中ツ道をゆく(4) 村屋神社

村屋神社

古代の中ツ道はほとんど残っていなくて道を探しながら北上すると、どっかで見た森が見えてきます。村屋神社か!
そうか村屋神社は中ツ道沿いにあるんだあ!ここには平城である森屋城が戦国時代にあり、森屋氏の城でした。昔、城巡りで村屋神社に来たことがあります。

村屋神社は村屋坐弥冨都比売神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)といい、三輪神社の大物主(おおものぬし)の奥さんである三穂津姫(みほつひめ)を祭っています。

■壬申の乱の舞台
中ツ道は交通の要衝でしたので壬申の乱の舞台にもなっています。村屋に近江から進軍してきたのが犬養連五十君(いぬがいのむらじいそきみ)で、大海人皇子軍を率いていたのは大伴連吹負です。村屋の神さんが大海人皇子軍を助けたと日本書紀に載っています。