-
名古屋市新事業支援センターがある吹上ホールは、100メートル道路(若宮大通)に対して、ちょっと斜めに建っていますが、理由は名古屋刑務所の跡地に建てられたからです。
名古屋の古書店などで古地図を探したりしているんですが、最近、便利なウェブサービスが登場しました。「今昔マップ on the web」というサイトで新旧の地形図を切り替えながら時系列に表示できます。
さっそく見てみると100メートル道路はなく、今も名古屋市内を斜めに走る飯田街道と名古屋刑務所がバッチリ。一番、古い地図で見ると名古屋刑務所はなく、今の吹上ホール駐車場あたりに丘のようなものが2つあります。これが今もある吹上観音が祀っていた2つの古墳のようですね。名古屋刑務所を建てる時に古墳をつぶしてしまいました。
タグ: 吹上
吹上駅の伝言板
名古屋市地下鉄・桜通り線の吹上駅の改札を出たところに伝言板が
「駅に着いたら電話する」と携帯を使って連絡するのが当たり前で
反対に「ごめん5分ぐらい遅れそう」と簡単に連絡できるので、遅
「シティーハンター」というコミックでは、駅の掲示板に「XYZ
吹上は刑務所跡だった
名古屋新事業支援センターが入居している名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)ですが、昔の刑場跡だったのではないかというウワサを聞きました。ネット
では調べられなかったので江戸時代の古地図を調べるしかないですね。関西の古地図は大阪や京都などいくつか集めて手元にあるんですが、さすがに名古屋はな
いですね。また古書店で古地図を探さなくては。
ネットで調べると吹上ホールのある場所は、名古屋監獄(後の名古屋刑務所)跡だったそうです。昭和40年、若宮大通(いわゆる100m道路)の建
設に伴い移転しました。吹上駅の近くには斜めに走る飯田街道が通っていて、徳川家康が尾張名古屋と信州飯田を結ぶ街道として整備しました。東海道沿いの
鈴ヶ森に刑場がありましたので飯田街道沿いの吹上にあっても不思議ではないですね。