吹割の滝

吹割の滝

ホテルから5kmほどのところに東洋のナイアガラと呼ばれる吹割の滝があることを発見。吹割の滝といえば大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングに出てきた滝です。朝5時過ぎにホテルをスタート。坂を降りると湿地公園があり、ここから川沿いに遊歩道が出ていて散歩には最適。湿地公園に夜行くと蛍を見ることができます。久しぶりに蛍を見ました。

湿地公園から1時間ほど歩くと吹割の滝に到着。朝、早いので誰もいません。水量は少なったですが、なかなか迫力があり楽しめました。

吹割の滝がある片品川が長い間、沼田の地を浸食し見事な河岸段丘になっています。老神温泉は河岸段丘の上の方にあってエッチラオッチラ、遊歩道から登ることになります。朝から汗をかいたので大浴場でひと風呂あびてきました。

老神温泉

新潟の隣って群馬なんですねえ。関西に住んでいると群馬や栃木の位置がけっこう微妙です。尾瀬へ行くと聞いていたので宿泊は新潟だと思っていたら、群馬にある老神(おいがみ)温泉でした。新潟空港からバスで揺られていくと谷川岳の下にある長いトンネルを通過。トンネルを通過すると群馬県沼田市という看板が見えます!!

■沼田城、名胡桃城
「沼田って、こんなとこにあるの!上杉、北条、武田、徳川、真田が争った土地じゃないですかあ」沼田城は紆余曲折があって真田の城となりあすが北条氏と領有権についてもめます。天下人となった秀吉が裁定し、真田氏から北条氏に引き渡され、と城代だった北条の猪俣邦憲が沼田城に入ります。

遺恨があったのか猪俣邦憲がすぐ近くにある真田の名胡桃城を攻め落としてしまい、これに秀吉が激怒、北条討伐となり北条氏が滅び、跡地に家康が入り江戸幕府がスタートします。

老神温泉

■老神(おいがみ)温泉
GPSで確認するとバスは沼田城のすぐ近を通り、河岸段丘の上にある道をひたすら走って老神温泉に到着。一応、沼田市ですが市街地から遠く、路線バスやタクシーでなんとか行けないか考えましたが無理でしたねえ。

尾瀬

♪夏が来れば思い出す...水芭蕉の花が咲いている

尾瀬

夏の尾瀬に行っても水芭蕉は咲いていません。水芭蕉のシーズンは5月終わりから6月初めで、作詞家は尾瀬に行ったことがなく想像で作った歌でした。つまりフェイクニュースですねえ(笑)。もっともシーズンに行くと、すごい観光客で、ごった返しているそうです。梅雨前ぐらいだと、水芭蕉が少し残っていて他の高山植物がいろいろと咲いています。

尾瀬というと湿原と木道イメージですが、ここまでたどり着くのに90分は歩かないといけません。宣伝パンフレットなどを信じていくと、えらい目にあいます。木道を歩いていると歩荷(ぼっか)さんとすれ違ったりします。