下鴨納涼古本まつり

simo2010081.jpg近鉄&京阪で出町柳へ。まずは賀茂川と高野川の合流地点の三角地帯を通りすぎて出町商店街へ。日曜の朝ということで「ふたば」の行列は10人ほど。並んで豆餅をゲット。

下鴨神社で出かけて糺の森に拡がる下鴨納涼古本まつりへ。朝からひと雨ふったので、ブルーシートがかかったお店が多かったですね。おまけに蒸し暑い。ウチワを持っていって正解でした。端からざっと見ていきますが、出店数が多いので疲れますね。

さっと一通り見てから下鴨神社へお参り。「みたらし団子」発
simo2010082.jpg祥の地の「みたらし社」から小さな道を出ると参道横に森の中を通る小道があり、縄文時代の祭祀遺跡が残っています。ここが「奈良の小川」の源流。いつ行っても観光客はいませんね。

さて、奈良の小川沿いに歩いて、また古本まつりの舞台へ。帰りもざっと見ていきます。「夜は短し歩けよ乙女」に登場するような古本の神様は今回も登場しませんでした。

 

simo2010083.jpg入口に茶店があり、たまらずビールを注文。生きかえりますなあ

下鴨納涼古本まつり

今日は夏休みだ!

ということで京阪で出町柳へ。そうそう京阪電車って知らない間にきれいな車両に変わっているんですねえ。普通電車の中には機関車トーマスのペィンテイングされている車両があって、親子連れがさかんに写真を撮っていました。

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出町柳駅で降りて、まずは鴨川を渡ると賀茂川と高野川が合流する三角州が見えます。森見登美彦の「四畳半神話大系」の重要な舞台になる三角州なんですが、もちろん小説のような事件は起きず、子供が川に入って遊んでいるという、ごく普通の日常風景でした。

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なぜ鴨川を渡ったかといえば出町商店街へ行くためです。目的は「ふたば」の豆餅で、京都で仕事をしていた頃はよく買って帰りました。さてお盆の土曜ということもあって、店の前はすごい行列。いつもの2倍はあります。ガイドブック片手の観光客も多いですね。15分ほど並んで無事に豆餅をゲット。

続いて下鴨神社へ。今日は京都古書研究会の下鴨納涼古本まつりです。世界遺産にもなっている糺の森の「奈良の小川」沿いに古本屋のテントがずらっと並んでなんとも摩訶不思議な雰囲気の古本市です。

知恩寺や大阪天満宮など寺の境内での古本市は珍しくありませんが、平安京ができる以前からある神社の森での古本市というのは趣がありますね。実際、すぐ近くに「奈良の小川」の古代祭器跡があります。

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さて古本市です。木陰なんですが暑いですなあ。会計係の店主の中には団扇片手にビールを飲んでいるのもいます。(笑)浴衣姿がチラホラというのは何とも京都らしいですね。

なんにせよ出店が多く、「こりゃ見るだけで一日かかるな」という声が聞こえてきます。さすがに一日はかけられないので、端からざっと棚を見ていきます。時たま本のタイトルが目に飛び込んでくる時があり、その時だけ丁寧に見ると大体は探している本のジャンルですね。

「夜は短し歩けよ乙女」に登場するような古本の神様は登場しませんが、ヨタヨタ歩きながら本を探しているご老人がいました。本を買っても生きている間に何冊読めるのというようなご老人です。でも、私もあの歳になっても古本市に行っていそうだなあ。

糺の森の古書市

下鴨神社の糺の森へ行ってきました。下鴨納涼古本まつりです。
新古今和歌集にも歌われた小川が糺の森に今も流れており、その中での古書市です。糺の森の木漏れ日が差し込み、なかなか雰囲気がありますね。
店が多いので端から端まで見るには、けっこう時間がかかります。こっちは慣れているので、欲しい本がありそうな棚は大体分かりますので、ざっと見 ていきます。ところが、一緒についてきた息子がそこら辺の店に入り丹念に見ているので、時間がかかることに。そんなゆっくり見ていたら日が暮れますがな! 京都らしく浴衣姿も多かったですね。
大徳寺の大仙院へ行き、ついでに今宮神社へ。もちろん「あぶり餅」食べてきました。