ナナちゃん人形

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    名古屋の待ち合わせ場所として有名なのがナナちゃん人形。けっこう古く1973年(昭和48年)、名鉄セブン館の1周年を記念して設置されました。もう41年も立っていることになります。 

    立っている場所はJR名古屋駅を出て東京側を少し行った名鉄ヤング館の前。ちょっと行くと笹島交差点で、昔の名古屋駅があった所。映画「風立ちぬ」でカブトビールの看板が出ていた駅のあった場所です。 

    季節によって様々な服や水着に着替えることで有名で、今日のいでたちは名鉄百貨店のロゴの入った服をまとい屋上ビアガーデンの宣伝をしていました。もうビアガーデンの時期なんですねえ。

名古屋城 本丸御殿

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    午前中、時間があったので名古屋城・本丸御殿へ行ってきました。公開がはじまっています。本丸御殿は昭和まで残っていたんですが空襲で天守閣と共に焼けてしましました。 

    復元が始まったのですが御殿の全部ができあがったわけではなく玄関と表書院の部分公開。第2期は対面所、第3期は上洛殿ができ、全て公開されるのは平成30年になります。 

    部分公開と言いながら、中は広いですね。総檜(ひのき)造りで、できたばかりですから廊下もピカピカ。玄関や書院には狩野派の絵師により描かれた障壁画が復元されていて、なかなか華やかです。竹に虎の構図やら、こりゃ猫かなと思ったら麝香猫(じゃこうねこ)の画もありました。 

    名古屋城内では「おもてなし武将隊」の前田慶次と兵卒の踊舞(とうま)が城内を歩いていました。名古屋は秋だというのに残暑が厳しく、この暑い中をなんぼ軽量とはいえ甲冑をつけて歩くのは「ゆるきゃら」並みに大変でしょうねえ。 

あゆち 名古屋市

1905397255_226.jpg御器所駅(ごきそ)から名古屋市新事業支援センターがある吹上方面に歩いていく途中で見つけたのが阿由(あゆち)という知名。 

「あゆち」って、まさかあの「あゆち」! 

尾張には昔から「あゆち思想」の伝説があり、「あゆち」とは海から吹いてくる幸福の風のことをさしています。万葉集には「桜田へ鶴鳴きわたる年魚市潟(あゆちがた) 潮干にけらし鶴鳴きわたる」という歌があり、愛知県の「あいち」も「あゆち」に由来していると言われています。 

作家の童門冬二氏によると織田信長はこのこの「あゆち」の風を尾張だけでなく日本全国に吹かせたいと考えていたのではないか、と考えています。後に作った安土城も「あゆち」からきているのでは述べています。 

吹上も昔は入海になっていて、風波が岸に吹き上げていたことに由来しますので万葉集に歌われた「あゆちがた」もこのあたりにあったんですかねえ。

名古屋市桑名区

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    まず最初に断っておくと名古屋に桑名区はありません。 

    昨日、桑名市郊外にある大山田団地から名古屋へ通勤している人と話をしていたんですが、近くを東名阪が走っているので団地から名古屋の栄と名古屋駅へ向かう高速バスが出ているそうです。本数はなんと名古屋地下鉄よりも多く、ラッシュ時には1時間に40本も走っています。最終バスは23:45まであります。 

    愛知県のすぐ隣にある桑名市へは近鉄やJRで20分ほどですが、団地の住人が使うのは高速バス。また買い物はバスで名古屋か、桑名郊外にあるマイカルになります。駅近くの商店街などへ団地の住人は行きません。 

    桑名市は三重県内では珍しく人口が増えている土地なんですが、地元の商業には波及がありません。商圏としては完全に名古屋市になります。ですので名古屋市桑名区。岐阜駅前の百貨店がなくなったように交通の便がよいのも考えものですね。 

    ※名古屋市に桑名区はありませんが桑名町はあります。織田家の本拠地だった清州に桑名から移り住んで、できた町が家康による名古屋移転で町ごと移ってきたようです。他にも長島町、伊勢町があります。