中小企業診断協会 忘年会

 
津駅前のアスト津で中小企業診断協会・三重県支部の研究会。百五経済研究所の中畑主任研究員に「平成23年度の日本経済の見通し、三重県経済の見通し」というタイトルでお話いただきました。

三重県は製造業が伸びており、特に東芝半導体工場がまもなく稼働することから素材を提供する事業者の立地などが増えているそうです。またシャープも亀山工場にテレビを集約(堺は太陽光発電のパネルが中心)しているため製造業の出荷額は増える勢いです。ただ懸念材料もあり、3年先には海外に建設中の自動車生産工場が立ち上がるため、どうしても現地調達が中心になるため、量産品を作っている県内中小企業は打撃をうけそうです。

観光分野では車での流入が10%ほど増えており、原因としては津から東紀州にかけての高速無料化、第二名神の影響のようです。ただし宿泊ではなく日帰りが多いため、回遊があまりなく人は多いが金は落とさない状況になっています。

さて研究会の後は忘年会。三重は車社会なのでいつもは研究会が終わると解散ですが、年末だけは忘年会を開催しています。私にとって、これが第三段の忘年会ですね。

鴻池新田会所へ

 
kounoike201012.jpg仕事で鴻池新田駅へ。昼休みに久しぶりに鴻池新田会所をのぞいてきました。鴻池新田駅からすぐです。

以前は春と秋の公開で無料でしたが、すっかり整備され入場料が300円になっていました。立派なパンフレットもあり、説明板も充実しています。

鴻池新田会所とは大和川の付け替えによってできた鴻池新田を監督した役所です。この付け替えによって砂がたまり、堺の港が駄目になってしまい戦国時代から続いた堺の栄光がついえてしまいました。

鴻池家が新田開発をしましたので、その拠点でもありました。蔵などが並びますが母屋の台所がすごい広さですね。大勢が働いていたのでしょう。会所の周りの堀も残っています。本屋や米蔵などは重要文化財になっています。

鴻池家の先祖は戦国時代の武将・山中鹿之助で、明治になってからは堂島両替所となり、三和銀行から現在の三菱東京UFJ銀行になっています。

赤福 今年最後の朔日餅

akafuku201012.jpg12月1日です。もう師走なんですね。ほんまに月日の経つのは早いものです。
津の実家に行くと赤福の朔日餅がありました。暦の上では12月は大雪なので、朔日餅は大雪という名前の餅。

もろこしの粉入りのお餅で、化粧した大地に見立てた餅になっています。縁起モノなんで1個食べましたが、甘い!
正月はさすがに年越し参りでごった返しますので朔日餅はなく、来年は2月からになります。

伊勢神宮の初詣、今年は87,000人増の49万人でしたが、式年遷宮がだんだん近づいているのとパワースポットで女性の参拝客が増えていますので、来年の初詣はさらに増えそうです。

東西狂言会

昨日の夕方、あきないえーど(大阪産業創造館)で経営相談を担当していたのですが、話がはずんで1時間の予定が大幅に時間オーバー。あわてて電車に飛び乗って河内永和駅へ。18時からの東西狂言会にギリギリで会場入り。

kyougen201011.jpg東西の狂言師が集まっての贅沢な会。主催は大阪樟蔭女子大学で22回目です。見たのは初めてですが人間国宝が2人も出るというめちゃくちゃ豪華な顔ぶれですが、しかも無料での開催(整理券が必要)。

大阪樟蔭女子大学・客員教授が木村要氏(狂言師)で、まず解説なんですが、これが言いたい放題。「本当は20分解説する予定だったが人間国宝の野村萬氏が東京へ帰らないといけないので5分にせよと言われた。」などと舞台裏を暴露。(笑)西の狂言前にきっちり15分間解説していました。

【東】
呂蓮(ろれん) 野村萬、野村万蔵、小笠原匡
宿のない法師を泊めていろいろと話を聞いているうちに亭主が感激して弟子入りし頭を丸めてしまいます。怒ったのが奥さんでドタバタになります。

【西】
栗焼(くりやき) 茂山千作、茂山千三郎
人間国宝・茂山千作氏はさすがに足は動きませんが、声はよく通ります。終始、座っての狂言で座(the)狂言と銘打っていました。焼き栗を作れと主人に言われた太郎冠者が、誘惑にまけず全部食べてしまいます。主人への言い訳が見どころ。それにしてもお元気ですねえ!

鈍太郎(どんたろう) 茂山千之丞、茂山正邦、茂山童司
久々に京都へ戻ってきた鈍太郎と本妻、愛人とのドタバタでめちゃくちゃ面白かったですね。

なかなか贅沢な狂言でした。

ワン・ストップ・サービス・デ(四日市商工会議所)

yokaiti201011.jpgワン・ストップ・サービス・ディとは各専門家が1ケ所に集まり、事業者のいろいろな相談に対応する日で、リーマンショックによる不況が始まった昨年度から始まりました。各都道府県で行われています。

10月8日は津の三重県産業支援センターで行われましたが、今日は四日市商工会議所での開催。

相談時間は10:00-16:00で9:30から説明会。中部経済産業局から概要や流れの説明がありました。金融、経営、知財など各専門家が20 名出席して控室で待機。相談室は別にあり、受付から呼ばれるのを待ちます。でも今日は相談者は少なかったですね。結果的に私の担当分はゼロ。

去年も四日市商工会議所でワン・ストップ・サービス・ディが行われたのですが、この時はパソコンを持っていき内職しようと思っていたら朝から相談の連続で、結局内職ができず、そこで今回はパソコンを持っていかなかったのですが持っていったらよかったなあ。

結局、知り合いと、ずっとだべっていました。(笑)

満員の箕面

minoo2010111.jpg紅葉を見に行こうと奥さんと阪急電車で箕面駅へ。宝塚線に乗ったのは久しぶりでした。

駅を降りると商店街はすごい人。この人の列は結局、箕面の滝までずっと続いていました。駅から滝までは2.5kmほどなので30分ほどあれば着きますが、犬の散歩しながら歩いている人や乳母車、子供づれなど様々で列はゆっくり動いていきます。結局滝まで1時間ほどかかりました。

 

minoo2010112.jpg滝のあたりもすごい人でラッシュのよう。でも一番混雑していたのはトイレですねえ。目的の紅葉は緑、赤、黄のコントラストがきれいでした。

なんでも相談会(桑名商工会議所)

桑名商工会議所
なんでも相談会に出席するために桑名へ。
相談会はお昼からでしたので会場近くの魚利食堂へ。典型的な一膳めし屋です。まずは、ご飯、少々(種類:大、中、小、少々)と豚汁を頼んで、ケースに入っているおかずを取って席につきます。帰る時に清算。これが神業というぐらい瞬時におばちゃんが計算します。本当にあっているんかいなあ(笑)
各地の商工会議所で法律相談から労働、融資、はては地デジの相談までできる「なんでも相談会」が開催されています。今日は桑名商工会議所主催で場所は桑名メディアライブのホールでした。経営・IT相談を担当。
先日の松阪商工会議所では相談が1件だけでゆっくりできましたので、今日もゆっくりできるかなと思ったら、知り合いの経営指導員が経営めいた相談なら次々と相談者を送りこんできてトイレに行く暇もない状態に。裁判がらみの会社分割の話からペールー人の創業相談までバラエティーに富んだ相談でした。なかなか面白かったです、

膳所城から瀬田の唐橋へ

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京都橘大学の講義を終え、スクールバスで山科駅へ。京阪電車に乗り換え逢坂山を超え浜大津駅へ向かいます。浜大津駅周辺では道路の真ん中を走る路面電車になります。関西ではだいぶ少なくなったので懐かしいですねえ。浜大津駅から2両編成の昔ながらの京阪電車に乗り換え、膳所(ぜぜ)へ。駅から少し歩くと琵琶湖があります。

この琵琶湖に突き出したようにあったのが膳所城。関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康が、関ヶ原の合戦の舞台となった大津城をやめて東海道のおさえとして膳所城を作りました。当時は琵琶湖に城が映り、名所だったようです。明治になって廃城となり、現在は公園になっていますが、碑以外は残っていません。
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近くの神社には城の門が移築されていました。

なにもない膳所城から琵琶湖沿いを歩いてずっと南へ。琵琶湖沿いにずっと散歩道が整備されていて、なかなか快適ですね。ランニングしている姿や琵琶湖をカヌーで漕ぐ姿が見られます。

だんだん琵琶湖が狭まり、やがて瀬田川になります。瀬田川は宇治あたりから宇治川になり、やがて淀川になって大阪へ向かいます。瀬田川を進み、 JRなどの高架を過ぎていくと瀬田の唐橋があります。東海道新幹線から見える島にかかる2つの橋です。現在の橋の位置には織田信長が移したそうで、古代はもう少し新幹線寄りにありました。

壬申の乱では瀬田の唐橋が最後の激戦地に。この橋を落とされたら一気に大津京ですので、大友王子側も必死だったでしょう。京都を守る要所でもありますので、それ以降も戦いの舞台となっています。

お茶の花

matu2010112.jpg夜、中小企業団体中央会主催の桑名セミナーを終わってから中央会の車に乗せてもらって津へ戻る途中に携帯に電話。

「水谷さん、ホームページが消えてしまった!」
「消えたって、どういうこと?」

なんか操作しているうちにおかしくなって、ホームページそのものがサーバーから消えてしまった模様。しばらく電話で、これ調べてとかやっていましたが、ラチがあかないので
「明日、行きます!」
matu2010113.jpg大阪に帰らず、津に泊って正解でした。

朝、阿漕駅からJRに乗って出発。阿漕駅は無人駅なので社内で切符を買おうと車掌さんを呼び止めると後ろに車掌さんが5名ほどいて発券の手続きを見ています。新人研修なんですねえ。帰りに近鉄に乗ったら運転手の横で指導の腕章をつけた指導員が同乗していました。

さて松阪駅から飯南町へ。
とりあえずバックアップがあったのでFTPを使って復活。エラーによって検索順位が下がるはずなのでGoogleウェブマスターツールでサイトマップなどを送信。これでちょっとはましでしょう。飯南町は深蒸し茶の産地なんですが、茶畑を見ると白い花が咲いています。

お茶屋さんに聞いたら、この時期になると直径3cmくらいの白い花が咲くそうです。お茶の木も花が咲くんですねえ。

三重県電話発祥の地(桑名)

kuwana2010111.jpg午後、桑名へ

桑名の街を歩いていると三重県電話発祥の地という碑を発見。桑名が一番最初だったんですね。

七里の渡し(昔の東海道は愛知県の熱田神社あたりから船で桑名へ向かいました)の上陸地一帯はずっと工事していたのですが、きれいな遊歩道にすっかり様変わり。なかなかおしゃれになっています。

七里の渡しの鳥居は伊勢神宮の遷宮時に古い社殿の木で
kuwana2010112.jpg建て直されます。ここから伊勢の神様の土地になるということを示す一の鳥居です。

さて桑名の企業をまわってから、夜に事業協同組合でホームページのセミナーをして津へ戻ってきました。