他人事じゃない。あなたの目の前にせまる介護

  • 知的生産の技術研究会・関西セミナー。本日は株式会社コミュニケーター代表取締役の横井さんに「他人事じゃない。あなたの目の前にせまる介護」というタイトルでお話しいただきました。 

    セミナー前に届いたレジユメがパワーポイント50ページ分、別に参考資料で45ページ分の資料が届きました。これを人数分コピーするとなると持てない量になるので1ページ6枚で印刷。参加者には後でファイルを送ることにしました。100ページにわたる資料え介護が必要になった時にどうしたらよいか分かる資料で満載です。 

    介護というと自分の両親、配偶者の両親を想起しがちですが、兄弟姉妹の介護、自分自身、配偶者の介護もおそかれはやかれ出てきます。平均的に介護する期間は一人あたり14年以上。当然、お金もかかります。親には資産がどれだけあるかを聞き出し、兄弟姉妹とは介護が必要になった時の担当をどうするかを事前に話をしておかなくてはいけないなど、どう準備したらよいか、いざ介護が必要になったら、どうしたらよいか裏技も含めて教えていただきました。

うつ病にならない働き方

S10-12-02.jpg昨日は大阪産業創造館で知的生産の技術研究会・関西のセミナー。

作家の中森 勇人(なかもり ゆうと)さんにお話いただきました。愛知県経営者協会が会員企業を調査したところ「心の病」を抱えた従業員がいると答えた企業は87.7%。いまやうつ病は誰もがかかりうる普通の病気です。

「心が折れそうなビジネスマンが読む本」(ソフトバンク新書)の著者、中森さんに自身の体験も含め、うつ病の話をしていただきました。また予防法やまわりの対処法についてもうかがいました。

毎年3万人を超える自殺者が出る異常事態が続いていますが約60%がうつ病が原因と言われています。まさに死にいたる病です。

うつ病は突然発生し、気の持ちようや心の弱さで起きるものではなく、脳の中の神経伝達(セロトニン)がうまくいかなくなる機能異常によって起きます。ストレスが原因ですが、事業の失敗など悪い変化だけでなく昇進など良い変化でも発生するという話にはびっくり。環境変化がきっかけになるそうです。

発生したら、きちんと専門医の治療を受けることが一番。またストレスから遠ざかることが一番。休んだら他人に迷惑をかけるなど考え方をしないことが重要です。上司が絶対に言ってはいけない言葉が「がんばれ」で、これはさらにストレスを与えることになります。きちんと治療すれば治る病気です。ただし男性ホルモンが低下して起きるLOW症候群(テストステロン)がうつ病とよく似た症状を見せるため注意が必要。

セミナー終了後は、いつものように堺筋本町の座・和民で交流会

セミナーの様子です。
http://tiken-kansai.org/TS10/S10-12.html

開かれたセキュリティ 知研関西セミナー

月に一回、大阪で知的生産の技術研究会・関西を開催しています。
いつもは平日の夜19時~21時開催が多いのですが、珍しく土曜日に開催しました。

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土曜日開催は2年前に20周年記念セミナーをやっていらいですね。仕事の関係で平日夜、来られない人が来るかなと思ったのですが、そうでもなく、参加者は8名でした。

セミナー前に皆さんに一分間自己紹介チをやってもらう予定でしたが、5分に延長。それでも時間が余るかなと思いましたが、しゃべりたがりの人が多いので、質問などが相次いで時間オーバーしてしまいました。(笑)

セミナーは神戸で新日本警備株式会社を経営されている時田氏にセキュリティ・ポリス構想をお話いただきました。

現在のセキュリティシステムはハード中心で、高価なものになっているため、活用できるのは金持ちだけです。昔ながらコミュニティの力を使って、お金があまりかからない「開かれたセキュリティー」の提唱です。

セミナーが終わってからはいつものように交流会。時田氏は元、兵庫県警でいろいろな武勇伝など面白かったですね。

→ 開かれたセキュリティ

知的生産の技術研究会・関西4月セミナー

昨日は主催している知的生産の技術研究会・関西の4月セミナー。
SNSのようでありながら少し変わったコミュニケーションツール「マサイチネット」を紹介いただきました。セミナーの様子はこちらです。
大阪で毎月1回、いろいろなスピーカーを招いてセミナーを開催しています。知的生産の技術研究会・関西を立ち上げた頃は27歳と若かったのですが、会も20周年をむかえ私も年をとりました。(笑)