カンボジア自転車プロジェクト2023

カンボジア自転車プロジェクト2023

知り合いの安田さんがクラウドファンディング(Ready For)を活用し、毎年カンボジアの子供たちに通学用自転車をプレゼントしています。2023年12月に現地に行かれた報告が写真とともに届きました。合同会社エムアイティエスでも修理クラブへのパーツ補給を毎年、支援しています。

■カンボジア自転車プロジェクト
カンボジアの農村エリアに住む子どもたちにとっては学びたくても学校が遠く、片道10キロ~15キロも離れています。自転車は裕福な家庭でないと手に入らず、およそ40%の子どもたちが、片道3時間の道のりを朝早く出かけ、夜の遅い時間に歩いて通学しています。自分の人生を変えたいと思っている子供たちに自転車&修理キットを送る取組で2016年に立ち上がりました。

中古自転車を日本からコンテナで送ると送料は大変なんで、現地のNGOが中古自転車市場で防犯登録が貼ってある自転車を探し出して購入しています。日本の中古自転車は丈夫なのです。円安で大変でしたが2023年度は自転車305台、新しい自転車修理用のクラブ3カ所、既設35カ所の修理クラブへのパーツ補給ができたそうです。

確定申告2024

確定申告

朝から支払調書など、いろいろと書類を揃えてパソコンの前に座り、確定申告を開始します。財務諸表の数字があわないのに、まず悩み、次に所得税の計算。ようやく申告書ができあがってE-Taxで送信。

今年度はインボイスも始まっているので10月~12月の売上を確定して消費税の計算。とりあえずは2割特例での申告です。ペイジで支払って終了。ようやく終わりました。

本籍地、覚えていますか

役所

人が亡くなると諸手続きがあるんですが、これがけっこう大変です。皆さん、自分の本籍地って把握していますか?

出生時から除籍までの戸籍が必要になるので津市役所・窓口に行って、住所を書いて申請すると、しばらくしてから
「これ本籍地じゃないんですよ」と窓口で言われます。
「エーッ、これが住所ですよ」
「これは住居表示でして、本籍地じゃないんです。本籍地で申請してもらわないと証明を出せないので、なんか長い名前の住所ってありませんでしたか?」
と助け船を出してくれます。

「まさか弓屋敷とかいう地名じゃないでしょうね」
実家は藤堂藩時代、弓を扱う家臣の屋敷が立ち並んでいた地域でした。

「ピンポン!その住所、分かりませんか」
「そんなの40年ぐらい前に住所が変わって覚えていません」
とは言ってみたものの、仕方ないので窓口でひたすら記憶をたどって思い出し「弓屋敷〇〇〇」です。

「弓屋敷〇〇〇の後ろに枝番があるんですが」
「3ですか」
「おしい、でも近いです」
「4ですか」
「ピンポン!では証明書をお出ししますね」
なんとも柔軟な職員の方で助かりました。

引越しなどで転籍し本籍地を動かしたりしているとけっこう大変です。しかも「住居表示に関する法律」で町名だけなく番地まで変わっていると、もう一つ大変です。一度、自分の本籍地の変遷も調べておかないと。

年間書籍購入費

年間書籍購入費

高齢化と諸物価高騰の影響のせいか書籍の文字ポイントが大きくなり本自体も薄くなっています。例年、年間100冊読むのがやっとこさだったのが2023年は117冊を読了し、1ケ月に10冊ペースですね。問題は本を読んでもうろ覚えで、同じ本を重複して買うことはあいかわらずです。しかも歴史モノにジャンルが偏っているのが難点です。

調査によると平均年間書籍購入費は1世帯当たり1万円だそうです。つまり本屋の近くに1万人が住んでいれば1億円の売上になる計算になります。ちなみに自分の年間書籍購入費を計算してみたら15万円を超えていました。このうち、重複して買った金額はいくらだろう?怖くて計算していません(笑)。

倒産防止のために大安、仏滅を導入

カレンダー

明治のドタバタ騒ぎ、次はカレンダー業者の話です。

江戸時代は太陰暦が使われていました。太陰暦は農作業に便利で、暦には二十四節気が書かれていました。二十四節気とは1年を24等分した季節の変わり目です。今でも寒の入り、節分、立春、冬至など、よく使われています。また暦の日には歴注が書かれていました。歴注というのは日時・方位などの吉凶やその日の運勢などです。方角が悪いと方違え(かたたがえ)と言って目的地とは別の方角に行ってから方向を変えて目的地に向かいました。この歴注を見るために暦を買っていました。

■苦肉の策で六曜を導入
暦は専門業者が作成し、販売していました。ところが明治になると西洋諸国にあわせて太陽暦の導入がはかられます。この時にお上が、とんでもないことを言いだします。今後は暦注みたいな迷信は書いちゃだめというお達しです。さあ困ったのが暦の作成業者。新暦(太陽暦)で暦を作っても、暦注に値打ちがあるのに、日だけしか書かれていない暦なんか、誰も買いません。このままでは倒産です。

苦肉の策で、”これなら歴注じゃないでしょう”と暦に入れたのが六曜です。お上も倒産まで追い込むのはと考えたようで黙認となりました。六曜というのは先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口で、単なる順番でした。旧暦の毎月1日にそれぞれの六曜を割り振るのがルールで例えば1月1日と7月1日は先勝からスタートします。

ここからカレンダー業者の奮闘が始まります。日だけでは売れませんので日の横に六曜を目立たせて記載します。勝手に漢字の意味を解釈して、いつしか”結婚式はやっぱり大安”、”友引の葬式はダメ”と言われるようになり、現在まで伝わることになります。

高田学苑6年制60周年記念同窓会

高田学苑6年制60周年記念同窓会

津市一身田に真宗高田派の本山である専修寺があり、御影堂などは国宝になっています。西本願寺と変わらないでかい伽藍で、この真宗高田派が運営する高田学苑が昔から中高一貫教育をしていて、スタートして、ちょうど60周年なんだそうです。というわけでメチャクチャ久しぶりに同窓会に出てきました。舞台の中央に「南無阿弥陀仏」と額がかかっているのが仏教系ですね。乾杯の前に合掌・礼拝がありました(笑)。

私は9期生で1クラスしかなかったのですが、今は3クラスになっているそうです。一見知事や竹上市長(松阪市)が卒業生代表で挨拶していましたが、一番びっくりしたのがビデオメッセージで流れていた田村真子アナウンサーで高田の後輩だったんですね。朝から「ラヴィット!」をよく見ています。お父さんが田村憲久・衆議院議員で会場で挨拶していましたが、今はなくなった高田中学3年制の卒業なんだそうです。しかも同窓生の弟だったということを初めて知りました。

会場は津駅前のホテルグリーンパーク津でしたが、終わってから、ぞろぞろと各期の卒業生が津駅前の店に入っていきます。9期生はdaRumAというお店で同期会。コロナなどがあったため10年ぶりになります。2次会から参加する同窓生もいて、久しぶりでした。しかし歳をとると病気と年金の話になりますなあ(笑)。

インボイス制度がスタート

個人事業の会計で「やよいの青色申告オンライン」を使っているのですが、10月になって初めてアクセスすると、「課税事業者になりましたか?」とか聞いてきて、「本則課税にしますか簡易課税にしますか」などの質問に答えていくと税区分などの項目が増えて、仕訳の画面が変わっていました。

やよいの青色申告オンライン

前の画面も入力しにくかったのですが、欄が小さくなって、もう一段、入力しにくくなりました。

自転車1台で人生が変わる!カンボジア自転車プロジェクト2023

自転車1台で人生が変わる!カンボジア自転車プロジェクト2023

知り合いの安田さんが中古自転車をカンボジアの子供に送る運動を2016年から続けています。カンボジアの農村エリアではカンボジアは中学が少ないため10キロ~20キロが校区になります。自転車を買えない子供たちは片道2,3時間かけて歩いて通いますが、夜など女生徒にとっては大変です。農村地域ですので中学生の親は農業を営んでおり、中学生の子ども達は親にとっては貴重な労働力。だから「学校なんて行ってる暇があったら農作業を手伝え!」となり学校に通うことを諦めてしまいます。

これでは貧困を抜け出せませんので、勉強して自分の人生を切り開くチャンスを少しでも作るべく中古自転車を送り、通学時間の短縮を狙っています。今年もReady Forで「自転車1台で人生が変わる!カンボジア自転車プロジェクト2023」がスタートしております。

合同会社エムアイティエスからも、わずかながらご支援をしており、わが社の名前が入ったプレートが自転車クラブ(各学校に設立され修理などをサポート)に設置されます。カンボジアで宣伝することで、子供たちが起業した暁にはコンサル依頼がくるという遠大な計画です(笑)。

自転車1台で人生が変わる!カンボジア自転車プロジェクト2023

「らんまん」とローマ字会

らんまん

「らんまん」を毎朝、見ているのですが、要潤さん演じる田邊教授がローマ字化をすすめるという話が出てきて、朝からびっくり。田邊教授が奥さんとの会話をしており、森有礼大臣が公用語を英語にしようという動いているが、それよりもローマ字化が必要だといった内容です。昨今は「かな漢字変換」という便利なものがあるので、漢字を書けない人が私も含めて増え、また外国人が人口の10%ちかくになるという報道を見るとローマ字化は再検討ですね。

■日本ローマ字会
いろいろ調べると田邊教授のモデルとなった矢田部良吉は羅馬字会(ろーまじかい)を設立します。ここが採用したのがヘボン式ローマ字です。この羅馬字会が発展し日本ローマ字会になっていきます。第二次世界大戦後、日本ローマ字会と日本のローマ字社に分かれ、日本ローマ字会は京都に移り、会長に梅棹忠夫先生が就任します。この頃に私も日本ローマ字会に関わるようになります。

1999年にワープロやパソコンでのローマ字書きに対応した99式ローマ字を発表します。例えば「つ」なら「TSU」→「TU」になります。そうか、ローマ字会に田邊教授が関わっていたのか!万太郎の敵役になっていますが、明日から応援しよっと!

「書く仕事」のはじめ方・稼ぎ方・続け方

「書く仕事」のはじめ方・稼ぎ方・続け方

よく行っている紀伊国屋書店・本町店に平積みになっていたので買ってきました。藤木さんの新著です。「安定して頼まれるライターになる!「書く仕事」のはじめ方・稼ぎ方・続け方」(同文館出版)という長いタイトルの本です。

コロナ禍で副業が進んでこともあり、クラウドソーシングなどを活用してライターを目指す人が増えています。ただ対価をもらう仕事ですので、締め切りまでにメディアの世界観とレギュレーション(制作規定)を守りながら、ターゲット読書のことを考えた原稿ファイルを編集者に納品することが必要です。書く仕事をするには、どうしたらよいかノウハウが満載です。

本でも紹介されていますが、私はカレーと同じように「一晩寝かせる」派ですね。残念ながらお酒を飲んで原稿作成能力を高めようという話は出てきません(笑)。