京)

suzakumon201110.jpgJR奈良駅から関西線で伊賀の企業さんへ

帰りに平城京跡をのぞいてきました。近鉄の車窓からいつも見ているのですが、歩くのは久しぶりです。夕方で施設などは全て閉まっていますので、とりあえず朱雀門へ。朱雀門の前には朱雀大路が復元されており、幅は70mで、大宮通りまで220m続いています。実際に立ってみると実に幅広いです。

朱雀門から大極殿一帯では去年、平城遷都1300年祭を行いましたが会場跡はすっかり片付いていました。復元された遣唐使船はそのままで、平城京歴史館はまだ営業しているようです。平城京の中心地が大きな公園として残っているのはいいですね。

枚岡神社 秋郷祭 チョウサジャー

hiraoka2011.jpg枚岡神社 秋郷祭
♪チョウサジャー、アッヨッサ、チョウサジャー♪
毎年、10月14日(宵宮)と15日(本宮)に枚岡神社で行われるお祭です。曜日固定ですので平日になることが多く、付近の会社は基本的に休み。学校は一応やありますが、担ぎ手の子供は「先生、祭りやから早退するよ」と先生に言って、先生も黙認です(笑)

旧枚岡市の各町から20台以上の布団太鼓が繰り出します。枚岡に引っ越してくるまでこんな勇壮な祭りがあるとは知りませんでした。私の家の近くは宝箱(ほうそう)地域で大太鼓と小太鼓があり、ウチの息子共も小さい時は太鼓台に乗り込んで太鼓をたたいていました。今年はウチの奥さんが自治会の役をやっているので炊き出しやら大変でした。

祭りは布団太鼓ですが、江戸時代までは岸和田と同じ「だんじり(地車)」。一の宮に集結して神社まで坂を登りますが、けっこう急峻なため明治のはじめに安全のため布団太鼓になったそうです。枚岡から八尾にかけて古代は物部一族の土地で、物部系の神社が多く点在しています。枚岡神社もめちゃくちゃ歴史が古く、ここの神様を勧請して平城京の春日大社ができましたので元春日とも呼ばれています。

東高野街道にある一の宮に集結した太鼓台が坂を登り、難関の枚岡駅超えをします。近鉄・奈良線の枚岡駅から急な坂になっており踏切を越えてこの坂を上がり切るのが大変。しかも電車の合間を抜けて通らないといけないので大変です。祭りのある2日間、近鉄電車はこの一帯だけ全て徐行になります。今年は本宮が土曜日にあたってラッキーで、枚岡駅周辺でずっと見ておりました。

→ 枚岡駅横の踏切を通過する出雲井・鳥居 太鼓台

→ 枚岡駅踏切超えて急坂へ 宝箱 太鼓台

→ 枚岡神社 宮入り 客坊 太鼓台

「月刊総務」2011年11月号に執筆しています

月刊総務
株式会社ナナ・コーポレート・コミュニケーションが発行している「月刊総務」11月号に執筆しておりますので、機会がありましたらぜひご覧ください。ジュンク堂や旭屋書店など大きな本屋には置いてあります。「月刊総務」は創刊45周年になる老舗雑誌で、総務部門に的を絞っています。
執筆内容は「クラウドの導入から継続運用まで」で後ろの方P65~P76まで12ページにわたって記載しております。クラウドについて分かりやすく書いて欲しいと依頼があり、久しぶりにけっこうな字数を書きました。

シロモチくんとイシキリン

siromoti201110.jpg「ゆるキャラグランプリ-2011」というイベントが行なわれています。

1日に1回答票ができ、全国のゆるきゃらの順位を決めようという催しです。三重県からは10のゆるキャラがエントリーしています。

・シロモチくん(藤堂高虎の旗印)

・藤堂とらまる(藤堂高虎)

・ゴーちゃん(お江)

・ゆめはまちゃん(桑名の蛤)

・モー太郎(モー太郎弁当 松阪の駅弁)

・つつみん(津餃子)

は知っていますが、他の4つは知らないなあ。北海道の名付け親・松浦武四郎のゆるキャラ「たけちゃん」まであるんですねえ。

私の地元のゆるキャラである東大阪のイシキリンは、今回も強くって現在6位。大阪からは12エントリーしていますがイシキリンしか知らないな~あ。さすがに滋賀の「ひこにゃん」は入っていません。

津にいる時はせっせと「シロモチくん」に投票し、東大阪にいる時は「イシキリン」に投票します。でも、熊本の「くまモン」強いなあ。

▼ゆるキャラグランプリ-2011 シロモチくん
http://www.yurugp.jp/yuruchar.php?id=11&uk=

シャネルと甲冑

yoroi201110.jpg雨の水曜日です。そういえば昔、「雨のウエンズデイ」という歌がありました。懐かしいなあ。

三重県産業支援センターの帰りに津にある老舗百貨店「松菱」へ。産業再生機構によって再生支援された百貨店なんですが、平日の雨ということもあり店内は閑散としていました。お客さんより店員の方が多かったですね。

松菱の1階のエレベータ下に甲冑が7つ並んでいました。一番奥は特徴的な藤堂高虎の甲冑(唐冠 大脇立兜具足)。これら全てが手作りなんですから、すごいですね。

NPO三重ドリームクラブが行っている手作り甲冑教室の作品で、今週の土日に行われる津まつりで使われます。高虎時代絵巻という1608年の安濃津城入城をモデルとした行列があり、早い話がコスプレです。

それにしても甲冑が置いてある松菱1階は化粧品売場で、すぐ隣がシャネル。化粧品と甲冑という意外な取り合わせになっています。まあエレベーター下というデッドスペースなので仕方ないのですが。

コンビニ配送は大変!

sindan201110.jpg今日の夜は津駅前で中小企業診断協会・三重県支部の企業診断研究会。IT活用による経営革新事例と運送業界の業務改善事例がテーマでしたが、運送はコンビニ配送の話で面白かったですね。

コンビニに配送トラックが止まっていて納品しているところを見かけますが、あの車両はコンビニチェーンのものではありません。車両にコンビニ・
マークが書かれていますが、配送センターを管理している事業者から委託された運送業者の車です。車の目立たないところに有限会社何とかなど社名が書かれて
います。小規模事業者が多く、本日の事例は弁当ばかり1日3回輸送している事業者の事例でした。

コンビニ店舗へは弁当、雑誌、冷凍、常温(酒、缶コーヒ)など分類によっていろいろな便があり、1日に何回も配送が行われます。運送事業者は配送
センターで店ごとにピッキングして車に乗せて、5~8店舗を配達しますが標準時間が決まっており決められた時間より早く着くとペナルティになります。弁当
の廃棄が終わってないのに新しい商品が並んでは駄目など、いろいろ理由があるそうで反対に交通渋滞の遅延があるので遅れるのはある程度、認められていま
す。ただしあまり遅いとフランチャイズ契約している店主からクレームがとんできますので、やはり標準時間に収めないといけません。

車両にはタコグラフやGPSが積まれていますので、どこで休憩していたかもばっちり分かります。大変な世界ですね。単純に運べばよいという世界ではないので、半分ほどは辞めてしまう業界なんだそうです。

桜島が噴火

201110sakura.jpg親戚の結婚式で鹿児島へ。

新大阪から鹿児島中央へ「さくら」で移動。座席が4席でいいですねえ。せっかく鹿児島まで来たので仙巌園へ。昔は磯庭園って言っていたのですが名前が変わったんですね。島津家の反射炉などがあります。

タクシーでホテルに向かう途中で桜島が噴火。

風向きが逆なので市内に火山灰は流れていませんが、先週は市内に積もり大変だったそうです。粘着性が高いため雨が降っても流れないそうで、鹿児島では月に1回、火山灰をいれるための袋が10袋配られるそうです。

たま電車

tama201109.jpgせっかく和歌山まで行ったので、たま電車に乗って来ました。正式には和歌山電鐵・貴志川線です。

和歌山駅から終点の貴志駅まで30分ほど、片道360円です。稲刈りしている田園地帯を2両編成の電車が走ります。乗った電車はイチゴ電車で電車の中はイチゴの装飾だらけ。平日なので電車に載っている観光客はチラホラ程度で、後は途中で乗り降りする地元の人です。

さて貴志駅に着きましたが駅がネコ型になっている以外は何もないところですね。タマ駅長はガラスの向こうの座布団の上でぐったり寝ていました。帰
りの電車を待つ間、駅舎の中には喫茶コーナーで巨峰ジュースを。喫茶で座っていると次々と観光客が「タマだ~あ」と入ってきます。みんな、車で来ているん
ですねえ。

猫一匹でこれだけの観光効果があるとはすごいなあ!三重県の北勢電鉄や伊賀鉄道も動物駅長でがんばらないと。JR予讃線・卯之町駅まうさぎ駅長なので、やっぱりポチ駅長かなあ。