8月6日はWWW記念日

1991年8月6日、WWWが発表されたことから8月6日は「ワールド・ワイド・ウェブの日」になっています。

イギリスからセルンに来ていたティム・バーナーズ・リー博士が1990年に研究プロジェクトを立ち上げ、作り上げたのがワールド・ワイド・ウェブです。各研究者のコンピュータに保存されている論文や情報を、相互にリンクさせる仕組みです。コンピュータの機種に関係なく相互に情報交換でき、追加や削除しても大丈夫。つまりハイパーテキスト(WWW)の誕生で、1990年に世界最初のホームページが誕生します。

ティム・バーナーズ・リー博士はハイパーテキスト(WWW)をインターネット上に発表し、世界中に拡がっていきます。WWWはWorld Wide Web(世界中に広がる蜘蛛の巣)の略ですが、名の通り世界中にまたたく間に拡がりました。

特許もとらず使用料も徴収せず、誰もが無償で使える形でワールド・ワイド・ウェブがネットニュースで公開されましたが、テキスト情報しか扱えませんでした。公開されたワールド・ワイド・ウェブに興奮したのがイリノイ大学の学生だったマーク・アンドリーセン。マーク・アンドリーセンを中心に文字だけでなく画像や音声を扱えるブラウザー・モザイクを開発。これまた無料で公開したため、全世界にモザイクが普及します。ティム・バーナーズ・リー博士はこの功績により、エリザベス女王からナイトの称号を授与されています。

IBMスパイ事件ってご存知ですか?

NHK連続テレビ小説「まれ」を見ていると「昔」というテロップと共に1995年の文字が!
1995年は、もう昔なんだ~あ、としみじみ(笑)

今は昔

先日、セミナーで1982年に発生したIBMスパイ事件を取り上げて、「あれはコンプラのエポックメーキングになりましたねえ」と話をしたら受講生の誰もが知りませんでした。ショック。

【IBMスパイ事件】
日本の電機メーカーが巨人IBMと張り合っていた時代。IBM互換路線を採用したので、IBMの動向に注意しなければなりませんが、その時に発生したのがIBM産業スパイ事件。FBIのおとり捜査に引っかかってしまい日立や三菱電機の技術者など6人が、IBMに対する産業スパイ行為を行ったとして逮捕されました。

手錠された技術者の写真が新聞のトップを飾り、連日、大騒ぎに。会社のために働いた技術者がこうなるのかと当時のビジネスパーソンに大きな衝撃を与えました。当時、IBMの仕事にからんでいたのですがIBMのSEも報道を見て凍り付いていました。

ビル・ゲイツの離婚

ビル・ゲイツの離婚ということで秋葉原でのWindows95発売の様子がテレビで流れていました。

1995年11月23日「勤労感謝の日」にウィンドウズ95が発売されます。秋葉原、大阪・日本橋、名古屋の大須商店街など各地の電気屋街には深夜に向けて続々と人が集まり、店舗前には長い行列。午前0時ジャストにウィンドウズ95販売が開始されますが、深夜のカウントダウン・イベントがテレビや新聞で大きく採りあげられ、お祭り騒ぎとなります。

テレビを見ていた人への宣伝効果はバッチリで、ウィンドウズ95をきっかけに、はじめてパソコンを買う人が続出。これで個人や企業へパソコンが普及していきます。

今はサブカルチャーの街となった秋葉原ですが、パソコンや周辺機器を求める人で賑わう電気屋街として発展していきます。

ビル・ゲイツはハンバーガーがお好き、ビル・ゲイツは父親の名前もビル・ゲイツ、MS-DOSは自社製品ではなかった、などビル・ゲイツに関する話題についてはこの本をどうぞ!

「バグは本当に虫だった」

確定申告終了

10年以上E-Taxで確定申告していますが、だいぶ使いやすくなりました。今年はコロナ禍で申告会場に来ないようにしていることもあり初心者でも分かりやすいようにサイトを見直ししたようです。昔はJavaのインストールから始めるという、ぶっ飛んだ電子申告でした(笑)。

E-Tax
E-Tax

電子申告しようとマイナンバーを認識させようとしたらICカード―リーダエラーになります。おかしいなあ別のソフトでは、きちんと認識されているのに。

ネットで調べると同様のエラーになっている人が多く、どうもWindows10の最新版でエラーが出るようです。解決法はなしで「郵送してください」と税務署から言われたという書込みもあります。青色申告特別控除が55万円ですが、E-Taxによる申告をすれば+10万円になります。古いPCを取り出してやってみたらICカードリーダーも無事に認識。申告データをひたすら入力して、ようやく電子申告が終了しました。

終わった、終わった!次は法人の決算だあ!

Windows Update自動更新

家に籠って仕事をしているさなかWindows updateが走り出してしまいました。

すぐ終わると思ったら1時間ほど何回か再起動しながら動いています。updateが始まってから「何回か再起動します」と表示されましたが、そんなのは事前に言っといてよ。

昔のWindowsって3.1や95の時代ですが(笑)、自分で調べて必要なWindows Updateを手動であてるのが当たり前でした。ところがパソコンが一般的になりBlasterのようなOSの穴をついたウイルスが登場するようになってから、たぶんユーザーからの大量の問い合わせにマイクロソフトがキレます。そして自動更新でupdateするようになってしまいます。

まあ自分で調べてupdateしなくてもよくなったので便利なんですが、時たま時間がかかるのがやっかいですねえ。大体、帰ろうと思った時にupdateが始まるのがアルアルです。

NORADサンタ追跡

クリスマスです。

NORADサンタ追跡
NORADサンタ追跡

今年もあと1時間ほどでNORADによるサンタ追跡がはじまります。ノーラッド(NORAD)の正式名称は北アメリカ航空宇宙防衛司令部でアメリカ合衆国とカナダが共同で運営する統合防衛組織です。

■サンタ追跡プロジェクト
サンタ追跡プロジェクトが始まったのはアメリカとソ連との間で冷戦まっさかりだった1955年。そもそもはノーラッド司令部があるコロラド州の大手スーパーが配ったチラシに問題がありました。チラシには子供向けサンタクロース・ホットラインの電話番号が掲載されていましたが、これが間違った電話番号を記載。よりにもよってノーラッドの司令長官用ホットラインの番号でした。

さっそく子供から司令長官に電話がかかってきます。「サンタさんはどこにいるの?」という子供の問い合わせに対し、シャレのきいた司令長官だったようで「レーダーで調べた結果、サンタさんが北極から南に向かった形跡がある」と子供に回答。それ以来、クリスマス・イヴになるとノーラッドが全勢力をあげてサンタを追跡する伝統が始まり、現在まで続いています。

テトリス

MacSEでよく遊んでいたのがテトリス。

聖ワシリイ大聖堂
聖ワシリイ大聖堂

■ポーリュシカ・ポーレ
テトリスを起動すると現れるのは赤の広場にある聖ワシリイ大聖堂です。左上にあるのはソビエト連邦の懐かしい「鎌と槌」マーク。そしてオープニングで「ポーリュシカ・ポーレ」が流れます。1970年代、日本では俳優の仲雅美さんが「緑もえる 草原をこえて」という日本語訳でロシア民謡「ポーリュシカ・ポーレ」を歌い大ヒット。

次にソビエト連邦の地図があらわれてレベルを選びスタートボタンを押すとテトリスがはじまります。画面がいろいと変わり、白樺林の中を馬に乗るおじさん、ソユーズ(ソビエト連邦の有人宇宙船)を打ち上げている画面などがあらわれます。時々、画面には「CCCP」という文字が表示されます。CCCPはソビエト社会主義共和国連邦のロシア語表記による略称でした。

■ソビエト崩壊へ
また、なんとも物悲しいロシア音楽がBGMとして流れます。マッキントッシュ版は他のPC版と違って哀愁あるロシア民謡が哀調深く奏でられていました。トロイカやカリンカ、ソビエト連邦国歌、コロブチカなどのロシア民謡です。テトリスを生んだソビエト連邦は1991年12月の共産党解散とミハイル・ゴルバチョフ大統領の辞任に伴い解体されます。

シムシティ

シムシティというゲームをご存じですか。

怪獣
怪獣

登場したのは1989年で、なんと30年以上も前のゲームです。ゲームでプレイヤーは市長となり、何もない不毛の土地から都市づくりをしていくシミュレーションゲームです。

■シムシティとは
土地には住宅、商業、工業という地区を設定できます。設定するといってもエリアを決めるだけで、住宅地区を設定してしばらくすると一戸建が並び始めます。住宅地区と商業地区はなるべく隣接させて設定します。でないと買物が不便な街となってしまい人口が増えません。反対に工業地区は住宅地区から離さないと公害で住環境が悪化します。人口が増えると悪い奴が出てくるので警察署や消防署も整備しないといけません。

施設を作ると維持費がかかります。いかに住人の満足度を上げ、納得してもらって税金を払ってもらうかが鍵です。また住宅地区のなかには発展しない地域もあります。そういった地域は工業地区に変えて住宅地を集約した方が効率がよいと考えられ、コンパクトシティの必要性もよく理解でき、また税金の必要性も学べます。

自分が作った都市がだんだん発展していくのを眺めるだけのゲームですがMacSEの白黒モニターで、よくやっていました。

■ゴジラが自分の街を壊していく
時にいろいろと災害が起きます。特に都市の汚染レベルが閾値を超えると、ゴジラがいきなり出現して汚染の一番ひどい地域に直行し、工場をぶっつぶして帰っていきます。プレイヤーは苦労して作り上げた町が、ただ壊されるのを見守るしかありません。

各国もコロナ対策でいろいろな手当をしましたが、無い袖は振れません。アフターコロナでは増税になります。シムシティは今も発売されていますが、都市の借金が増えた時のシミュレーションバージョンを出してくれないかなあ。

シン・テレワークシステムはラズパイ

NTT東日本とIPAによる「シン・テレワークシステム」。2020年10月31日まで、実証実験という位置づけで無償で提供されています。

インプレスのPCWatchにシステムについて掲載されていますが基本はラズパイで構築されています。現在、2万ユーザほどが使っており、しかも1ユーザーあたりの月額コストは5~14円になっています。月14円でも年間168円。正味のコストなんで有料化によって、いろいろとサポート代などが入っても安価で提供されそうです。

これで一人、在宅勤務でき会社に行かなくてすむので安いものですねえ。

→ NTTとIPAの「シン・テレワークシステム」はラズパイだった。1ユーザーあたり月14円で運用可能

電子国家のインターネットな人びと

「7日間 ブックカバーチャレンジ」の最終日は『電子国家のインターネットな人びと』(ビジネス社)です。

電子国家のインターネットな人びと
電子国家のインターネットな人びと

■1995年4月1日に建国された関西電子共和国
かつて日本には「関西電子共和国(VRK)」という別の国がありました。もともと東京一極集中の見直しから関西に別政府を作り自分が好きな方の政府へ税金を払う仕組みです。

例えば汚職などが起きれば、税金の支払先が変わり別政府が大きくなります。つまり政府が緊張感をもって政治することになる二大政府制です。現実世界では難しいので、インターネットを使って実験することになり、他にも色々なシミュレーションもやろうと市民が自主的に参加する関西電子共和国が建国されました。

■初代大統領は中島らもさん
個人でインターネット接続できるようになったのは1993年11月からです。建国当時はまだまだインターネット接続している個人は少なく、その中でかなりの人が共和国国民となりました。当時、「今晩、飲みにいかない?」「ごめん、今日は共和国の会議があるんだ」というスターウォーズ“ジェダイの騎士”のような会話が行われていました。

「平成京」という都が作られ、最初の電子選挙は共和国の大統領選挙でした。初代大統領に選出されたのが中島らも氏で決まってから大統領就任を依頼しに行き、シャレで引き受けてもらったそうです。中島らも氏と一緒に笑殺軍団リリパットアーミーを立ち上げた“わかぎゑふ”さんに後年、この頃のいきさつをお聞きしたら、“何がなんだかわからないけど、まあいいか”と面白がって大統領を引き受けていたとおしゃってましたので、本当だったようです。