私たち普通の勉強会に戻ります

ITC三重
ITC三重

「私たち、普通の勉強会に戻ります!」 
往年のキャンディーズみたいですな~あ。例えが古いですねえ。 

ITコーディネータが集まって組織していた勉強会「ITC三重」を8年前にNPOへとリニューアルしたのがNPO ITC三重です。いろいろと事業を行うために法人格が必要で、順調だったんですが、NPOといえども事業をやるのなら税金を払わないといけません。 

8年ほどたつと順調だった事業も少し低調となり、これで税金を払うのはもったいないな~あ、ということから総会で解散決議を行うことになりました。この後、手続きとしては清算となり余った剰余金は県への寄付となります。まあ、県にいわせると毎年、きっちり報告書を出してしっかりやっているNPOはほとんどなく優良NPOだったそうです。理事長お疲れさまでした。 

NPOはなくなりますが普通の勉強会として新たに存続します。メンバーはITコーディネータだけではなくITに係っているいろいろなメンバーが参加しています。IT業界は人材不足が顕著で今日も68歳のSEの話題などが出ていました。

ITC三重 忘年会

萬力屋

ITC三重の忘年会。 

ITC三重というのは、もともとITコーディネータの勉強会でしたが、今は資格などは不問で県内のIT系人材が集まる会になっています。 

■消費税改正はシステム的に大変 
昨日は来年に予定されている消費税改正についての勉強会でシステムに与える影響が大きく、年明けからIT業界はどこも大変になりそうです。 

マスコミではコンビニの店内で食べたらどうだという話が流れていますが、システム的には9月に納品した食料品が10月になってから返品されたらどうなるのか、塩化ナトリウムを染物屋に売ると工業原料となって消費税は10%ですが漬物屋に売ると食料原料となって消費税は8%になるなど、かなりの手間がかかります。システム的にはインボイスができないうちは複数税率をやるのは無理というのが結論なんですが、そうはいってられないので年明けから対応しないと間に合わないでしょうね。パッケージ利用のところはメーカーがバージョンアップ対応しますので騒がなくて大丈夫です。 

ただ、こんな話で騒がれはじめるのは直前が多く、直前に言ってこられてもIT業界では当然、対応できないので、かなり現場では混乱しそうです。 

■忘年会 
勉強会が終わってからは忘年会。会場は毎年おなじみのアスト津・地下の萬力屋です。いつものように食べ放題、飲み放題のオーダ・バイキングなんですが、なぜか毎年、行くたびに価格があがっていて昨夜は一人4,309円でした。 

堺筋本町界隈にある中華店の飲み放題・食べ放題は軒並み3,000円ですので、大阪は安いですねえ。

ITC維新会

パル法円坂
昨日はITC維新会の研究会。
2008年にB361というITコーディネータのケース研修が行われ、インストラクターの一人を担当したのですが、B361の受講生を中心にできた勉強会です。もう10年前になるんですね。
研究会の場所は森ノ宮と谷四との間にあるアネックスパル法円坂。森ノ宮駅から上町台地の坂を登っていると36度という温度表示している電光掲示板を見つけ、気持ちがなえそうになります。
アネックスパル法円坂は難波京跡に隣接し、ここに東方遺跡がありました。駐車場には柱跡が表現されています。

サーバーレスアーキテクチャによるWebアプリ開発について

ITC三重
ITC三重 定例会
2007年10月18日 三重県合同ビル会議室
■「サーバーレスアーキテクチャによるWebアプリ開発について」 森ITC
位置情報共有アプリをアマゾンのAWSを使って構築中で来月ぐらいにサービスイン予定。最近のサーバレスアーキテクチャについてデモをまじえてお話いただきました。昔は一から作る必要がありましたがWebサービスを組み合わせていろいろなシステムを安価で素早く作成できる時代になっています。
AWS S
クラウド上にhtmlファイルなどを置くことでウェブサーバーを使わなくてもブラウザーでホームページサービスを提供することが可能
AWS Cognito
認証システムを提供してくれるIDaas(IはIdentity)。ただしユーザが明示しなければログを残す形にならない。2段階認証など簡単に設定でき、最近、増えているFacebookやGoogleでログインなどを提供してもらえる
AWS Lambda
Faas(FはFunction:計算機能)JavaやC#でプログラミングができる
■無線LAN(Wi-fi)の暗号化システム「WPA2」における脆弱性について

ITC三重 定例会

ITC三重
昨日は三重県産業支援センターの会議室でITC三重の定例会。
まずは三重県警のサイバー犯罪対策課の方に最新情報をお話しいただきました。5月までに三重県警に寄せられた相談は400件を突破しており、多いのはメールやサイトなどのアドレスをクリックして、登録されましたというメールからお金を払ってしまうケース。ワンクリック詐欺も多く、中高年が多くひっかっているようです。ランサムウェア(身代金ウイルス)はそれほどでもありませんが、ITベンダーにはたくさんの相談が入っているそうです。
続いて川満ITCから「AIの歴史とこれから」という話。ダートマス会議で人工知能という言葉が登場して以来、専門家システム(エキスパートシステム)などブームになったりしぼんだりしてきました。現在は3回目のブームで特にディープラーニングの登場がきっかけです。OpenAIというオープンツールまで登場し、これからどんな仕事がAIやロボットに置き換わっていくかという話が出ていました。税理士も危ないですが、中小企業診断士も危なそうです。(笑)

ITC三重の忘年会

萬力屋
ITコーディネータの集まりであるITC三重の定例会&忘年会。
三重県産業支援センターの忘年会と重なったのですが、ITC三重の忘年会が先に決まっていたので、ITC三重の方に参加。場所はアスト津地下にある萬力屋です。3時間、食べ放題、飲み放題になっています。
ところが知らない間に値上げしておりました。税込4,309円です。10年以上前に初めて行った時は確か3,000円ぐらいでした。堺筋本町界隈の中華料理店では食べ放題、飲み放題が3,200円ほどで、こっちは3軒ほどが同じ価格でやっていますので、そう上げるわけにはいかないのでしょう。独占禁止法ではないですが、やはり競争が必要ですね。
よく食べて飲んだのですが、大阪へ戻る間に醒めてしまうのが、玉にキズです。

ソフトウェア企業の事業継続

ITC三重
ITC三重 定例会を開催。今回は株式会社ネオ 伊藤事業開発部 部長に「ソフトウェア企業の事業継続」というテーマでセミナーをしてもらいました。
欧米ではパンデミック発生による事業継続(BC)ですが、地震国である日本では自然災害に対してどう事業継続するかがテーマになっています。バックアップをとるにしても同じ場所に保管していれば両方ともやられてしまいます。離れたデータセンターに預けるなどの対策が必要になります。また責任者がいない時の代替者を決めておかなければなりません。どういう手順で事業継続を考えていくのかお話しいただきました。
東海地震が昔から騒がれていますが、名古屋は東山動物園や名古屋大学がある東山丘陵の岩盤が強く、テレビ塔や名古屋城がある熱田台地も固い地層になっています。名古屋駅あたりから揖斐川、養老断層にむけてが軟弱な地盤になっています。なかなか、こわい図を見せてもらいました。

ITC三重 定例会

ITC三重 定例会
ITC三重 定例会を開催
■サイバー犯罪に関する意見交換会
三重県警察本部にあるサイバーテロやサイバー犯罪に関係する部門から、現役の警部さん達に来ていただいてサイバー犯罪の現状などをお話しいただきました。
伊勢志摩サミットへのサイバーテロもなく無事に終了しましたが、三重県内でもサイバー犯罪が多く発生しています。相談が多いのはネットバンキングの不正送金で、犯罪者が狙うターゲットが個人から法人に変ってきているため被害総額が大きくなっています。
被害にあった企業は必要なセキュリティ対策をやっていないと免責になりませんから、お気をつけください。あいかわらずネットショップの詐欺も多いそうです。
■「インターネットでの集客について」 有限会社シーエスプラス 小柴代表
セミナーでは広告の違いやSEOの考え方について講義していただきました。「更新頻度が高いと上位表示される」などSEOの都市伝説の紹介がありました。
またサイバー犯罪がテーマということで、実際にネットショップの商品ページをまるまるコピーした偽販売サイトの紹介がありました。警察によればコンテンツを買ってサイトを作り、詐欺の振込があればコンテンツを別の人に転売し別ドメインでサイトが立ち上げるビジネスモデルになっているようです。

ITC三重 定例会

ITC三重
三重県産業支援センター・会議室でITC三重の定例会
株式会社コムデック 樋口雅寿社長に「SNS・スマートフォン運用のリスクと対策」というタイトルでセミナーをしていただきました。
SNSとは人同士のつながりを電子化するサービスでMixiやFacebookなどいろいろなサービスがある。Facebookでは伊勢市内の女性などターゲットを絞った求人広告などができ、しかもクリック数や過去との比較など効果が分かる。ふつうの求人広告では法律のしばりもありターゲットを絞った広告ができず、またどれほど効果があったのか分からない。
今の若者はYahoo!やGoogleよりもTwitterやインスタグラムでトレンドを検索することが多い。あまりブラウザーを使わないのでセキュリティ的にはまだまし。危ないのが何もセキュリティ教育を受けずにパソコンなどを使っている40代や50代。市役所職員が業務中にアダルトサイトをみていてウイルスにかかってしまった報道があったが、中小企業などでは山のように発生している。
SNSをとりまく炎上などの事例やスマホ(特にアンドロイド)はパソコンと違うとウイルス対策もせずに使っている事例などを紹介いただきました。

ITC三重 総会

ITC三重 総会
三重県内のITコーディネータなどで組織されているのがITC三重です。
ITC三重は法人との契約などができるようNPO法人化していますので、毎年、総会を開催しています。もっとも20名たらずの小規模組織なので決算や予算審議もあっという間。
雑談で最近のセキュリティの話になり、ランサムウェアにやられた事例などがいくつも紹介されていました。ランサムウェアにやられるとファイルなどが暗号化され、被害者はランサムウェアの作者にランサム(身代金)を支払うよう要求されます。パソコンがやられ、そこからファイルサーバーがやられてしまうこともあり、日頃からバックアップをしっかりとっておかないと復旧できません。また最近はファイルを暗号化する時に「○○の端末」と、どのパソコンから攻撃したかも書き込まれますので、誰がやられたかがすぐに分かります。こうなると会社でいたたまれなくなりますね。
標的型メール攻撃などはウイルス対策ソフトで防げませんので、社員一人一人に対する教育が重要です。”そんな怪しい添付ファイルを開くか!”と考えられないことをするのが人間です。会合ではウイルス対策ソフト以外に「未知の脅威」に対抗できる新しいタイプの標的型対策ソフト「Yarai(やらい)」などを導入しないといけない時代になったと話題になっていました。