春の大古本祭り(四天王寺)

四天王寺へ

春の大古本祭り(四天王寺)

まずは亀井堂へ。経木流しをする亀の形をした水槽があり、亀の口から水が流れていますが、4年ほど前の調査で飛鳥時代に造られた可能性が高いことが判明。飛鳥にある斉明天皇が造った酒船石遺跡の亀形石造物と同じ時代になります。難波京の遺物という説もありますが、なんせ飛鳥時代のものが現役で使われていますので貴重です。ただし亀井堂へ行ってもそんな説明はどこにもありません。

四天王寺には古書店が集まって春の大古本祭り(関西古書研究会)が開催されています。観光でくるインバウンド客も多いので、パンフレットや画集ものなど見て分かる出品物も多く、「Cosyo」という看板もありました。5日の最終日に行ってきて古地図などを掘り出してきました。またツン読が...

春の古書祭り(岡崎)

「春のパンまつり」ではなく「春の古書まつり」です。

春の古書祭り(岡崎)

京都・岡崎へ。京都市勧業館みやこめっせで京都古書研究会が参加する春の古書大即売会です。本日まで開催されています。もう42回目なんですね。京の三大古本まつりの一つで夏は下鴨神社の糺の森、秋は百万遍の知恩寺で開催されます。

インバウンドや観光客であふれる平安神宮はパスして、みやこめっせへ。其中堂、赤尾照文堂、竹岡書店などの老舗などの他に店舗を持たない古書店も参加していました。京都古書研究会では昔、「京古本や往来」という機関誌を出していて、そういえば原稿を書いたことがあったなあ。

久しぶりに参加したのですが集中レジ方式はやめにして、各店舗での清算式に変わっていました。端から探求をはじめますが昭和初期の奈良の地図を発見。大仏鉄道はないのですが、近鉄ではなく奈良電気鉄道と大軌奈良線の時代です。尼辻駅を見ると暗奈良街道が垂仁天皇陵脇を通っていました。やっぱりGoogleマップは間違っているんですねえ。ということで購入。古書市まで足をのばすから、ますますツン読が増えることに(笑)。

天スタ(桔梗が丘駅)

天スタ

近鉄・桔梗が丘駅(名張市)は大阪から1時間ほどの距離でベッドダウンになっていました。昭和30年代に大規模な住宅地開発が行われ、賑わっていましたが、高齢化とともに定期で通勤する人が減りました。また便利な大阪へ移り住む人も出て、住宅地は世代交代していますが車生活が主ですので、駅周辺はさびれることになります。

ということで桔梗が丘駅で降りるとランチに困ることになります。以前は駅前に近鉄百貨店があり、いろいろなお店があったのですが、近鉄百貨店が撤退。あとを食品スーパー「ぎゅーとら」が引き継いで、スーパー内に食堂があったのですが「ぎゅーとら」も撤退。駅周辺の住宅地は開発当初から暮らす住民が多いため、駅前ながら買物難民状態になっています。

ランチ難民にならないようGoogleマップで天スタ(天理スタミナラーメン)を見つけて、坂を登り降りて、久しぶりに天スタを食べてきました。桔梗が丘駅から近くというと天スタか歌行灯だけですね。

合同会社 清算への道(2)

■解散決議をする
さて合同会社解散の決議をしなければなりません。

といっても代表社員一人だけなんで、自分で「解散するぞ!」といえばOKです。検索すると法務局のサイトに「合同会社解散及び清算人選任登記申請書」がありました。Wordで提供されているのでダウンロードし、総社員の同意書、清算人の選任、就任承諾書の雛型があるのでこれを修正します。清算人は自分になります。総社員の同意書、清算人の選任は社員名(複数社員なら複数記載します)を記載し、名前に押す印鑑は認印で大丈夫です。

清算人の就任承諾書にも自分の名前を書くのですが、こちらは個人の実印です。また印鑑証明書が必要で、四条リージョンセンターへ行った時についでにとってきました。

かかった費用
清算人個人の印鑑証明書 300円

丸亀製麵「釜揚げうどんの日」

丸亀製麵「釜揚げうどんの日」

午後の講義で三重大学へ行く時、江戸橋駅で降りて、途中にある丸亀製麺でランチを食べています。今日も行ってみたら長蛇の列。店の入口から外にずらっと並んでいました。「参ったなあ、あとは学食まで食堂はないし、学食はもっと混んでるしなあ」と列に並ぶことに。

並んでいる2/3は三重大学の学生です。何で、こんなに学生が多いのと入口まで来たら、5/1限定で「釜揚げうどん」が通常(340円)の半額(170円)と書かれていました。学生はこういう情報には目ざといですねえ!もちろん釜揚げうどん並を注文しました。講義はギリギリ間に合いました。

合同会社 清算への道(1)

四条リージョンセンター

2017年3月3日の雛祭りの日に設立した合同会社エムアイティエスですが、インボイス制度が2023年10月から始まり、個人事業と法人の2つで消費税を納入することになり、こりゃ面倒だと法人を清算することにしました。というころでいろいろと調べながらやっています。

まずは法人契約している先に連絡して個人契約に変更です。具体的には銀行口座の変更になります。

清算すると協会けんぽではなく国民健康保険になりますので、東大阪市リージョンセンターへ行ってきました。持参するのは健康保険資格取得・喪失証明書です。資格喪失になり退職日の翌日を記入しますが、一人会社なんで証明などは何とでもなります。提出し1週間ほどたつと書留で保険証が届くそうです。すんごい昔に退職して独立した時にも手続きしたなあ。

額田駅

近鉄奈良線に額田駅があります。普通と準急しか止まらない無人駅で、生駒山の高原を走り大阪平野が一望できます。私は麓に住んでいるので額田駅までエッチラオッチラ、坂を登らないといけません。

額田駅周辺に中小企業診断士が生息しており、以前に連絡をもらい駅横の亭亭ダイニング&バーで呑んだのですが、その第二弾です。今回は八戸ノ里在住の診断士も呼びだして18時に集合、店が開くのと同時に入り、結局、22時まで4時間飲んでおりました(笑)。

お店にフィリピン土産の蒸留酒(40度もある)を持ちこんで、3人でワイワイやっていると、鶴橋で飲んだ帰りの夫婦が来店。ワイワイやっている会話の内容から「ひょっとして診断士ですか?」と声をかけられ、旦那さんが隣の石切駅近くに住む診断士ということが判明。家の近くにそんなに診断士が生息していたんですなあ。

教養としてのコンピュータサイエンス講義

教養としてのコンピュータサイエンス講義

古書店を巡る時の鉄則は「買わずに後悔するより買って後悔しろ」です。別の古書店で、同じ本がより安く売っているのを見つけても、最初に見つけた時に買っておかないと、次に巡りあうことはありません。新刊でも同じで、出版の回転が速いので見つけた時に買っておかないと棚から消えてしまいます。で、どうなるかというとツン読の山になります(笑)。

せっせと山を崩そうと格闘中で、「教養としてのコンピューターサイエンス講義」をようやく読了。著者はカーニハン教授です。今から40年以上も前にSRAというITベンダーに入社した時、読んだのが「プログラミング言語C」、「ソフトウェア作法」、「プログラム書法」です。プログラマのバイブルで、カーニハン教授の著作です。あの頃は若かったなあ(笑)。読み終わって、よく見たら翻訳者が同じSRAに新入社員で入った同僚でした。

8ビットが1バイトになりますが、1956年にIBMのコンピュータアーキテクトであるワーナー・ブッフホルツが作った言葉だと初めて知りました。

拡張子

拡張子

学生にWindwsの拡張子について話をしても、どうも通じない。

よく考えたら学生は私物パソコン持ち込みですので、エクスプローラのデフォルトが「登録されている拡張子は表示しない」にチェックが入っていて拡張子が表示されていません。そら話が通じないはずです。

チェックをはずしてもらって拡張子を表示。さっそくメモ帳で作成したファイルの拡張子「txt」を「doc」に変えて、アイコンをワードに変更してもらいました。「魔法みたいだ!」という声が学生からあがってました。今年の新入生は素直ですなあ(笑)。新しい学習指導要領で「情報」の授業が始まっていますが、高校まで拡張子について習っていないんですね。

天正寺城

天正寺城

天正寺城

淡河城北側にある天正寺山に築かれたのが天正寺城で、日本城郭体系によると永禄4年(1561)に淡河氏領に有馬則頼が侵入して築いた城とされています。淡河氏はもともとは北条氏の一族で、地頭職として淡河に赴任した時に淡河氏と名前を変えたようです。

三木合戦となり天正寺城は淡河城西付城とあわせて淡河城攻めの付城として使われます。淡河城一帯が見える見晴らしのよい所にあります。城は、その後は使われなくなったようで城跡に愛宕神社が祀られることになりました。

階段を登り、次に山道を登りきると頂上に愛宕神社があり、ここが主郭になっています。少し下って尾根筋を進んでいくと二重堀切があり、他にも郭がありました。郭に入るところが土橋になっているところがありますが、後世に改変された可能性があります。