エンターティメント発想術

S11-05-02.jpg月1回開催している知的生産の技術研究会・関西の5月セミナー

「エンターテイメント的発想術~ 遊び心で大衆をつかめ」 

 フリープロデューサー・広報コンサルタント  白附 克仁(しらつき かつひと)氏

ブログ、Twitter、Facebookなどの登場により芸能人だけでなく誰もが大衆と影響を与えることができる時代が到来。ブログを書く時、どんな人が読むか想像力を働かせて情報発信しなければ炎上などになってしまう。

テレビのプロデューサにとって想像力を働かせるのは当たり前。大衆がどう番組を受け取るか、どんな反応を示すか想像し、番組作りをしていく。大衆を意識することが重要で、自分の視野が広がり今まで見えていなかったものが目に入るようになってくる。

モノを売るのが難しい時代で、必要なモノほど値切られ価格競争に陥りやすい。付加価値をつけ経験の価値を売らなければならない。そのため個人、企
業にとって大切なのがエンターテイメント的発想術。会社では真面目な会議も必要だが、面白いものを自由に発想する会議がないと突飛なアイデアが出てこな
い。

エンターテイメント的発想術の事例としてスーパーによる電子マネーの販促事例を紹介。ポイントが入った電子マネーを販促で配るが、福引になっている。ほとんどの電子マネーは1円、2円だが、中には1万円をいくつか入れて顧客に案内。顧客は店に来てカードを通さない限り、中

にいくら入っているか分からない。顧客は期待感を持ちながら店にやってきて買い物してくれる。

もちろんプロデュースされている串かつ「ダルマ」の話もたっぷりしていただきました。

セミナーの様子です。

http://tiken-kansai.org/TS11/S11-05.html