生活水の確保

npo201105.jpgずっと相談にのっている先の一つに地域資源循環システム協議会というNPO団体があるのですが、いろいろな企業メンバーから構成されています。

人工ゼオライトを使った水浄化システムで、なんとかビジネス化しようとやってきました。震災などが起きると飲料水は割と早く供給されますが、困るのが洗濯や風呂などの生活水。そこで河川や泥水などから生活水が確保でき、しかも被災地へも肩にかついで持っていける装置などの試作を初めていたところへ、今回の震災。

今日は、ようやく1号機ができたので津市役所の公園にある池を使ってデモが行われました。震災で関心も高くケーブルテレビ、三重テレビや新聞社が取材に来ていました。

まずは汚水を処理タンクにいれてサプライフロック(粉)を入れて攪拌します。サプライフロックは人工ゼオライトの一種で、放射能汚染水の除染に使われるということですっかり有名になってしまいました。これで汚水が、かなりきれいになるので次は浸透膜を使って生活水を取り出します。生活水ですが煮沸すれば飲み水としても大丈夫なレベルです。ようやく1号機ですので、広まると防災で役立ちそうです。写真はコンプレッサーとサプライマシンを担いで被災地に入った想定です。この後にデモを行いました。

地域資源循環システム協議会
http://npo-lrr.com/index.html

ファイティング・コンサルタンツ研究会 2011年4月

F11-03-00.jpg午前中、中百舌鳥(堺)でお仕事した後、そのまま同じ中百舌鳥にあるセレソヴィ株式会社へ。

セレソヴィ株式会社は知り合いがやっている保険代理店の会社。ファイティング・コンサルタンツという研究会をやっているのですが、弱小団体なので会社を借りて研究会を開催。

今回はFacebookがテーマ。ファイティング・コンサルタンツのファンページを作っていますし、セレソヴィ株式会社のファンページもあるので、その活用方法を検討。

研究会が終われば、いつも中百舌鳥でそのまま飲み会なんですが研究会の時間より、飲み会の時間の方が長い研究会になっています。

みずたに.net

ホームページを立ち上げるには独自ドメインが必要です。水谷IT支援事務所のドメインを取得しようと検索するとmizutani.com、
mizutani.net、mizutani.co.jpなどは早々とおさえられていましたのでmizutani-its.comで取得し、ホームページ
を立ち上げています。

▼水谷IT支援事務所

http://www.mizutani-its.com/

2000年頃、日本語ドメインの話題がではじめて、日本語ドメインが扱えるシステムができる前に先行予約を受け付けるとドメイン取得会社から連絡がありました、すぐに申し込みをしたのですが、素早い人がいるもので「水谷.net」などは既におさえられていました。

とりあえず、空いていた「みずたに.net」を2000年11月におさえました。ところが10年以上経っても日本語ドメイン対応のホームページを立ち上げるわけでもないので今年の更新はなし。ドメインが空きましたので「みずたに.net」を取得したい方、ぜひどうぞ!

伊勢では田植え

lunch201104.jpg朝から伊勢へ。近鉄電車で宇治山田へ向かうと、多くの田んぼに水がはられトラクターが動いています。田植えです。

伊勢は昔から早場米の産地で、ゴールデンウィーク中に大体、田植えが終わっています。和歌山県との県境にある紀和町が県内では一番早く、3月の終
わりには田植えが終了。志摩地域も既に田植えが終わっているそうで、だんだん北上して伊勢から松阪にかけてが、これから田植えシーズン。そのあとが伊賀で
すね。

今日のお昼は伊勢市役所地下にある食堂(職員だけでなく一般の人も利用できます)で日替わり定食(550円)。メインは伊勢七保鳥のチキン南蛮特製タルタルソースがけでし
た。大きいのが3つも入っていて、なかなかボリュームがあります。一番、おいしかったのがミソ汁。食堂を運営しているのはキャリオンという女性だらけの会
社。ここ以外に伊勢市民病院、伊勢郵便局、皇學館大学、あのつぴあ(津市)の食堂運営とレストランい~菜を運営しています。4月からはサンアリーナの食堂
も開始。

サンアリーナというのは伊勢にある大きなイベント。スポーツ施設で、こないだ福山雅治のコンサートがサンアリーナで開催されましたが、食堂もすさ
まじいお客さんだったそうです。サンアリーナには広い駐車場があるので、ゴールデンウィーク中は伊勢神宮へのパーク&バスライドが実施されます。

大市神社(津市)

ooiti_jinjya201104.jpg津の実家のすぐ近くにあるのが大市神社。

子供の時はよく神社の境内で遊んでいました。子供の時は本殿の裏がうっそうな森になっていた印象があるのですが、大きくなってから見ると単なる林です。

けっこう古い神社で、もともとは岩田川のずっと上流にあった大市村と呼ばれる土地にありました。延喜式内大市神社とあり、由緒正しい神社だったん
ですね。延喜式とは927年にまとめられた延喜式と呼ばれる書物で神社一覧が載っていて、ここに載っている神社を式内社と呼んでいます。全国で2861社
あります。

ところがこの大市神社が洪水で流され河辺の古松に引っかかり、村人が祭ったのが川松明神。いつの頃からか現在の地に移って元の大市神社になりまし
た。藤堂藩が作った絵図には現在の場所に「川松社」と載っています。洪水で流された神様で大丈夫かいなと思いながら前を通るたびに参拝しています。

本能寺の変

kamo201104.jpg社団法人日本ローマ字会の理事会&総会があったので三条へ。

三条京阪駅で降りて鴨川を渡るぐらいから小雨が降り出し、王将で餃子を食べている間に本格的に降ってきました。雷まで鳴っているので河原町のアーケードへ避難。ついでに本能寺へ寄ってきました。

「本能寺の変」のあった本能寺は少し離れたところにあり変で全焼。豊臣秀吉が移転を命じて、現在の場所に建ちました。本能寺では、ちょうど織田信長展をやっていたのでのぞいてきました。

織田信長が本能寺をなぜ使っていたのか色々な説があるのですが、その一つが種子島の存在。鉄砲伝来したところで銃や硝石などのルートがありました。本能寺は法華宗で種子島まで影響があり島民は法華宗だったそうです。

展示には織田信長の肖像画がありましたが、教科書で見る姿ではなく髭がない肖像画で、これは珍しい。本能寺の変で焼けた信長伝来の茶器も展示され
ていました。お茶を社交道具としたのは信長ですが、どうもアルコールが飲めない体質だったようで、お茶を使ったと説明に書いてありました。

名古屋は関東 IT亀山市史

シャープの亀山モデルで有名な亀山市が新しい市史を作りました。市史と言えばぶっとい本が定番で、研究者などしか手を出さないので、見かけるのは図書館ぐらい。地方史を扱っている古本屋さんに並んでいますが高価ですね。

seki201104.jpg亀山市が出した市史は日本初、ITで利用できる市史です。作っりぱなしの市史が多い中、インターネット環境があれば、いつでもどこでも見られま
す。歴史分野が充実していて、戦国時代の山城の縄張り図や堀切、虎口の写真、地図、航空写真など豊富で、歴史好きにはたまりませんなあ。

特にすごいのは鈴鹿関の動画。今の関と言えば江戸時代の宿場町イメージですが、古代は関所が置かれていました。この関所ですが壮大なスケールの壁が築かれていたんですね。当時の関所の様子をCGで見ることができます。

鈴鹿関動画集

http://kameyamarekihaku.jp/sisi/koukoHP/eizou.html

都から見て鈴鹿関の東側が関東でしたので四日市、桑名、名古屋も関東でした。鈴鹿関を大海人皇子が突破し,関東(桑名、愛知、岐阜)の兵を引き連れ壬申の乱が起こりました。

人生、夢、仕事、企画、人脈づくり実現のための整理術

S11-04-05.jpg昨日、夜は大阪産業創造館で知的生産の技術研究会・関西のセミナー

講師は株式会社オフィスヴォイス代表取締役の福島 哲史さん。2006年に「絶妙な手帳メモの技術」、去年は「いつのまにか仕事がかたづく法則」
というタイトルで話ていただきました。20年で100冊以上のビジネス書を出されていますので、そのノウハウの話が多かったので、今回は一般的な整理術の
話ではなくって、生き方も含めたけっこう幅広い整理術の話になり、なかなか考えさせらる内容のセミナーでした。

事が起きると与えられた情報を元に判断しなければなりません。判断が当たっているかどうかは後でなければ分かりません。そのためには常日頃から考え、自分の直感力を磨かなけれ

ばなりませんが、自分が菅首相の立場だったら、自分が東電社長の立場だったら、どう判断するかシュミレーションしておくことで判断力を養うことができます。あと自分が本当にやりたいプランを立てる大切さなど気づきが多いセミナーでした。

堺筋本町の座・和民で開催した交流会でも、その延長線上で盛り上がっておりました。

もぐりの学生

tachibana20110418.jpg京都橘大学 前期2回目の講義。

一応、出欠表はありますが、まだ仮登録期間なので確定はしていません。そんな3回生の学生から相談がありました。なんでもゼミが先生の都合で月曜になったら木曜になるそうで、月曜になると講義とかぶさり出られないとのこと。

「単位はいるの?」と聞くと単位はまあまあ充足しているので、特に必要ないとのこと、興味ある授業なので受けたいと、なかなかうれしいことを言うので、登録せずに時間がある時にもぐりで授業を受けたらということになりました。熱心な学生もいるものですなあ。

写真はキャンパス内のしだれ桜。まだ満開でした。

悠久の雫 8年目

sake201104.jpg2003年、奈良の地酒「梅乃宿」が創醸110周年記念で始めたのが「悠久の雫」というプロジェクト。備前雄町を磨いた純米大吟醸を梅乃宿で10年熟成、
古酒にして2013年に蔵出しする企画です。250本限定のお酒です。2003年といえば専門学校を退職して独立したばかりの年でしたので、思わず申し込
んでしまいました。

それから毎年4月になると、こんな具合になっていますと梅乃宿から50mlの小瓶が届きます。今年はちょうど8年目。なんともふくよかな味になっていますねえ。