宇宙戦艦ヤマトと3億円の札束

昨日は久しぶりに奥さんと映画に

「宇宙戦艦ヤマト見に行くけど、行く?」と聞くので、「宇宙戦艦ヤマトなら見に行きまっせえ」と地下鉄で梅田へ。ナビオ阪急の北側に映画館が出来ているんですね。

さて映画ですが、演出等はツッコミどころがたくさんある映画でした。森雪なんて最初ちょっと出ただけで終わってしまった。その代りCGと音響はすごかったですねえ。

映画が終わり明るくなって会場を見ると、大体同年代ぐらいのオジサン、オバサンばかり。皆、ヤマト世代なんだあ。そういや学生時代、京都の新京極通りにあった映画館で「宇宙戦艦ヤマト 完結編」を見ましたな。帰りに近くのムラジでワラジトンカツを食べた思い出が。

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大阪駅前ビルの方に歩くと恒例の年末ジャンボの売場が、またその前に例のごとく3億円の札束がありましたので、例のごとく写真に撮ってきました。

最後のお湯場

朝から京都橘大学へ

1時限目はJavaScriptのプログラミングの演習。基礎が大体終わったので、今日は画像をプログラムで右に動かしたり、下に動かしたり。モノが動くので学生には好評だったようです。

さて大学から家へ戻って、隣の八尾お湯葉へ。この土曜日に東大阪へ引越するので、お湯場へ来るのも今日が最後。中の床屋さんで髪の毛を切ってもらい、そのまま風呂へ入って、生ビールを飲んで帰ってきました。極楽、極楽。

すぐ隣に温泉とたこ焼き屋と生ビールが飲めるところがあるという立地は最高だったんですがね。今、借りているところがいわゆるメゾネットタイプのマンションで、一軒家のようなものですが、冬が寒い。

今まで暖房器具など使ったことがなかったのですが、去年は床暖房を使いました。今年は冬になる前に東大阪へ戻ろうということで、週末に引越です。せっせと引越荷物を減らそうと、お酒を処分しています。(笑)

神戸 メリケン波止場

神戸で消費者庁、経済産業省による特定商取引法、割賦販売法の改正の説明があり、参加してきました。9月に発足した消費者庁の話を聞くのは初めてでした。割賦販売法というのはクレジット事業者が守らないといけない法律で、消費者保護の観点からけっこう大きく変わるんですね。

特定商取引法の改正では、分かりやすい返品の取扱の表示が必要で、ネットショップでは「特定商取引法の表示」ページだけでは不十分になります。買物かごの表現を変えないといけなくなります。説明の後、質疑応答時間に消費生活センターの相談員から次々と現場ならではの質問が出ていました。
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さてお昼に、近くのメリケン波止場まで出かけてきました。ハーバーランド近くにあり、遠くには神戸空港も見えます。メリケン波止場に震災時に破壊された波止場が保存されています。一帯は神戸港震災メモリアルパークになっていて、被災や復旧の様子などが展示されています。あれから14年たったんですね。
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三宮駅から海へ伸びるフラワーロードに高層マンション(タワー)が出来ていました。この時期に売れるんですかねえ。そういえば先日の「せやねん!」(土曜日に毎日放送が放映しているローカル番組)で「さゆりカツミ」が神戸の億ションを紹介していましたなあ。

そうそう、さっきケンミンショーを見ていたら津の「津餃子」が紹介されていました。とってもマイナーなB級グルメなんですがあ。

高安城から信貴山へ

連休最後ぐらいはどこかへ出かけようと、ウチの奥さんと信貴山ケーブルに乗って高安山駅へ

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ハイキングコースを歩き、まずは高安山山頂を目指します。高安山山頂から山道を大阪へ降りる予定でしたが、山頂付近に高安城倉庫跡という道標を発見。

「古代史に出てくる高安城があるんだ!」と予定を変更して見に行くことになりました。って、私が勝手に予定変更したのですが(笑)
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ハイキングコースをかなり歩くと、また道標があり、ハイキングコースをはずれた山道が続いています。そこを行くと、やがて開けた所に出ました。遠くには若草山や東大寺が見えます。下に礎石が残っていて、これが高安城の倉庫跡。

高安城というのは663年の白村江の戦いで敗れた大和朝廷が唐・新羅などの侵攻に備えて作った山城で、大和の最終防衛線でした。壬申の乱の舞台にもなったところです。謎が多い高安城で、詳しいことはまだ分かっていません。

さて、だいぶ奈良側に来たので、このまま大阪に帰るのもなんだしと信貴山を目指すことになりました。山道を歩くと、空鉢堂に着きました。傍らに信貴山城跡の碑があり、ここが松永久秀が信長に逆らって最後は自爆して落城した城です。
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空鉢堂をずっと降りて行くと朝護孫子寺。信貴山縁起絵巻を見て、虚空蔵菩薩の戒壇めぐりをしてきました。真っ暗な中を手さぐりで一周するコースで、下手なお化け屋敷よりよっぽどこわいですね。先に入ったご婦人方は少し入って、こりゃ無理と入口に戻ってきていました。

でっかいアヒル

今日は昼まで梅田でお仕事

お昼を食べた後、中之島まで歩くと水都大阪2009をやっていました。
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一角でコンサートをやっていたり、中之島公園の方へ行くと、いろいろなモニュメントがあって、中では子供が砂場遊びを体験できるコーナーやいろいろと遊べる施設がありました。ビルの気温計を見ると32度ですが、会場のいたるところにミストシャワーがあり、けっこう快適ですね。
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さて中之島の突端まで以前は行けたのですが、知らない間に大きな噴水ができていました。噴水の下を水陸両用バスなどが通り過ぎていきます。ここから天満橋方面を見ると大きなあひるが大川に浮いていました。

あれだ!と天満橋方面へ。
正式にはフローティング・ダックというそうですが、大阪の人間は「でっかいアヒル」や巨大アヒルと呼んでいます。
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江戸時代、寺田屋で有名や伏見と天満橋の八軒家浜までを船が結んでしました。その八軒家浜船着き場を再現したところに、でっかいアヒルが浮いておりました。それにしても大きいですね。案内を見ると、今日まで公開だったそうです。ラッキー!

そうそう「デジブック」に今日、撮影した画像をアップしておきました。(1分ほど)

事業仕分け

知的生産の技術研究会の八木会長から構想日本が大阪市の事業仕分けをやるよと案内をもらい、出かけてきました。

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場所は天王寺にある大阪市職員人材開発センター。事業仕分けというのは「公務員の数は仕事の有無にかかわりなく一定の割合で増加する」というパーキンソンの法則がありますが、本当にその事業を公務員がやる必要があるのかどうか外部委員が検討する作業です。

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受付で分厚い冊子をもらって7階の講堂に入ると、ちょうど市役所の担当が事業の説明をしているところでした。説明は5分で、そのあと質疑応答が20分あります。委員は他の市町村や市民などで構成されており、けっこうマクロ的視点から質問し、面白かったですね。

最後に各委員から、事業を辞めるべきか、民間委託するか、市役所でやっていくか結論を出します。最終結論ではなく、提言になっています。事業仕分けは2002年から始まり37自治体で行われています。議論仕分けをしているところを公開し誰もが議論を聞けるというのが一番で、霞が関は最後まで公開に抵抗したそうです。

今日は大阪市の44事業の事業仕分けが4つの会場で行われていました。最初に入ったのは広い講堂でしたが、聴衆は30名ほどでした。次に小さな会議室に行ってみると狭い会議室が聴衆でぎっしり。議論されたいた事業は「防潮堤等の管理」でした。議論を聞いていたらビックリ。鉄扉のメンテナンスを行うのですが、何トンもある鉄扉を取り外し、工場に運んでペンキを塗り替えるのを公務員が行っていました。大阪市港湾局の職員は800人もいるそうです。

なんで、そんな仕事を公務員がと思っていたら、委員の意見も完全民営化、民間委託が大勢でした。そら、そうでしょうね。さて終わって休憩になったので、会議室をぞろぞろ出ていく人を見るとほとんど私服なんですが、グループが多いですね。会話を聞いていると大阪市職員で、関係部署かどうかは知りませんがやっぱり気になるようです。(笑)

分厚い冊子には議論となる事業が紹介されていましたが、各商店に専門家を無料で10回も派遣する事業もありました。こんなんやっていたんですね。黒板に貼り出されていた速報を見ていたら事業廃止になっていました。

靱(うつぼ)公園

今日は大阪の本町で仕事。

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少し時間があったので、本町のIBMを少し北に行ったところにある、靱(うつぼ)公園へ行ってきました。昔、土佐堀で仕事をしていた時、昼休みになると靱公園に出かけて散歩していました。

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そういえばIBMさんでも、よく徹夜をしていましたね。3階か4階に汎用機があり、客先の環境を再現して、負荷テストなどをやっていました。端末が50台ほどあるのですが、何台からもアクセスがあるようなシュミレーションソフトを各端末に仕掛け、次々に起動することで、ゴールデンウィークや正月前のようにアクセスが集中しても、システムが落ちないかテストしていました。深夜、誰もいない端末室で、イスを走らせながら、ひたすらエンターキーをたたく、はたから見たら不気味なことをしていました。

大阪は緑が少ないのですが、靱公園は貴重な公園ですね。

細長い形をしているのですが、第二次世界大戦が終わった後、占領軍が飛行場に使っていたので、そのまま滑走路の後が公園になっています。ずっと昔は雑喉場(ざこば)魚市場と靱塩干魚市場があった場所です。

楽市楽座(いずみ苑)

近鉄・高安駅のすぐ近くに「いずみ苑」という建物があります。大正時代に建てられた重厚な建物で、広い畳の広間と庭で有名です。

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知り合いが管理しているのですが、近ければよけいに行かないという法則通り、歩いて5分ほどの所ですが全然行っておりません。(笑)ちょうど「楽市楽座」という催しをやっているのを見つけ、ウチの奥さんを誘って出かけてきました。

「楽市楽座」ということで広間にアクセサリーやらなんやら女性が好みそうなものを展示&販売しています。最も非売品も多く、半分は所蔵品の展示になっています。というわけでウチの奥さんはさっそくいろいろと品定め。

いろいろな人が入れ替わり立ち替わり現れ紹介いただいたのが、観光の仕事をしている陸奥さん。なんとこの方、All About「大阪」のガイドさんでした。こんなところで!

もう一人はリラッペ企画の山崎さん。どっかで見た印象的な鞄だと思ったら生野区で取り組んでいるミラノのモノ作りプロジェクトに参加されている方でした。自転車に取り付ける印象的な鞄をテレビで見たことがあるのですが、あの鞄を作られていた方でした。

素敵なひと時をありがとうございました。

教興寺の戦い

近鉄・高安駅から山の方へ向かっていくと教興寺という地名があります。

ここは戦国時代、畿内での最大の会戦である「教興寺の戦い」(1562年)が行われた舞台で、三好長慶と畠山高政が激突。勝利した三好長慶が河内国、和泉国、大和国、紀伊国を掌握して天下人となることができました。次に天下人となったのが信長ですが、信長は三好長慶のやり方をよく学んで自分の施策にいかしています。

高安駅の近隣案内で「教興寺」があるというのは知っていたのですが、今日初めて出かけてみました。外環状線まで出ると、「教興寺」という案内が出ています。ここらいったいが「教興寺」と呼ばれる土地で、ずっと山へ向かっていくと大きなお寺の屋根が見えてきました。あれかなと思ったら、天理教の教会でした。天理教を過ぎたところに小さな山門を見つけ、そこに「教興寺」と書かれていました。

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聖徳太子が物部守屋との戦いを祈願するために建立したという四天王寺のような謂れがある寺で、「教興寺の戦い」で焼失した後、再建されましたがそれにしても小さな寺ですね。寺には池があって「湯川直光公勇戦の地」という碑が建っています。

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誰だ?湯川 直光ってと調べたら畠山側で戦った紀伊国亀山城の城主ですね。雑賀衆と共に戦ったいましたが、この地で戦死したそうです。

最近、歴女が流行っていますが、さすがにこんなマイナーな戦国武将は範囲外でしょうね。高安あたりは、すぐ近くには楠木正成の右腕として戦った恩智左近の恩智城跡もあり、物部守屋が蘇我&聖徳太子と戦った場所もすぐ近くで、昔からずっと戦の場所になった土地なんですね。

誘惑と葛藤

今日は梅田でお仕事。行きは御堂筋線を使いましたが、帰りは上六(上本町六丁目)でマネケンを買おうと谷町線にしました。

しかし梅田の地下街って誘惑が多いんですね。谷町線に向かう両側に立ち飲み屋などが並んでいます。夕方ともなると、人で混んでいるんですが不況の影響か、けっこう空間が空いています。こりゃ、すっと入れるじゃないと思ったのですが、我慢、我慢。

でも谷町線に乗っている間に生ビールがちらつきますなあ(笑)
結局、上六の地下街にある居酒屋にちょっと入って気がついたらビールと焼酎を頼んでりました。今日みたいに蒸し暑い日にはたまりませんねえ!と言いましても店にいる時間は20分ほど。同じような連中が多く、アテも1品か2品仕方飲んでいませんので皆さん会計して出ていく時は1000円ぐらいです。よく考えるととっても回転率のよい商売ですね。

マネケンは忘れずに買って帰りました。