早場米

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松阪と伊勢との間にある明和へ行ってきました。中小企業支援ネットワーク強化事業の専門家派遣です。
三重県は早場米の産地で、ちょうど稲刈りシーズン。松阪から明和にかけて稲刈りが半分ほど終わっていました。三重の早いところでは7月に稲刈りをしている所もあるそうです。日本人の初物好きから「新米」と聞くと飛びつく人が多いんですね。もっとも私も先日から新米を食べています。
初物好きということで 「目には青葉山ほととぎす初鰹」、「女房を質に入れても食べたい初鰹」なんて言葉もあります。
三重はお茶の産地でもあり全国第三位です。第一位はもちろん静岡県。
では第二位は?
第二位は鹿児島県です。南に位置しているので新茶時期も早くなり、三重の新茶などが出まわる前に新茶として全国に出まわっています。先に市場に出されると新茶の売れいきが悪くなると三重のお茶農家さんが嘆いておりました。

すっかり田植えが終わった三重の田んぼ

朝、大阪から三重へ移動。

近鉄で大阪から奈良を通り伊賀をぬけて津へむかいます。伊賀は盆地のため平野に比べると温度が低いこともあり少し田植えが遅くなります。ですが、ゴールデンウィーク中にはほとんど終わってしまいます。

早場米の産地ですので奈良なんかよりは1ケ月早いですね。和歌山との県境の紀宝町は超早場米で、田植えは3月末に行っています。

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写真の田んぼは伊賀上津駅(いがこうづ)近くにある大阪天満宮の田んぼです。神社に備えるお米を作るのでしょうが、なぜ伊賀なんでしょうね。

田植え

今日は暑かったですね。

近鉄電車もさすがに冷房が入っていました。車窓から見ているとそこかしこで田植えをしておりました。三重県は早場米の産地でゴールデンウィーク前に植えて、お盆前には収穫しています。

和歌山との県境に近い紀宝町は、超早場米で、3月後半には田植えが終わっています。あんまり早いと季節感がないですねえ。