ステップで学ぶビジネスモデル

ステップで学ぶビジネスモデル
ビジネスモデルに関するセミナー依頼があり、快諾したのですが、セミナーに参加できない事業者に配るものが欲しいということで小冊子(A4版27ページ)を作ることになりました。しかも1500部も(笑)
SWOT分析、3C分析など基本的なフレームワークに関して、そんな言葉を聞いたことがない小さな企業でも応用できるように例をまじえて書きましたが、導入部は歴史モノにしてほしいという変った依頼。まあ歴史モノは好きなので、いいんですが(笑)。
というわけで序章は「信長に学ぶビジネスモデル」になっています。既得権益を壊し、楽市楽座という特区をつくり、関所を廃止して戦国版TPPを実現。兵農分離で戦い方のルールを変えた信長のビジネスモデルについて書いています。
原稿を書いて送っておいたところ、出来上がったようで見本が届きました。なかなかきれいな装丁になっています。

大阪府中小企業診断協会 秋の懇親会

マイドーム大阪
昨日はマイドーム大阪7階にある大阪府よろず支援拠点で窓口相談。
終わってから1階に降りて、大阪府中小企業診断協会の秋の懇親会に参加。マイドーム大阪1階にあるレストランを借り切っての開催です。7階から1階に降りるだけでよいので、便利です。
中小企業診断士の2次試験に合格すると実務補習が待っています。春(2月)と夏(7月、9月)に開催され、実務補習が終了すると晴れて中小企業診断士。夏の実務補習を終わったところを見計らって、大阪府中小企業診断協会へ入会してもらおうとのコンタンで開催される懇親会です。
各研究会などの紹介がありましたが、青年部が紹介していたのが「走る診断士」。「走る診断士」と書かれた青いTシャツを着て、しまなみマラソンや大阪マラソンなどによく出没しています。私は「走らない診断士」として、もっぱら撲滅運動を一人で展開しています。正確には「走れない診断士」なんですが(笑)。
懇親会が終わってから、そのまま流れて北浜で一杯やって帰ってきました。その前日は「ねぎ坊主」で飲んでいたし、今日は....やっぱり飲もう!

枚岡祭り

枚岡祭り
四日市から東大阪へ戻ってきたら夜。まだまだ祭りの時間に間に合うので枚岡神社へ行ってきました。
さすがに平日の開催ですので、土日の開催に比べるとちょっとすいていて、人混みの中を歩くことができます。(土日開催ですと境内は御堂筋線のラッシュ並み)境内に入るとちょうど地元・宝箱(ほうそう)太鼓台の宮入をやっていました。
近隣の各町から大小合わせて23台以上の布団太鼓と1台のだんじりが出ます。太鼓台を担ぐときに「ちょうさじゃ」と掛け声をかけるのですが、これって600年前の狂言のなかにも祭囃子として出てくるとっても古い言葉なんですね。
太鼓台の重さは1~2トンあり、子供が2人~4人乗って太鼓を叩き、上には木にひっからないように2人が乗りますので、かなりの重さ。小太鼓で40人ほど、大太鼓になると70人ほどで担ぎます。
枚岡駅から額田駅まで線路沿いにずらっと屋台が並びます。ビール飲んでイカ焼き食べて極楽、極楽!

原田城

原田城
今日は曽根にある企業さんへ。伊丹空港の近くにある駅です。
着いた時間が早かったので曽根駅近くにある原田城跡へよってきました。住宅街の少し高台になっている所にある城跡です。このあたりの土豪であった原田氏のお城でした。
原田城には北城と南城がありましたが南城は市街化でなくなってしまっています。北城も市街化が進んだのですが土塁などが一部残っています。ただ旧羽室家住宅の庭の一部になっており、土日だけ公開されています。
原田城は応仁の乱の時からいろいろと戦乱に巻き込まれました。荒木村重が謀反を起こした有岡城の戦いでは、有岡城(伊丹城)に近いこともあり織田信長方の付城として活用されました。

扇の芝

扇の芝
天気がよかったので奥さんと宇治の平等院へ。
平等院の入口にあるのが有名な扇の芝。鵺(ぬえ)退治で有名な源三位頼政が自害した場所です。以仁王の平家打倒の綸旨をうけて挙兵した源頼政。平等院に籠って戦いましたが平氏に宇治川を突破され多勢に無勢で自害します。
能「頼政」では、宇治に立ち寄った僧を呼び止め、頼政の幽霊があらわれ回向を頼んで、扇の芝の草蔭に消えていきます。能では、よく「扇の芝」という言葉が出てきますが、その場所が何の変哲もないココ。ただし観光客のほとんどはまっすぐ平等院鳳凰堂を目指して、誰もいません。
平等院は修復工事をしていますが、創建当時からある扉絵「日想観図」の復元扉が博物館に展示されていました。12月6日まで公開され、その後はお堂に取り付けられるそうで、間近で目にすることができるのは今だけ。ラッキーでした。

10月14日、15日 枚岡まつり

枚岡祭り
近所では2週間ほど前から夜になると太鼓の音が町中に響いています。今日のような休日は朝から太鼓の音。枚岡まつり(秋郷祭)が近づいているので子供たちによる太鼓の練習です。
枚岡まつりは京都の祇園祭のように曜日固定で毎年、10月14日、15日に開催され、今年は水曜、木曜なんで残念ながら見られないなあ。
近くにある石切神社の秋季大祭は10月24日、25日で、毎年、日をずらして土日開催です。枚岡神社は河内一ノ宮なんで伝統なんでしょうね。
枚岡神社の各町から23台の太鼓台が出て宮入りします。江戸時代までは、だんじり(地車)が中心でしたが、枚岡神社までの坂がきついので明治時代に安全上の理由から布団太鼓に切り替わっていったようです。
この界隈の会社は皆さん太鼓をかつぐので、実質的に休業になります(笑)。

善照寺砦

善照寺砦
先日、沓掛城へ行ったついでに善照寺砦へ寄ってきました。
織田信長は今川方だった鳴海城の周りに丹下砦、善照寺砦、中島砦を築き、封鎖をします。
鳴海城は名鉄・鳴海駅のすぐ近くにあり、見晴らしのよい公園になっています。城は台地の西側端に造られていますので織田方を意識した防御になります。もともとは信長のお父さんだった織田信秀に従っており今川に対する城として造られました。室町時代に造られて廃城になっていた城を再利用しましたが、なんで西の端にしたのでしょう。
信長が造った砦ですが、丹下砦、中島砦は住宅地になってしまって遺構はなし、善照寺砦跡だけは公園の形で残っています。善照寺砦を守っていたのは佐久間信盛ですが、砦は台地の東の端、つまり今川に対して造られています。砦はけっこうな高台に造られていて台地の西へ行けば、鳴海城を見下ろすことができそうです。そもそもなんで鳴海城をこっちに造らなかったんですかねえ。
織田信長は清州城を出発し、熱田神宮で兵が集まるのを待った後、丹下砦、善照寺砦、中島砦をへて桶狭間へ向かいます。この桶狭間ですが、昔は桶廻間と呼んでいました。清水が湧き出る地域で、水の勢いで桶がくるくるまわったことから桶廻間という地名がついたようです。

城氏城(伊賀)

城氏城
昨日、掛田城に登った時、すぐ近くに城氏城があるので、こちらにも回ろうとしましたが、なんせ正確な地図なんてないものですから、大雑把に尾根を歩いて行ったら違う尾根に出てしまい。山をさまようことになってしまいました。(笑)
城氏城は室町時代に城氏によって築かれました。天正伊賀の乱では城八太夫という名前が伝わっていますので、城主だったのでしょう。
ようやく城にたどり着いて帰る時に小道から送電鉄塔の保守道を登ると城に入れることが判明。なんとかスーツでも登れる山城です。城には長く続く堀跡が残っていて、主郭には見事な土塁が残っていました。城氏城も掛田城と同様、石垣が使われていたようで石が散乱していました。そして、主郭にはおなじみの青い札がありました。
伊賀上津駅の次の駅が青山町駅なんですが、この駅のすぐ近くにも城氏城があります。3kmほどしか離れていない同じ城氏の城ですから一族の城だったんでしょうね。

掛田城(伊賀)

掛田城
午後から津駅前にあるアスト津でマイナンバーセミナ。私の担当は法人番号の怖さと倒産した会社から個人番号が漏れる怖れがあるといった、各地のマイナンバーセミナーではあんまり聞かれない内容をしゃべってきました。
■スーツはちょっと無理な掛田城
午前は大阪から津へ向かう途中の伊賀上津駅で降りて、掛田城へ。初瀬街道を見下ろす丘陵の端にある山城です。
比高25メートルとあったのでスーツ姿でいけるだろうと登ったのですが、主郭の中は少し藪がありスーツじゃない方がいいですね。(笑)藪の中にある主郭にまでたどりつくと伊賀の城ではお約束の、青い札がかかっていました。
土塁が取り囲んでいますが下部には石垣があり、野面積よりももっと素朴な積み方なんですが戦国時代の伊賀の山城では珍しいです。
■天正伊賀の乱の舞台
掛田城は誰が造った城か分かっている珍しい城。室町時代に富増伊予守によって築かれました。富増伊予守城とも呼ばれています。
伊勢の北畠家を乗っ取った織田信雄が、伊賀を手に入れようと丸山城を築城しますが、城が完成した頃に攻められて敗退。敗れた織田信雄は再度、伊賀を攻めます。これが第一次天正伊賀の乱で青山峠を超えて峠を降りたところにあるのが掛田城。1300の織田軍が取り囲んだのを200の軍勢で守り抜きました。
織田信雄の失敗に信長は怒りますが、今度は信長自身が乗り出してきました。これが第二次天正伊賀の乱。滝川雄利・織田信澄を先鋒に1万の織田軍に囲まれたため籠城は無理と他の城へ落ちのびていきました。

マイナンバーセミナーを開催

マイナンバーセミナー
ITC三重主催でマイナンバーセミナーをアスト津(津駅前)で開催しました。
講習内容は
・「マイナンバーと税の関係」
税理士法人あおぞら 税理士 岡山 和生
・「中小企業のマイナンバー対応策」
中小企業診断士 水谷 哲也
・「マイナンバー事業者向けガイドラインへの対応方法」
プライバシーマーク審査員補 村阪 浩司
・個別相談会

10月2日に所得税法施行規則等の改正が行われて、税務署へ提出する支払調書には個人番号がいりますが、本人に渡す支払調書には個人番号を記載してはダメという最新の話題などもいれてマイナンバーセミナーを開催しました。