年度末

gomi.jpg年度末です。

三重県産業支援センターに1日いたのですが、午前中は相談を担当。午後は新年度に向けて机の移動など力仕事でした。知財相談窓口などが新たにできるためです。疲れた!

皆さん、いらなくなった資料をシュレッダーにかけたり、ヒモでしばって捨てたりして大変。明日はすごいゴミになりそうです。私はいらない資料を普段から捨てていますので特にやることはなし。

あとは異動される方が挨拶に。退職される方、県職員で異動になる方、銀行などから出向していて銀行へ戻る方など、あと中小企業応援センターのコーディネータの方も本日までです。中小企業応援センターは事業仕分けで廃止が決まってしまいました。

新年度から中小企業応援センターの代わりに中小企業支援ネットワーク強化事業がスタートし、専門家派遣事業などはそのままあるのですが、スキームがけっこう複雑で使いづらくなりそうです。

送別会

三重県産業支援センターでは年度末になると退職やら県職員の異動、銀行などから出向している職員の異動があります。この時期、津の中心街にある都ホテルで
送別会。いつもの料理は中華なんですが今回は珍しく和食でした。もっとも、そこらへんで皆さん、酒をついでまわったりしている人が多いので、あまり食べて
いません。

私はもったいないとひたすら食べて飲んでおりました。(笑)

個人事業で独立してしまったので、こういった送別会はサラリーマン時代を思い出し、感慨深いものがありますね。

累積相談件数が2600件を超える

mies201103.jpg2002年5月から三重県産業支援センターで総合相談を担当。ちょうど9年ほどになりますが、累積相談件数が2600件を超えました。年間当たり288件ほどになり週のうち半分ぐらいの担当ですので1日当たりでは1.5~2件ほどになります。

担当分野は経営とITなのですが事業者から持ち込まれる相談は実に様々。受付で、どこに振ったら分からない相談は、とりあえず総合相談に流れるようになっています。

一番あきれるのは創業相談で、何をやったらよいでしょうかという相談。これが時たまあります。

あと多いのが、よい製品を作ったので、どこかへ売れないかという販路相談。よいモノを作ったから、売れるはずだというプロダクト・アウト思考が強
く、作るを「3」とすると売る労力に「7」かかることがよくわかっていません。まわりに評判を聞くなどテストマーケティングを少ししてもらって、なるべく
自分で気づいてもらうように誘導していますが、なかなか難しいですね。

ミネラルウォーターがない

S_cube.jpgS-CUBEの入居企業で聞いた話なんですが丹波山系で清水を汲み上げてペットボトルに充填している会社があります。個人事業より少し大きい程度で細々と片手間にやっています。ネットでも販売していますが、ほとんど売れません。(笑)

ところが首都圏で水道水から基準以上の放射性物質が検出されたという報道されてから注文がうなぎのぼり。受注生産で小ロットなので、さすがに対応できないため新規受注をストップしました。

場所はかなり山深い所にあるのですが、中には東京の家族へ送りたいからとじかに車で買いに来る人もいるそうです。大手なら分かりますが、こんな知
る人ぞ知るところまで影響が出ているんですね。日本一の清流・宮川村で「森の番人」という水のペットボトルを作っていますが、ホームページを見ると一週間
から十日ほど待ってくださいと出ていました。三重県人にもあまり知られていないメーカーですが、影響が出ているんですねえ。

東紀州の民宿屋の親父が、ミネラルが豊富だと近くの清水をペットボトルに詰めてネットで売っていますが、ここを知っている人はほぼ皆無ですので、さすがに影響は出ていないようです。(笑)

個別相談会(四日市)

amic091101.jpg昼から四日市市・塩浜にあるAMIC(高度部材イノベーションセンター)で個別相談会があり行ってきました。

火、水、木と津、四日市、松阪で三重県農水商工部による中小企業向け施策説明会が開催され、あわせて個別相談会を開催。相談対応で駆りだされております。

説明会では、いろいろな施策が大体20分ほどで説明され、ところどころで2回ほど休憩があります。今回は説明会がメインなので、あまり相談はな
かったのですがロビーでぼけっとしていると、休憩時間などに顔見知りの中小企業者がぼけっとしているのを見つけて雑談に。雑談といいながら、内容はしっか
り相談になっていました。(笑)

東北が仕入れ先だがルートがなくなったなどと、いろいろ震災による影響が出始めています。あと関東圏から旦那を単身赴任状態にして奥さんと子供だけ実家に戻ってきているという話をあちこちで聞きました。

知研関西4月セミナー こうすりゃセミナー講師が出来る

semina2011033.jpg大阪産業創造館で知研関西4月セミナーを開催。テーマは「こうすりゃセミナー講師が出来る!企画・集客・話し方」。講師は「90日で商工会議所からよばれる講師になる方法」の著作で有名な東川氏。

セミナーが始まって、しばらくしたら講師から「せっかくですので隣の方だけでなく、なるべく多くの人と名刺交換しましょう」と10分間の名刺交換タイム
に。セミナーの場作りの大切さの実践でした。今や年間150回以上のセミナーをこなす講師から数々のノウハウをお話いただきました。

例えばメイクシュア(確かめる、念を押す)という言葉がありました。内容やタイトルを変えて4回は告知することが必要とのこと。

最初のセミナー案内はあまり見ていない、また見ても、その日に予定が入っていれば全体は見ない…。あとで予定が変わったりするので、そのタイミングでセミナー案内が届くと興味があるテーマなら集客に結びつくそうです。

知研関西のセミナー案内はメーリングリストで2回行っていますが、もう少し案内タイミングを増やしたした方がよさそうですね。他にもビジネスモールを使って見込顧客を見つける方法や、セミナーを通じた顧問先の獲得方法なども教えていただきました。

セミナー終了後は堺筋本町の座・和民で交流会。自粛ムードですいているかなと思ったら、ほぼ満席で賑わっていました。
http://tiken-kansai.org/TS11/S11-02.html

枚岡神社は四條畷の戦いの舞台

ume201103.jpgだいぶ暖かくなってきたので枚岡神社境内に広がる枚岡梅林へ。

枚岡は「ひらおか」と呼び、枚岡神社は近鉄奈良線・枚岡駅からすぐです。満開にはまだ少し早く、5分咲きでした。

梅林を歩いていると井戸があり、楠木正行ゆかりの井戸と説明書きがありました。説明によると梅林のあたりは四條畷の戦いの舞台になったところと書かれていました。

楠木正行は楠木正成の長男で、湊川の決戦に向かう正成と桜井の駅(島本町)で別れるシーンは昔から講談などで有名です。楠木正成がなくなった後、
南朝方を統率したのが楠木正行。足利方の高師直・師泰兄弟と戦ったのが四條畷の戦い。正行の本陣は枚岡神社から南に1kmほどいった往生院で、四條畷はだ
いぶ北になります。

四條畷には戦いにまつわる地名がいろいろ残っていますが、実際の戦は広範囲で行われたようです。枚岡も激戦地だったんですね。楠木正行は地の利がない戦いで勝ち目がないことはわかっていたようです。

AllAbout「企業のIT活用」9周年

allabout201103.jpgAllAbout「企業のIT活用」は2002年3月20日にスタートし、本日丸9年が経過しました。ありがとうございます。

2001年3月末に専門学校教員を辞めて、フリーでITコーディネータのケース研修インストラクターなどをしていた頃です。暮れにAll
Aboutのサイトを見ていたら「企業のIT導入」のガイド募集をしており、これいいじゃんと応募したのがガイドになったきっかけです。

今もそうですがガイドに応募すると記事執筆力を見る試験があり、まずこれを突破しなければなりません。試験に合格するとガイドツールを使ってサイトを構築
し、オープン準備に入ります。2ケ月ぐらいかけて、コンテンツをある程度、揃えてオープン。これがちょうど9年前の今日でした。

2005年4月1日に「企業のIT活用」にサイト名を変更して今に続いています。ガイドには担当プロデューサーがつくのですが、長年やっていますとこのプ
ロデューサーが異動や転職などで変わっていきます。今で何代目かなあ。2名ほどは独立してベンチャー企業を起こしています。さすがに母体がリクルートです
ねえ。

シロモチ君

siromoti201103.jpg津駅から大阪へ戻ろうと津駅西口に震災の募金を呼びかける声が。

先頭にいるのは津に来て戦隊ツヨインジャー。ツヨインジャーは津の観光PRヒーローで西口にいたのは赤のツヨレッドでした。ツヨイエローとツヨブルーは東口にいるのかなあ。その後ろにいるのが津のゆるキャラ・シロモチ君です。

シロモチ君は三段腹の変わった格好をしているのですが藤堂高虎の出世の白餅に由来しています。

若い頃に浪人していた藤堂高虎が三河の餅屋で空腹に耐えかねてを無銭飲食しますが、主人から故郷に帰って親孝行するようにと諭され路銀まで与えられます。

やがて大名となった藤堂高虎が参勤交代の折に立ち寄り、主人に餅代を返すという人情話になっています。以来、藤堂藩では参勤交代では必ず、この店
に立ち寄り餅を食べるのが慣習になりました。藤堂高虎の旗指物はこの逸話から「三つ餅」。白餅は、「城持ち」に通じるという験担ぎもあるようです。この三
つ餅から作られたのがシロモチ君。

募金したらシロモチ君のステッカーがもらえました!

桔梗が丘へ

kikyou201103.jpg午後から桔梗が丘の企業へ。

桔梗が丘は奈良県との県境にある名張市にあり、近鉄が開発した住宅地です。大阪のベッドタウンの最東端になっています。一戸建ての広い家が買える
ということで人気で近鉄・桔梗が丘駅から大阪まで通う人が多かったのですが、通っていた世代も団塊の世代になってしまい、定期の利用者が極端に減ったそう
です。

桔梗が丘は近鉄が開発した地域ですが昔から奈良の桜井から初瀬街道が通っていて、伊勢神宮に仕えた斎王が伊勢へと赴いた道です。壬申の乱で東北へ
向かう大海人皇子が歩いた道でもあり古代の国道1号線ですね。次の美旗駅には古墳群があり、駅のすぐ近くに前方後円墳が今でも残っています。電車の窓から
見れます。前方後円墳の頂上へ登れますが、けっこう高く実に雄大ですねえ。