「すごプレ」魅せるPowerPointビジネスプレゼン

tiken201410.jpg昨夜は知的生産の技術研究会1月セミナー。Microsoft MVP AwardのPowerPoint部門を2011年より4年連続受賞されている河合浩之さんに「すごプレ」についてセミナーいただきました。

PowerPointを使ったプレゼンはビジネスの世界では必須ですが、箇条書きのようnスライドばかり。見ている時は分かった気になりますが、次のスライドに行った時には、もう忘れています。

印象は記憶に残りますが、プレゼンターがしゃべったことなどは記憶に残りません。そこで目指すのは記憶に焼き付き人を動かすプレゼン。

悪いプレゼンとよいプレゼンの対比など分かりやすく、たくさんのプレゼンの技を教えてもらいました。さっそくセミナーで活用しなくては!

おもしろい商品は売れ続ける

cocoa201305.jpg昨日は30円にこだわるコドモ菓子専門メーカー・ オリオン株式会社の高岡企画部長に「おもしろい商品は売れ続ける~ロングセラーは笑いを取れ~」というタイトルでセミナーをしていただきました。 

■ココアシガレット 
昭和27年、タバコのPeaceがデザインを変更し、紺色がピースコンと名づけられました。大人のマネをしたいのが子供。そこで発売されたのがココアシガレットです。ピースコンの色になっています。 

これがいまだに続くロングセラー商品になりました。一度、20円から30円に値上げする時にパッケージデザインをキャラクターに変えましたが、全然売れずに、結局元に戻しました。 

■ミニコーラ 
昔の缶ジュースと言えば、缶切り機がついていて缶の2ケ所を開けて飲むものでした。そこに登場したのがプルトップ。指で缶ジュースが開けるようになります。100円札がなくなり100円玉になった頃、ジュースの自動販売機が町に設置されます。 

子供の小遣いでジュースを買えません。そこで発売したのが缶の形をしたミニコーラ。売れましたのが、そこに届いたのが警告文。世界最大の飲料メーカーとの仁義なき戦いが始まりました。ここは「仁義なき戦い」のビデオで説明がありました。他にもクレヨンしんちゃんのチョコビ騒動もありました。

昔、懐かしい駄菓子屋さんの風景や製造工程についても見せていただきました。なんと30円の駄菓子を作る製造機械が1億5000万円! 

昇先生

nobori201305.jpg先日、小野 元裕さんの結婚式に出席した時に隣に座られたのが昇先生。久しぶりにお会いしました。

昇先生は産婦人科医で、知的生産の技術研究会・関西を立ち上げた頃、よく参加されていました。笑いがもたらす健康への効果を研究され、現在は「日本笑い学会」副会長、「元気で長生き研究所」所長として 全国を講演活動中です。

提唱しているのがPPK活動。ピン、ピン、コロリで寝たきりなど介護のお世話にならず元気でがんばって、そのまま逝くという活動です。ガン患者15名とともにモンブランや富士登山に登るような活動もしています。

今度、漫画に登場すると聞いたので、「ビッグコミック オリジナル(5月20日号)」を買ってきました。釣りバカ日誌や三丁目の夕日が連載されている漫画です。「ひよっこ料理人」の巻頭に登場していました。いやあ、本人にそっくりですね!

EU統合の父の母は日本人

tiken201304.jpg知的生産の技術研究会から出ている機関誌。 

巻頭は毎年、開催されている寺島実郎氏(多摩大学学長、三井物産戦略研究所所長など)の講演録「日本の進路はどうあるべきか」。寺島氏にはよくテレビのコメンテータなどで登場されているので、ご存じの方も多いでしょう。寺島氏には知研の顧問にも就任いただいていて毎年、知研向けに講演をしてもらっています。 

米国は中国、日本を本当はどう見ているかなど新聞などでは報じられない見方が掲載されていて勉強になりますね。講演の最初に司会の久恒さんが昔の寺島氏のちょっとしたエピソードを紹介しています。 

寺島氏が高校生の時に政治家だった鹿島守之助氏に書いた手紙で、EU統合の父であるクーデンホーフの訳を鹿島氏がしています。本に感銘したが他の本を読むお金がないので、早い話が本の無心。感激した鹿島誌から返事が返ってきて、いろいろな本が送られてきたそうです。 

EU統合の父であるクーデンホーフですが明治時代にお父さんが駐日大使として日本に赴任しており、この時に芸者だった青山光子を見染めて奥さんにします。ゲランの香水に「ミツコ」がありますが、この名前の由来となりました。EU統合の父のお母さんは日本人だったんですね。 

鹿島守之助氏の孫が鹿島建設の副社長で中曽根康弘氏の娘婿の渥美氏。高校生の時、おじいさんにこんな手紙を出したと言ったところ。おじいさんの秘書が存命でこの手紙が出てきて現在は寺島文庫に入っているそうです。 

去年の12月に知研関西25周年記念セミナーで梅棹忠夫先生の秘書を長く勤められた三原さんにセミナーをしていただいた講演録もおさめられています。 

余分が5冊ほどありますので、次回の知研関西セミナーへもっていきますので先着順でどうぞ! 

次回は「おもしろい商品は売れ続ける~ロングセラーは笑いを取れ~」 
日 時:2013年5月24日(金)18:55~20:40 
場 所:大阪産業創造館 6階会議室B 
講 師:30円にこだわるコドモ菓子(駄菓子)専門メーカー 
    オリオン株式会社 取締役企画部長 高岡 五郎氏 
▼詳しくは 
http://tiken-kansai.org/

知的生産の技術研究会・関西25周年セミナー

tiken201212.jpg1987年9月に発足した知的生産の技術研究会・関西が25周年を迎えました。1987年といえば国鉄がなくなってJRが発足した年。大河ドラマでは「独眼竜政宗」をやっていました。 

東京から八木会長に来ていただいて挨拶。その後は参加メンバーにしゃべってもらった後、昔の写真をもとに25年間の歴史について振り返りました。当然ながら皆さん、若かったですね。 

メインは国立民族学博物館 梅棹資料室 三原喜久子さんに「梅棹忠夫アーカイブズー知的生産の巨大技術のなかで」というタイトルでお話しいただきました。 

■知的生産の技術【岩波新書】 
会が生まれるきっかけとなった名著ですが1969年7月21日の初版は45000部。 
8月には3回増刷、12月には9刷となり、発刊5ケ月で26万部の大ベストセラーに現在も売れていて、90刷までいっています。梅棹先生は海外出張中でしたので問い合わせに対して秘書の藤本さんが丁寧に返事している手紙もアーアイブスに残っています。問い合わせで多かったのはB6カードが見たいという内容。今では文房具店で当たり前に売られているカードですが、この時に生まれました。 

■アーカイブズ 
写真やスケッチなど膨大な資料が残っていて例えば八木哲郎というファイルには八木代表とやり取りした封書などが全部残っています。 

フィールドノートは同じノートを使い(規格を揃える)、ノートには通し番号を記載。またノートには必ず索引をつけ、後で活用できるようにしています。ノートは50音順や発行年月日などで単純に並べ、分類はしません。 

基本は自分にも他人にもわかるように書くこと、また単語ではなくセンテンスで書き、他人が後で読んでわかるようにしなければなりません。ウーン、悪筆なんでとうていマネできませんねえ。

知研関西4月セミナー こうすりゃセミナー講師が出来る

semina2011033.jpg大阪産業創造館で知研関西4月セミナーを開催。テーマは「こうすりゃセミナー講師が出来る!企画・集客・話し方」。講師は「90日で商工会議所からよばれる講師になる方法」の著作で有名な東川氏。

セミナーが始まって、しばらくしたら講師から「せっかくですので隣の方だけでなく、なるべく多くの人と名刺交換しましょう」と10分間の名刺交換タイム
に。セミナーの場作りの大切さの実践でした。今や年間150回以上のセミナーをこなす講師から数々のノウハウをお話いただきました。

例えばメイクシュア(確かめる、念を押す)という言葉がありました。内容やタイトルを変えて4回は告知することが必要とのこと。

最初のセミナー案内はあまり見ていない、また見ても、その日に予定が入っていれば全体は見ない…。あとで予定が変わったりするので、そのタイミングでセミナー案内が届くと興味があるテーマなら集客に結びつくそうです。

知研関西のセミナー案内はメーリングリストで2回行っていますが、もう少し案内タイミングを増やしたした方がよさそうですね。他にもビジネスモールを使って見込顧客を見つける方法や、セミナーを通じた顧問先の獲得方法なども教えていただきました。

セミナー終了後は堺筋本町の座・和民で交流会。自粛ムードですいているかなと思ったら、ほぼ満席で賑わっていました。
http://tiken-kansai.org/TS11/S11-02.html