あまり知られていませんが、インタネット接続に必須の住所(IPアドレス)がとうとう枯渇してしまいます。最後の在庫が2月3日にアジアなどの各地域に配られて、この在庫を使い切ったら終わりです。在庫がゼロになるのはこの夏ぐらいの予定で、新規にネット接続したいと言っても住所がありません。これでは困ります。
枯渇問題は以前から予想されていましたので、現在のIPアドレス(IPv4)に変わる新しいIPアドレス(IPv6)が用意されています。v6はバージョン6の意味です。ただしIPv6に対応できるネットワーク機器に更新しなければなりません。いわばインターネット世界の地デジ問題。新規のネット接続にはIPv6のアドレスが与えられます。
明日は、ちゃんとIPv6がつながるか全世界でテストが行われます。題して「は「World IPv6Day」。Google、Facebook、Yahoo!などのネットサービス事業者やプロバイダーなどが参加し、朝9時から24時間、テストが行われます。この間、各企業のサービスがIPv6対応になりますので、一部環境では障害が発生します。明日、ネット接続できなければIPv6対応がどこかで、できていないんでしょう。