神津嶽

枚岡神社奥宮

昨日、登った神津嶽(かみつだけ)にあるのが、河内一の宮である枚岡神社の奥宮。とっても古く、神武天皇が東征で生駒山を攻め上ろうとしてナガスネヒコに敗れますが、国土の平定を祈願するために神津嶽に天児屋根命(あめのこやねのみこと)と奥さんである比売御神(ひめのかみ)を祀ったと言われています。

■奈良の春日神社の元

天児屋根命は中臣氏(藤原氏)の祖神で、アマテラスが岩戸に隠れた時に祝詞を唱えたことから言霊(ことだま)の神とも言われていて、なんで神武天皇が天児屋根命を祀るのかよう分かりません。

天児屋根命と比売御神が勧請されて春日神社ができましたので枚岡神社は元春日とも呼ばれています。神津嶽の周りには古代祭器跡がいろいろと見つかっていて昔から聖なる場所でしたので、中臣氏がそんな物語を作ったのでしょう。神津嶽は林に囲まれていますが、少し降りた枚岡展望台からは大阪平野を始め、瀬戸内海、淡路島が一望できます。

一望できるということは登らないといけないということで枚岡神社から枚岡展望台を経由して40分ほど山道を登らないとたどりつけません。この時期、息も絶え絶えになります。

神津嶽

猫

珍しく奥さんと休みが一緒の日曜日。

朝早くなら涼しいから生駒山登ろうという提案が!「エーッ、暑い中、山登りなんかやだあ!」と言う度胸はありませんので、ヘイヘイと後ろをついていくことに。朝早いから、涼しいというのはガセネタで、しっかり暑かったです。

ゼイゼイ、汗をかきながら登っている隣をトレイルランイングの練習をしている連中が追い抜いていきます。元気ですなあ!ゼイゼイ言っているのを哀れんだのか、生駒山頂はあきらめて神津嶽まで登って帰ってきました。帰って飲むビールは最高ですねえ。

大阪メトロ・中央線

猫

停電で止まり万博で帰宅困難者が続出した大阪メトロ中央線ですが、8月になると学生が夏休みとなり、お盆休みとなると座席にも座れます。時たま万博に行く団体に遭遇すると、いつもの混雑に戻りますが、ずっとお盆休みが続かないかなあ。すいてていいのに。

中央線は万博までピストン輸送するため土日ダイヤがなくなり朝と夕方のラッシュ時には2分30秒間隔で運行されています。山手線並みですね。ただ夢洲-長田間の地下鉄区間だけで、接続している近鉄けいはんな線は4~5分間隔です。以前は7分間隔だったのが万博で増便されました。ただ帰りに乗ろうとすると長田行の場合も多く、ある時間帯には長田行が続けて2本も来ることがあります。

無心

無心

お墓まいりの後、昼飯を食べに行った、というか連れていかれたのが「無心」という、つけめんのお店。

生駒の奥にあるお店で、ラーメンに二郎系とかありますが、奈良には無鉄砲系というのがあるそうで、その系列です。濃厚どろどろスープが特徴なんだそうで、なんか天一のようですね。名物のつけ麺を食べましたが、それよりも机に置いてあった高菜がおいしくってビールのあてに最適でした。

エントロピー増大の法則

エントロピー増大の法則

エントロピー増大の法則って、ご存じですか。「秩序のあるものは、放っておくと必ずバラバラになり、無秩序の状態になる」という法則です。重要なのは、その逆が起きないことです。

つまり、きれいに本を整頓していても絶対に崩れてしまのが真理というものです。真理には逆らうことができません。ジタバタせずに、あるがままを受け入れましょう。って単なる言い訳です(笑)。

立秋

立秋

暦の上では秋といいながら今日も暑いですなあ。

大阪は午前中が雨で、ちっとは涼しくなるかなと期待しましたが、湿気で蒸し暑くなっただけでした。立秋はもともとは中国大陸で生まれた二十四節気の一つですので、海に囲まれた日本とは時期があわない面もあります。

日本と中国では経度差(時差)があるため天地明察では唐から伝わった宣明暦が時代とともにあわなくなり渋川春海があらたに貞享暦を作る話が出てきます。

本のだぶり

だぶった本

また同じ本を買ってしまった!

本を買う前に極力、注意をして後書きや途中の文章を少し読み、「覚えていない!買っていないはずだ、大丈夫だ!」と買っています。最近はだぶって買うことがなかったのですが、「大阪のなぞ 歴史がつくってきた街のかたち」という本を読み進めていくと、ナビオ阪急(現在のHEP NAVIO)は船の帆先に見立ててデザインしたもので、ナビオにはポルトガル語の「大きな船」という意味があると書かれています。その通り!

待てよ、どこで知ったかなあと、よく考えていたら同じ本を買ってました。ウーン、今度からはもっと内容を読み込んでから買うかどうか決めなければ!

経営情報システム

猛暑

猛暑が続いています。涼しくなるのはいつのことやら。

中業企業診断士試験・経営情報システムの問題が届きました。予想どおりAIに関する問題が2問出ていましたが、1問はAIへの攻撃問題。そんな方面から出題するんですかいなあ!難問になりやすい統計の問題は出ず、SQLが2問出ていました。ブロックチェーンの問題も出ていましたが、ちょっと難問ですね。あとはオーソドックスな問題でした。

中小企業診断士試験・2日目

中小企業診断士試験・2日目

今日は経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策の3科目です。
経営情報システムはAIの問題がでるでしょうねえ。バックプロパゲーション(誤差逆伝播法)法などは受講生に説明したので大丈夫でしょう。
そうそう「脳・心・人工知能」(甘利俊一著 講談社ブルーバックス)を読んでいたら確率的勾配降下法という名前で甘利先生が1967年にAIの学習法を提唱していたんですね。

当時のコンピュータの能力の低さから注目されませんでしたが、これが後のバックプロパゲーション法と同じでした。こうなると生成AIは日本から誕生していた可能性がありました。4004もそうですが、この手の埋もれた逸話が多いですね。

大和郡山城

大和郡山城

平城京・羅生門の最寄駅が近鉄郡山駅です。駅のすぐそばに大和郡山城があり、城の中を近鉄線が通っています。

大和郡山城は小さな城があったのを筒井順慶が大幅に改修し、筒井氏が伊賀に転封した後は羽柴秀長が改修して居城にしました。羽柴秀長といえば来年の大河ドラマの主人公です。「2026年放送NHK大河ドラマ『豊臣兄弟』 秀長さんゆかりの町」というノボリがたくさん並んでいました。

羽柴秀長は兄の秀吉を大いに助け天下取りに貢献しました。最後の仕上げである小田原攻めの時に大和郡山城で病死します。市内には大納言塚というお墓があります。