ヤマトタケル(伊吹山)

伊吹山

新幹線からよく見える伊吹山です。9合目から最後の標高100メートル少しを40分ほどかけて登れば山頂に着きます。標高が高いので涼しいかなと思っていましたが、山の上も暑さが厳しく登っていると汗だくになります。以前は麓から登れましたが大雨で道が崩れて登山道は閉鎖されています。

伊吹山といえば日本武尊ですね。山頂に像があります。東征の後、素手で伊吹の神と対決しに行きましたが敗れて病身になってしまいます。大和を目指しますが能煩野(亀山)で力つきて亡くなります。日本武尊は東奔西走して戦いますが、宋書倭国伝に倭王武(雄略天皇?)の上表文が掲載されており、先祖代々、東は毛人を征すること55国。西は、衆夷を服すること66国。渡って海北を平らげること95国とあるので、これが日本武尊に反映されているようです。

おやぢの会(海藤花)

海藤花

「おやぢの会」という夏と年末の年2回集まる面妖な会があります。平均年齢が高いため私でも若手になっています(笑)。

門外不出の裏側の話などが続々と出てくる危ない会でもあります。昨夜は北新地にある海藤花(かいとうげ)というお店が会場。何回か来たことがあるのですが、北新地は同じようなビルばかりなんで毎回、場所を忘れてGoogleマップに頼っています。昨夜は鱧づくし料理で最後のデザート以外はすべて鱧でした。鱧しゃぶの後の雑炊が絶品でした!

崇禅寺

崇禅寺

仕事で東淀川区へ行ったので、ついでに崇禅寺に寄ってきました。阪急京都線には普通しか止まらない崇禅寺駅があり、この崇禅寺に由来しています。

崇禅寺は天平年間に行基が創建したと伝わっています。このお寺で有名なのが足利義教の首塚。第5代将軍・足利義量が後継者を決めずに急死したため、石清水八幡宮で候補者を籤で選び、選ばれたのが第六代将軍・足利義教です。室町幕府の権威を高めるために恐怖政治を行ったため守護大名である赤松満祐に暗殺されます。これが「嘉吉の乱」で、日本史で習いましたね。

赤松満祐が京都から播磨に引き上げる途中、義教の首をこの寺に放置していったそうで首塚があります。ただ本当かどうかはわかりません。

吹割の滝

吹割の滝

ホテルから5kmほどのところに東洋のナイアガラと呼ばれる吹割の滝があることを発見。吹割の滝といえば大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングに出てきた滝です。朝5時過ぎにホテルをスタート。坂を降りると湿地公園があり、ここから川沿いに遊歩道が出ていて散歩には最適。湿地公園に夜行くと蛍を見ることができます。久しぶりに蛍を見ました。

湿地公園から1時間ほど歩くと吹割の滝に到着。朝、早いので誰もいません。水量は少なったですが、なかなか迫力があり楽しめました。

吹割の滝がある片品川が長い間、沼田の地を浸食し見事な河岸段丘になっています。老神温泉は河岸段丘の上の方にあってエッチラオッチラ、遊歩道から登ることになります。朝から汗をかいたので大浴場でひと風呂あびてきました。

老神温泉

新潟の隣って群馬なんですねえ。関西に住んでいると群馬や栃木の位置がけっこう微妙です。尾瀬へ行くと聞いていたので宿泊は新潟だと思っていたら、群馬にある老神(おいがみ)温泉でした。新潟空港からバスで揺られていくと谷川岳の下にある長いトンネルを通過。トンネルを通過すると群馬県沼田市という看板が見えます!!

■沼田城、名胡桃城
「沼田って、こんなとこにあるの!上杉、北条、武田、徳川、真田が争った土地じゃないですかあ」沼田城は紆余曲折があって真田の城となりあすが北条氏と領有権についてもめます。天下人となった秀吉が裁定し、真田氏から北条氏に引き渡され、と城代だった北条の猪俣邦憲が沼田城に入ります。

遺恨があったのか猪俣邦憲がすぐ近くにある真田の名胡桃城を攻め落としてしまい、これに秀吉が激怒、北条討伐となり北条氏が滅び、跡地に家康が入り江戸幕府がスタートします。

老神温泉

■老神(おいがみ)温泉
GPSで確認するとバスは沼田城のすぐ近を通り、河岸段丘の上にある道をひたすら走って老神温泉に到着。一応、沼田市ですが市街地から遠く、路線バスやタクシーでなんとか行けないか考えましたが無理でしたねえ。

ミニ日本列島

昆陽池

伊丹にある昆陽池(こやいけ)公園にあるのがミニ日本列島。実際に現地に行くと、こんもりとした森で何がなにやら分かりません。上空からだとよく分かります。

伊丹空港から離陸した時に、ちょうど昆陽池上空を飛びましたのでバッチリ撮ってきました。昆陽池はもともと行基が造ったとされる溜池で、1972年に野鳥を呼べる公園として整備した時にミニ日本列島を作りました。日本列島の長さは250メートルほどで、実際の1万分の1ほどの大きさとなります。生育しすぎて北海道も四国も九州も本州にくっついた形になっています。

尾瀬

♪夏が来れば思い出す...水芭蕉の花が咲いている

尾瀬

夏の尾瀬に行っても水芭蕉は咲いていません。水芭蕉のシーズンは5月終わりから6月初めで、作詞家は尾瀬に行ったことがなく想像で作った歌でした。つまりフェイクニュースですねえ(笑)。もっともシーズンに行くと、すごい観光客で、ごった返しているそうです。梅雨前ぐらいだと、水芭蕉が少し残っていて他の高山植物がいろいろと咲いています。

尾瀬というと湿原と木道イメージですが、ここまでたどり着くのに90分は歩かないといけません。宣伝パンフレットなどを信じていくと、えらい目にあいます。木道を歩いていると歩荷(ぼっか)さんとすれ違ったりします。

夏越の祓

夏越の祓

早いもので2024年も上半期が終わりですね。

「チコちゃんに叱られる!」で以前に「大人になるとあっという間に 1年が過ぎるのはなぜ?」という問いがありましたが、 チコちゃんの答えは、「人生に トキメキがなくなったから」でした。もっと山城を巡ってトキメかないと(笑)!

枚岡神社へ行って夏越の祓のために人形などを納めてきました。境内には茅の輪くぐりの準備が行われていました。

ミシガン

ミシガン

琵琶湖を就航する遊覧船「ミシガン」。有名なんですが乗ったことなかったので先日、ファイティング・コンサルタンツの面々と乗ってきました。大津は「成瀬は天下を取りにいく」で盛り上がっていて難読地名だった膳所もいまや全国区です。

15時の就航にまにあわせて14時頃に60分クルーズのチケット(2,400円)を買います。近くでビールを飲もうとお店に入るとアルコールはなし(笑)。仕方ないので就航までベンチでだべっておりました。14:50分にミシガンに乗ると3階にあるミシガンバーを目指します。ここビールを売っているのですが船が出てから販売ということで15時まで待って列に並んでビールをゲット。あとは展望デッキで船旅を楽しみます。

ミシガンって1982年(昭和57年)就航で、40年以上の歴史があるんですね。新入社員でプログラマをやっていた頃ですなあ。

ちはやふる 近江神宮

近江神宮

「ちはやふる」の舞台である近江神宮。創建はかなり新しく1940年(昭和15年)です。皇紀2600年を記念し天智天皇を祀る神社としてできました。

■百人一首の聖地
正月に坊主めくりで遊び、蝉丸をひいてしまったと叫んだ人も多かったでしょうが、古式ゆかしい、かるた取りの遊びです。百人一首とは藤原定家が選んだ秀歌集で大河ドラマ「光る君へ」の登場人物である赤染衛門、清少納言、紫式部、藤原公任の歌も採用されています。

この百人一首の第1歌が「秋の田のかりほの庵の苫を荒みわが衣手は露にぬれつつ」という天智天皇の歌で、このために近江神宮で全国高等学校かるた選手権大会や競技かるた名人位・クイーン位決定戦などが行われるようになります。「ちはやふる」の聖地となりましたが、「けいおん」豊郷小学校のような賑わいはないですね。