ラバーダック

ラバーダックが今年も中之島に登場しています。ラバードッグとはオランダの芸術家が制作したアヒルで、なかなか愛嬌がある顔をしています。
9月から中之島(バラ園)にいたんですが、展示のラストは10月12日(月/祝)。あいかわらず、でかいアヒルです。最初に見た時は「すごく、でかいな~あ」という印象でしたが、何回も見ているとけっこう大きさに慣れ、「あいかわらず、でかいな~あ」になっています。

平凡シニアの凸凹就活・明日はどっちだ

知的生産の技術研究会・関西
知的生産の技術研究会・関西セミナー
「平凡シニアの凸凹就活・明日はどっちだ」
講師:海老名 要一氏
いつもは平日の夜ですが、珍しく土曜日に開催。講師の海老名さんはパソコン通信時代からパワフルな会社員生活をおくっておられました。ニフティーサーブにあったFchiken(知的生産の技術)フォーラムがきっかけで知研関西に参加。
その海老名さんも東京へ転勤し、いよいよ定年を迎え、シニアの就活に直面します。まずは雇用延長するか定年退職するかが最初の岐路となります。会社によっては定年5年ぐらい前に決めないといけません。
定年退職を迎えても元気なシニアが多いため働く必要があります。東京は飯田橋に東京仕事センターがあり、シニア専門の相談員がいますが、ほとんどのハローワークは若者もシニアも同じ相談員が担当します。専門が違うため、いかにシニアに長けた相談員をつかまえるかが勝負になります。
また事務職への就職希望が多いのですが、完全にミスマッチ。求人が多いのが「保安(マンション管理、ビル警備など)」で有効求人倍率は4倍以上、反対に事務職は0.2倍という世界です。
東京しごとセンターでは求職期間が長くなり、6ケ月ごとにシールをカードに貼ってもらえますが、シールが多いシニアを採用すると助成金が増える制度もあるそうです。
セミナーには10名が参加
交流会には講師を含め6名が参加しました。
→ 平凡シニアの凸凹就活・明日はどっちだ

時の鐘

時の鐘
大阪府よろず支援拠点が入っているマイドーム大阪の近くに釣鐘町があり、「時の鐘」があります。
そもそもは大坂の陣で燃えてしまった町を復興するために徳川家光が大坂三郷の地子銀(固定資産税)の永代免除を決定しました。大坂三郷とは北組、南組、天満組から構成された街で大坂の町人が住む町でした。各組では惣年寄が選出され運営にあたっていました。当時の地子銀は1年間で178貫934匁ですので現在の価値では1億9600万円ほど。
三郷の総年寄は評議して、恩恵を忘れないよう鐘を造り、時刻を伝えることにしました。これが1634年に作られた大坂町中時報鐘「時の鐘」です。釣鐘は釣鐘屋敷に設置され、江戸時代、4回の火事にあいますが鐘は無事でした。
近松門左衛門の曽根崎心中にはお初と徳兵衛が曽根崎の露天神の森へ向かう途中、この「時の鐘」が鳴り、「あれ数うれば暁の七つの時が六つ鳴りて、残る一つが今生の 鐘の響きの聞納め 寂滅為楽と響くなり」と出てきます。
明治となり、「時の鐘」は廃止になります。鐘楼は撤去されて、釣鐘は近くの長光寺に預けられます。時報は大阪城内から打ち出す号砲となり、「お城のドン」と呼ばれました。1985年に釣鐘屋敷跡に里帰りすることになり、また釣鐘町へ戻ってきました。