四日市商工会議所でセミナーをしてきました。タイトルは「小売業におけるSNS活用セミナー」。本日、小売商業部会があり、部会が終わった後にセミナーをしてきました。
部会で話題に出ていたのが四日市のゆるキャラ「こにゅうどうくん」。ゆるキャラグランプリ―で15位になっており、頑張って応援しましょうという話でした。
四日市の諏訪神社では四日市祭りをしており、この時に登場するのが日本一大きいカラクリ人形である大入道。「こにゅうどうくん」はこの大入道の子供という設定です。諏訪商店街の東海道沿いに小さな大入道が置いてあります。
ちなみに現在の1位は埼玉県の「はにぽん」という埴輪のゆるキャラです。
月: 2016年9月
真田丸
真田丸、ご覧になっていますか。
時代考証がけっこうしっかりしていて、主人公も真田幸村ではなく真田信繁になっているし、信繁の父親である真田昌幸が武田信玄に仕えていた頃には武藤喜兵衛と名乗っていました。真田昌幸が徳川家康と初めて会う時にこの武藤喜兵衛の名前が出ていたので、思わずテレビの前で「オオッ!すごい」と思っておりました。
武田勝頼滅亡の前兆となった浅間山噴火や指月伏見城が慶長伏見大地震で倒壊してしまい、木幡山に造り直すところもしっかり描かれていました。
先日、真田丸のオープニングを見ていたら西股総生の名前を発見。真田丸では戦国軍事考証を担当しているそうです。西股総生氏は中世城郭の研究家で「城取りの軍事学 築城者の視点から考える戦国の城」などの著作がたくさんあります。上田合戦では鉄砲を防ぐための竹把が登場しており、なかなかリアルです。
BLAST研究会
森本右近太夫一房
gacco「アンコールワット研究」第2週目。
ヒンズー教の寺院として造られたアンコールワットですが仏教寺院に変容してきます。戦国時代には日本人が仏像を寄進していて、その落書きが残っています。寄進した人の名前が森本右近太夫一房。
加藤清正の重臣だった森本儀太夫の次男で父の菩提を弔うために仏像を寄進しましたが、落書きには寛永九年と書かれています。西暦でいうと1632年。1615年に大坂の陣が終り、徳川秀忠による大坂城再建がようやく終わった頃になります。
森本右近太夫一房は加藤家ではなく肥前の松浦氏に仕えていたようで平戸が国際貿易国だったので、ここからカンボジアに向かってようです。当時、アンコールワットはインドの祇園精舎と思われていたようです。
落書きには「摂州津池田之住人森本儀太夫」と父親の名前がありますので、池田の出身だったんですねえ。となると織田信長と謀反を起こした荒木村重との有岡城の戦いにも巻き込まれていたんでしょうね。
Gaccoでアンコールワット研究がスタート
久しぶりにgaccoの講座を受講しています。
ガッコー(gacco)というのは日本語版ムークで、ムークというのはオンラインで公開された無料大学講座です。ムークのコンセプトは学びたい人はいつでもどこでも学べるで、全世界ではじまっています。た
だ海外の講座は基本、英語なのでgaccoで面白そうな講座があると受講しています。
先週から始まったのが上智大学が提供する「アンコール・ワット研究 ―「人間」を考える総合学問としての新地平―」です。東南アジア最大の古代帝国アンコールの実態に迫る講座で、第一週はカンボジア概説。カンボジア国旗はいろいろとかわっているんですが、いろいろと変っているんですが、いつも変わらないのが必ずアンコール・ワットが書かれています。現在の国旗は青、白、赤で青が国王、白が宗教、赤が国民の血をあらわしています。アンコール・ワット、一度は行ってみたいですねえ。