第60回 BLAST研究会

第60回BLAST研究会

BLAST研究会、2002年度に中小企業診断士・実務実習を大阪地区で受講した仲間が中心となってスタート。日本経済を吹き抜ける「一吹きの風!(BLAST)」という気持ちで命名されましたが、なんやかかんやか20年以上も続き、60回目を無事に迎えました。実は裏の目標が世界征服になっています(笑)。

毎回、自己紹介タイムがあるのですが、しゃべりたがりが多いので1人1分ルールを守らない人間が続出し時間がおすことに。昨日は珍しく時間内におさまっていました。研究会の後は本町橋横のカーニバルに移動。店を借り切って交流会です。赤ワインがなかなかおいしかったですね。

ITの変遷と今後の世界

日本システム監査人協会近畿支部でセミナーをしてきました。ITに関わることなら何でもOKというリクエストで、年齢層を聞いたら高めでしたので、「ITの変遷と今後の世界」というタイトルにしました。元ネタは「バグは本当に虫だった」(ペンコム社)です(笑)。パソコン通信世代も多いだろうと懐かしいモデムの音やWindow95発売時の秋葉原などを紹介。終わってから「TRONはどうなりました?」なんて質問もありました。

会場はドーンセンターで終わってからスタッフの方々と懇親会。天満橋駅近くにある朝2時までやっている海鮮屋台おくまん天満橋店というお店。21時過ぎでも来店するお客さんが多く、よく回転していました。店内はかなりうるさかったですね。現在は喫煙可のようですが、来年4月からあの広さなら禁煙にしないといけないので客の流れは少し変わるでしょう。

大阪中小企業診断士会・総会

昨日はシティプラザ大阪(マイドーム大阪の隣)で大阪中小企業診断士会の総会。大阪府中小企業診断協会とは別にプロコンで組織された会です。入会した頃は120~130名ぐらいでしたが今や350名ちかくに増加。別に三重県中小企業診断協会にも入っていますが、こっちなんて100名をきっていますから大阪は多いですね。大阪府中小企業診断協会は確か2000名を超えていたと思います。

総会では事業報告の議案や理事の改選などが行われ、次はお待ちかねの懇親会です。懇親会費を以前は会場で現金で集めていましたが今は事前振込に変わったしまいましたので不参加の場合は丸損になります。申しこんだからには万難を排して参加しなければなりません(笑)。なかなか料理はよかったですよ。最後は焼き飯と焼きそばの炭水化物締めでした。

合同会社 清算への道(4)

東大阪法務局

(5)履歴事項全部証明書(解散記載)を取得
申請用総合ソフトから申請して郵送もできますが時間がかかるので東大阪法務局へ行って4通取得してきました。履歴事項として清算人として自分の名前と「総社員の同意により解散」という文言が記載されていました。

(6)日本年金機構 大阪広域事務センター 郵送
協会けんぽから事業者と被保険者(私です)が抜けるので、その手続きです。
・適用事業所 全喪届
・被保険者資格喪失届
・全部事項証明書(解散登記)のコピー
・健康保険の被保険者証
をいれて送ります。

(7)東大阪税務署(国税)に会社が解散した異動届出書を提出
E-tax Web版を使ってオンラインで行います。法人設立及び異動手続きの申請・届出」に「事業年度等を変更した場合等の届出」を選んで異動届出書に記載していきます。異動後に「合同会社の清算」と記載して電子署名をつけ送付しました。

(8)中河内府税事務所
こちらはEl-Taxで行います。法人異動事項申告書に同様に記載して電子署名をつけて送付します。

(9)東大阪市役所
オンライン申請はなくサイトに法人異動届出書(Excel)があったのでダウンロードして記載。東大阪法務局で履歴事項全部証明書をとってきたので東大阪税務署、中河内府税事務所、東大阪市役所をまわって履歴事項全部証明書をそれぞれ出してきました。

【かかった費用】
清算人個人の印鑑証明書 300円
解散の登録免許税学 39.000円
履歴事項全部証明書4通 2,400円

青地城(草津)

青地城

小槻神社に接する山上に築かれたのが青地城で、平山城になっています。主郭には志津小学校が建てられたため土塁などは、ほとんど無くなっていました。ただ郭と郭の間の堀切は残っており土塁の高さは8mほど。土塁に上がってみると小さな郭も残されていました。他にも堀跡などがしっかり残っていました。

青地城を造ったのは青地氏で古代、近江国栗太郡を支配した土豪・小槻氏が鎌倉時代初期に佐々木氏の養子となって青地姓を名乗ったという説と、もう少し後の応仁の乱以後に青地氏が誕生したと諸説あります。栗太郡にあった青地庄を本貫としました。佐々木氏は京極と六角に分かれますが、青地氏は織田信長の上洛時には六角氏につきました。六角氏が信長に敗れ没落すると織田信長に仕えることになります。また森可成らととも宇佐山城の守将もつとめ、浅井・朝倉連合軍との戦いとなった志賀の陣で討ち死にしています。

青地氏は織田信孝・蒲生氏郷に仕えた後、前田氏に仕えて加賀藩士となった模様です。永正四年(1507)京を逐われた細川澄元が近江へ逃れた時に青地城に匿われていますので頼りがいがあったんでしょう。

沙沙貴神社

沙沙貴神社

安土には安土城以外に沙沙貴神社(ささきじんじゃ)がありますが、訪れる人はほとんどいません。佐々木さんの故郷なんですがねえ。

近江国蒲生郡佐々木荘があり、宇多天皇の子孫が下向し地名をとって佐々木氏と名乗ります。これが近江源氏の祖となります。佐々木氏で有名なのはバサラ大名で有名な佐々木道誉ですね。佐々木氏はやがて大原氏、高嶋氏、京極氏、六角氏の四家に分かれます。同じ一族といっても仲が悪いのは大河ドラマ「光の君へ」と同じで、争った結果、京極氏が北近江、六角氏が南近江を支配するようになります。京極氏の家来だった浅井氏が台頭していくのは織田信長と同じです。

京極氏の一族が甲良荘尼子郷に住むことから尼子氏になるように、さらに枝分かれしていきます。黒田、三井、篠笥、伊庭、椙山、岳、朽木、和泉、山脇、田中、種村、鯰江、乃木、松下、和邇、加地など220ほどになっていきます。特徴は家紋が目結紋(めゆいもん)になります。

安土城

安土城・摠見寺

20年以上前にはコンサルティング集団を作るぞと燃えていたファイティング・コンサルタンツ。今は歴史探訪&酒飲み集団に堕落しております。

安土駅で待ち合わせて、まずはランチへ。1,500円で惣菜など食べ放題の店があり、食事だけとはいかず、まずは軽く一杯。ただ飯森山城のトラウマがあるようで、ビールの注文は控えめ。とは言いながら一人一本近くは飲んでいましたが(笑)

いよいよ安土城・天守閣を目指して長い石段を登り始めますが、自分の歳を考えずに飛び降りて怪我する御仁やら、「自分の身長より高い所に登りたくない」とワケの分からないことを叫んでいる御仁などと共に何とか天守閣へ到達。帰りは信長が安土城に移設した摠見寺を見学して安土城見学は終了。

カルフール

荒本

久しぶりに東大阪市役所(荒本)へ行くと、目の前にあったイオン東大阪店が更地になっていました。跡地は延伸される大阪モノレール線の荒本駅として利用されるようです。

イオンの前にあったのがフランスが拠点のカルフールで、2003年に開店しました。多量仕入れによる安値販売から流通業界の黒船と呼ばれ、大きな話題となりました。開店当時に見に行きましたが、さすがはカルフールでワインの種類がめちゃくちゃあり、食品コーナーではでかいグルルの中に丸焼きチキンが何十個も回転しながら焼かれていました。

また各階を行き来するのに荷物を持ったままフロアを移動できるオートウォークがあり、これはイオンでもそのまま使われていました。ところが、うまくいかず2011年にカルフールが撤退し、イオンが買収しました。もともと土地は府のもので定期借地契約だったため、予定通り更地にして大阪府へ返したようです。

合同会社 清算への道(3)

申請用総合ソフト

(4)解散及び清算人選任の登記(解散日から2週間以内)
法務局に登記が必要ですが、わざわざ行かなくてもオンラインでできます。登記・供託オンライン申請システムがあり、不動産登記や商業・法人登記ができます。初めて使う場合はIDの登録が必要になります。申請用総合ソフトをダウンロードして使いますが動いているのは平日8:30~21:00です。

商業登記書から登記申請書【署名要】を選択し、登記申請書(会社用):株式会社,特例有限会社,合名会社,合資会社,合同会社,外国会社【署名要】を選んで記載していきます。登記申請書の前に「合同会社解散及び清算人選任」と入力し、必要事項を記載していきます。

「登記の事由」は解散&清算人就任となります。添付書類は総社員の同意書1通、清算人の選任を証する書面1通、就任承諾書1通の3つで郵送できますが、ちょうど東大阪商工会議所へ行く用事があったので持参しました。申請した申請番号お控えて、東大阪法務局の受付に書類を渡してきました。登録免許税額は39,000円で電子納付で支払いました。不備があれば補正の連絡があります。実際、印鑑漏れがあって補正連絡があったので出し直しました。

【かかった費用】
清算人個人の印鑑証明書 300円
解散の登録免許税学 39.000円

春の大古本祭り(四天王寺)

四天王寺へ

春の大古本祭り(四天王寺)

まずは亀井堂へ。経木流しをする亀の形をした水槽があり、亀の口から水が流れていますが、4年ほど前の調査で飛鳥時代に造られた可能性が高いことが判明。飛鳥にある斉明天皇が造った酒船石遺跡の亀形石造物と同じ時代になります。難波京の遺物という説もありますが、なんせ飛鳥時代のものが現役で使われていますので貴重です。ただし亀井堂へ行ってもそんな説明はどこにもありません。

四天王寺には古書店が集まって春の大古本祭り(関西古書研究会)が開催されています。観光でくるインバウンド客も多いので、パンフレットや画集ものなど見て分かる出品物も多く、「Cosyo」という看板もありました。5日の最終日に行ってきて古地図などを掘り出してきました。またツン読が...