覆面調査員がやってきた

今年度、全国316ケ所に地域力連携拠点が設置されました。各地の商工会議所などに設置され、応援コーディネータが地域資源や農商工連携の相談にのっています。

競争原理が導入されており、設立当初より覆面調査員による顧客満足度調査を行うと発表されていました。

さて応援コーディネータをやっている知り合いのところへ変な電話がかかってきたそうです。
「創業したいので、地域力連携拠点で相談したいのですが」
「創業でしたら、インキュベーションマネージャがいますので、そちらにおつなぎしますが」
「いえいえ、ぜひ地域力連携拠点で相談したいのですが」
「じゃあ、どうぞ」

大体、「地域力連携拠点」なんて施策名を正確に言える事業者なんておらず中小企業診断士の勉強でもしていれば別ですが、大概は「相談にのってもらえますか?」という電話がほとんどです。

それで相談にのったそうですが、細かいことを聞き始めると何も言わなくなるそうで(笑)ほとんど、一般的な創業の注意点をしゃべってばかりいたそうです。どう考えも覆面調査員だなと言っていました。

ネットで検索したら「地域力連携拠点」覆面調査募集なるものが、オイオイ(笑)

七里の渡し(桑名)

11月に経営者研修会(IT経営応援隊)を行うので集客依頼に四日市、桑名の金融機関へ。ついでに桑名の企業さんを3社ほどまわってきました。

1社は九華公園のすぐ近くにあり、久しぶりに城跡に寄ってきました。九華公園は桑名城の本丸跡と二の丸跡に作られた公園で、城は残っていませんが、堀跡などが残っています。

神社の横に天守閣跡がひっそりと残っています。ちょっと登ったのですが草ぼうぼうで出てきたらズボンが「ひっつき虫」だらけに。ベンチに座って、せっせと取っていました。

城跡の近くには「七里の渡し」があります。東海道を名古屋まで進むと熱田神社近くに宮の宿があり、ここから桑名までは七里の船旅でした。桑名に着くと、桑名城の櫓と伊勢国の入口にあたるため、伊勢神宮の「一の鳥居」が出迎えてくれます。

江戸時代はこの鳥居をくぐって、お伊勢参りに出発したんですね。

ランチのお店探し

昨日の土曜日はいい天気でしたが、今日の大阪は雨でした。

もっとも土日とも大阪の松屋町で研修インストラクターの仕事をしていましたので、天気はほとんど関係ありません。天気を気にするのはお昼を食べに行く時ぐらいですね。

松屋町界隈はビジネス街ということもあり、土日に営業しているお店が少なく、特に日曜日は限られますので同じお店に行くことになります。お店が少ないので、いきおい研修受講生と鉢合せをします。

もっともインストラクターはのんびりランチを食べていますが、受講生の中には課題が終わっておらず、弁当屋に走って、お昼そっちのけで課題に取り組んでいます。いや~あ、こういう時だけはインストラクターやっていてよかったと思いますね。(笑)

アイデアを売れるカタチにする方法

火曜日は知的生産の技術研究会のセミナー

「他では商品化できないアイデアをカタチにする会社」カンミ堂の末永社長に商品開発の苦労話などをうかがいました。

苦労の末、企業向けノベルティグッズで成功しましたが、ノベルティを企業に採用してもらう極意は、お客さんが消費者と認識することです。そこでカンミ堂では市販に力をいれています。お客さんが欲しいと思うものでなければノベルティとして採用されません。

結果的に企業の販促担当者から声がかかり、営業しなくてもよいビジネスモデルを作り上げています。ヒント満載のセミナーでした。

9月セミナーの様子