食品サンプルの発祥は大阪

sample201206.jpg船場総研のメンバーと平野へ出かけました。船場総研とはパソコン通信Nifty-Serveにあった中小企業診断士のオフライン勉強会「船場勉強会」のOB、つまり中小企業診断士で組織している研究会です。年に何回か研究会を開催しています。

JR平野駅に集合して歩き出したのですが、先導メンバーが迷子になってしまい、結局、駅から10分で着くところに30分かかったたどりつきまし
た。おかげで平野の中小企業の様子がよく分かりました。たどりついたのは森野サンプルという食品サンプルを作っている会社。体験コースがあり、ケーキやパ
フェが作れます。

私はケーキを選択。土台に実際のケーキを作るようにクリームを塗って、その上にイチゴなどをトッピングしていきます。最後にイチゴなどにニスを塗って完成。これでラシク見えるのがすごいですねえ。

体験コースは一人3000円で自分が作った作品を持ち帰れます。本日参加していたのは30名で、9万円の売上。またワケありの食品サンプルなども
安く売っており、こちらの売上もあり、なかなかうまいビジネスモデルになっています。メルマガ会員向けの特別講座の案内もあり、なかなかうまい経営をして
います。

食品サンプルを誰が始めたかは分かりませんが、広めたのは「いわさき」という大阪の会社で森野サンプルの先代も「いわさき」で丁稚奉公しながら学
んだそうです。食品サンプルって大阪の地場産業だったんですね。海外でも台湾や中国で出来始めていますが、日本のような繊細なモノはできないそうです。