お伊勢さんへ

  • ise20140206.jpg

    午後、伊勢商工会議所で窓口相談だったので、お昼に商工会議所近くにある外宮へ寄ってきました。昨年ほどではありませんが、参拝客は多いですね。新旧の社殿が並んでいるのは、この時期だけです。 

    間違えている人も多いのですが、伊勢神宮は日本人の総氏神的な存在ですので、正宮では個人的なお願いをせず、その代りに日頃の感謝を神様に伝えます。個人的なお願いは同じ神様の荒魂(あらみたま)が祀られている多賀宮(内宮は荒祭宮)にお参りします。 

    荒魂ですので正宮の遷御が行われると、すぐに多賀宮の遷御が行われます。外宮には多賀宮の他に土宮、風宮がありますが、まだ遷御は行われておらず古い社殿になっています。11月~12月に遷御が行われます。 

    この伊勢神宮ですが垂仁天皇の時代に、豊鋤入姫や倭姫が今の伊勢の地に定めたということですが、実在が確認できる斎王は天武天皇の皇女・大来皇女からです。ただ雄略天皇の時代には祭祀が既に行われていて祭祀遺跡が外宮、内宮の双方から出土しています。 

    内宮は荒祭宮、近くから出土しており、どうも荒祭宮を中心に内宮全体が造られたようですね。外宮・多賀宮もえらい高台にあり、なかなか不思議な位置関係です。

賑わっている伊勢神宮(外宮)

  • ise20131119.jpg

    午後は伊勢商工会議所でIT窓口相談 

    お昼間に伊勢神宮(外宮)をのぞきに行ったら、次々に観光バスがついてガイドさんに引率された団体がドヤドヤと火除橋を歩いていました。例年、平日の昼間はわりと閑散としているはずなんですが、やはり遷宮効果は大きいですね。 

    伊勢市駅から外宮まで参道商店街になっていますが、様変わりしていました。赤福、若松屋、浜与、豚捨の新しい店舗ができたのは知っていたのですが伊勢市駅近くにも土産物屋などのおシャレなお店が次々とできていました。けっこう賑わっていました。 

    伊勢市駅は近鉄とJRの共用駅で、伊勢神宮はJRの改札口側で近鉄からは長い陸橋を渡らないといけません。近鉄のホームには外宮へ行くには近鉄の改札口ではなくJR側にまわってくださいと日本語、英語、ハングル、中国語で書かれています。 

    そこで伊勢市の次に近鉄単独の宇治山田駅を昭和6年にオープンしましたが、こっちは内宮からのバスの終着駅イメージが強いですね。宇治山田駅から外宮へ行く時間は伊勢市駅から行く時間と変わりませんが、参道商店街がなく、代わりに中部電力、伊勢商工会議所、伊勢市庁舎などが並んでいます。当然のことながら宇治山田駅から外宮へ行くという酔狂な観光客は誰も歩いていません(笑)

黄昏の伊勢神宮・外宮

昼から伊勢商工会議所でIT窓口相談

相談は2件で夕方に終わりましたので、少し歩いて伊勢神宮・外宮へ。伊勢は遷宮の真っ最中で、一昨日は新しくなった宇治橋の渡り始めがありました。外宮はまだ特に変わってはいませんね。

geku20091101.jpg

正殿をお参りしてから、坂を登って荒魂宮である多賀宮と土宮、風宮をお参りしてきました。平日の夕方なので境内も閑散としていますね。
geku20091102.jpg

外宮は豊受大神で、御饌(みけ)の神様とも言います。早い話が食べ物の神さんなんですが、この外宮にあやかって伊勢商工会議所で丼コンテストが行われました。そして、優勝したのが「どん丼火(どんどんび)」。外宮のかがり火をイメージしています。

他にもどんどんシリーズ化していこうということで、外宮丼と名前をつけようとしたら、さすがに伊勢院宮から待ったがかかったそうです。それで「御饌丼(みけどん)」になりました。なんかネコマンマみたいな名前ですなあ。

本当は外宮で1500年続く、朝夕2度神々に食事を提供する「日別朝夕大御饌祭」に由来しています。