烏帽子形城

烏帽子形城

三日市町駅から汐の山城・仁王山城を目指すのに、結局は2つの山を登る羽目になったので帰りは河内長野駅を目指します。となると途中にあるのが烏帽子形城です。

結局は烏帽子形山に登って、久しぶりに城跡を見てきました。昔は小さな案内板しかなかったのですが、きれいに整備されていました。発掘調査も行われ主郭には瓦が使われた建物が2つあり、礎石が復元されていました。天守というものではありませんが、山城には珍しい建物ですね。

烏帽子形城は、それほど大きな山城ではないのですが、土塁と横堀の多くが効果的に配置された構造になっています。楠木正成が上赤坂城の支城として造ったという説があります。高野街道を見下ろす要所にあり、応仁・文明の乱では畠山義就と畠山政長の争奪戦の舞台ともなりました。秀吉の時代となり、紀州攻めの拠点として改築されましたので瓦付き建物はこの頃のもののようです。

高向

高向玄理

仁王山城がある旭ヶ丘団地を下ると高向という高台の街があります。高向ってどっかで聞いたな。と高向からさらに降りて道の駅・奥河内くろまろの郷まで下ると高向玄理の碑がありました。

そうか高向玄理って、河内長野出身だったんだあ。それで道の駅の名前にまでなっているんだあ。高向玄理って昔、日本史で習いましたねえ。遣隋使・小野妹子に同行する留学生として推古天皇16年(608年)に南淵請安、旻らと共に海をわたり隋に留学しました。留学中に隋から唐に変わり、30年以上にわたる留学を終えて帰国します。国博士となり政府の最高顧問で律令国家としての体制を整えていきます。

外交でも活躍し大化2年(646年)には遣新羅使として新羅に赴き、任那問題に活躍します。白雉5年(654年)には遣唐使として唐に赴きましたが長安で病死しました。

桑栄メイト

桑栄メイト

桑名商工会議所で経営発達支援計画推進会議があったので出席するために桑名駅へ。

桑名駅前東口に桑栄メイトがあったのですが、まだ残っていました。昔は駅から桑栄メイトを通って、桑名商工会議所が入っているサンファーレ2階にそのまま行けましたので便利でしたが老朽化もあり駅前再開発の一環で2020年7月末に閉館となりました。今は桑名駅を出て地上に降り、道路を渡り、また2階まで登らないと商工会議所までたどりつけません。

桑栄メイトを取り壊してナガシマスパーランドなどを運営する長島観光開発がホテルを建てる予定になっています。西口にもロータリーができて再開発しています。

三重県中小企業診断協会60周年

傘

三重県よろず支援拠点へ2週間ぶりに出たら三重県中小企業診断協会・設立60周年記念の折り畳み傘をもらいました。診断協会は三重県よろず支援拠点と同じ三重県合同ビルの中にあり、遠方は記念品を郵送しますが、近くは郵送代がもったいないので手渡しということです。

折り畳み傘は晴雨兼用で日傘にもなるので、これはありがたいですね。津にある百貨店・松菱で買ってきたようです。1964年に社団法人 中小企業診断協会・三重県支部としてスタートし、公益法人制度改革が行われた2012年から一般社団法人・三重県中小企業診断協会になっています。

三重県中小企業診断協会には、たぶん独立したての2002年ぐらいに入会したので、もう20年以上の加盟ですね。年会費が46,000円なんで100万円ほど支払っている計算になりますなあ(笑)。

仁王山城

仁王山城

汐の山城のある旭ヶ丘団地の西側に山があります。山には廣野神社という小さな神社があり、この神社横の山道を入っていくと仁王山城にたどりつけます。

Googleマップには日の谷城と仁王山城の二つが出てきますが、どうやら一つの城のようです。大きな削平地があり、削平地の周りは切岸になっています。城跡のようですが、それにしては堀切などがなく防衛力もそれほどでもなく、よく分かりません。

仁王山城は比定地が3つあって旭ヶ丘団地はその一つです。仁王山城は南北朝時代の古文書に名前が登場し、室町時代になって畠山義英と畠山尚順の戦いでは義英が仁王山城に陣取ったようです。今は草木に覆われていますが当時は金胎寺城、嶽山城、旗蔵城、石仏城が一望できたでしょう。

汐の山城

汐の山城

仁王山城へ行こうとGoogleマップを見ると手前に汐の山城跡がありました。住宅街開発で城は残ってなさそうです。まずは最寄駅である南海高野線・三日市町駅を目指します。三日市町駅を降りて汐の山城方面へ向かうと、どんどん高台に登っていきます。坂をひたすら登って着いたのが南花台というニュータウン。山を開発した町で眺めがいいですね。

スーパーコノミヤがあって、ここから汐の山城へ行けそうです。と細い道に入ったら道がどんどん下って行きます。せっかく、ひと山登ったのに!案の定、谷筋まで出てしまいました。

ここから再度、登り直しです。旭ヶ丘というニュータウンに着きました。汐の山城跡の主郭は送電線の鉄塔になっていました。河内長野が一望でき、金胎寺城や嶽山城がよく見えます。

    またやってしまった

    本と猫

    積読を少しでも解消しようと1冊、取り出して読み進めると案山子の語源が載っていまし案山子の語源といえば、確か煙などを炊いて鳥や獣を近づけないようにする「嗅がし」が語源じゃなかったっけと本を読むとピンポン。

    他にも知っている内容がでてきて、ちょっと前に読んだ本でした。本屋で買って積読に積み上げていたのを忘れて、また本屋で買っておりました。

    まあ、本屋さんの売上に貢献したということで(笑)最近は本を買う時に奥付などをチェックして買っていないはずだと確認していたんですが、またやっていましました。3冊同じ本を買うことはさすがになくなりました。

    三重県中小企業診断協会 懇親会

    三重県中小企業診断協会

    三重県中小企業診断協会の新春研修会&懇談会。場所は津新町駅近くのプラザ洞津です。大阪のような大所帯ではないので参加人数は25名ほど。

    研修会は臨床心理士の牧野先生による「信頼関係を築くための話の聴き方」。どうしてもしゃべるのが商売ですので、しっかり相手の話を聞かないと、自戒。終わてっからは、こっちが目的の懇親会です。

    水間鉄道

    水間鉄道

    城めぐりでかかせないのが水間鉄道。貝塚駅と水間観音駅5.5kmを結ぶ路線です。日中は1時間に2本ですね。

    近木川沿いの路線ですが、これが見事に根来衆の出城群に沿っています。天正13(1585)年、羽柴秀吉が岸和田城を拠点として紀州根来寺を攻めます。根来衆は対抗するために近木川沿いに出城を並べて防衛線を構築します。これが千石堀城、高井城、積善寺城、畠中城、窪田城、沢城、根福寺城、興蔵寺城などで、市街化に伴って失われた城も多いのですが千石堀城など、今も残っている城があります。

    水間鉄道の各駅から歩いて行けるので城巡りには最適な路線ですね。観光客には響かないでしょうが(笑)

    わらじトンカツ定食

    わらじトンカツ定食

    ガモ四で仕事だったので少し歩いて鴫野へ。目的は名店「かんなべ」を訪れることです。

    有名なのが「わらじトンカツ定食(1800円)」。これでもかーという量のトンカツが入っています。ちなみにミニトンカツ定食(1000円)というのもあり、これが普通の定食屋のトンカツ定食になっています。