天野酒

天野酒

高野山へ向かうには4つの街道がありました。一番長いのは京都の八幡が起点で生駒山の西を下る東高野街道です。また堺の大小路橋が起点の西高野街道、平野が起点の中高野街道、天王寺が起点の下高野街道があります。下高野街道と中高野街道は大阪狭山市で一本になり、河内長野で西高野街道と合流します。また河内長野駅近くで西高野街道と東高野街道が合流して高野街道の一本になります。

一本になった高野街道沿いに西條合資会社がありました。ここのお酒が天野酒で天野山金剛寺でつくられた中世のお酒です。途中で途切れたのですが復活されたお酒です。純米吟醸とにごり酒を買ってきましたが、すっきりした味でいけますねえ。

ボジョレーヌーボー

ボジョレーヌーボー

ボジョレー・ヌーボー、バブル景気の頃は大騒ぎしていましたが、2004年から長期減少傾向が続いていて輸入量が減っています。日本のワイン消費量は広がっているので、ボージョレ・ヌーボーの「1人負け」とも言える状況ですね。とは言いながら縁起物みたいなものなので飲んでいます。けっこうフルーティーな味でした。

バブル景気の頃、ワインパーティをやるぞと会社の先輩が言いだし、そこまではよかったのですが、下宿にボジョレー・ヌーボーの樽を送ってきてパーティの日に持ってこいと今ならパワハラ行為ですなあ(笑)。樽には説明書がついていて湿度をたもつよう濡れた雑巾で一日一回拭けとか書いてあります。おかげで残業して帰ってからせっせと拭いておりました。パーティの日、フレームのバックパックに樽を紐づけて運びました。

ボジョレーヌーボー解禁

ボジョレーヌーボーの解禁です。ということで解禁日に届いたボジョレーヌーボーをいただきました。

ボジョレーヌーボー
ボジョレーヌーボー

ボジョレーヌーボーといえば40年ぐらい前、SRA関西支社でシステムエンジニアをしていた頃、解禁日に先輩から下宿にボジョレーヌーボーの樽が届きます。「おお!ラッキー」と思ったらメールが来て、1週間後にワインパーティを開催するから送った樽を持ってこいと書いてあります。

なんで自分のところに送らないのかと樽についていた説明書を読むと、樽には濡れ雑巾などをかけて乾燥しないようにしないと注意書きがあります。面倒な作業を押し付けられたのですした(笑)。ちょうど前のプロジェクトが終わって残業もあまりなかった頃なので、会社から下宿に戻って、せっせと雑巾などをかけておりました。樽といっても運べる大きさですが、まあまあな重量ですので、約束の日はバックパッキング用のリュックに括りつけて運びます。

樽のメンテナンスが完璧なんで、とってもおいしかったですね。

風と共に去りぬ忘年会

早いもので、もう師走です。

忘年会
忘年会

師走といえば忘年会ですがコロナ禍の影響で中止の連絡ばかり。結局、1回も開催せずに年を越しそうです。忘年会無しなんて、たぶん社会人になって初めてじゃないかなあ。

飲食店は忘年会の自粛や時短営業のため、いつもの年のようにお酒の量が出ませんので、日本酒の蔵元や酒造メーカーにも影響を与えています。

忘年会がなくなったので酒代がその分、浮くはずなんですが、結局、家で飲んでいるのでいつもと同じです。世間一般の人は忘年会では飲むけど家で飲まないんですなあ。

在宅勤務中に飲んでいませんか

日経ビジネス最新号に掲載されていたのが「コロナで消えた監視の目 隠れ依存症リスク」で副題が「在宅勤務中に飲んでいませんか」です(笑)。

在宅勤務中に飲んでいませんか
在宅勤務中に飲んでいませんか

5月の家計調査によると2世帯以上世帯のチューハイ・カクテル類への支出が前年同月比で52.6%も増えているそうです。外出時の飲酒代が88.4%減になっているので家飲みがめちゃくちゃ増えたことがわかります。在宅勤務で上司や同僚の監視の目がなくなったことから飲酒開始時間が早まりアルコール依存の問題が発生しています。

確かに大学のオンライン講座が終わった瞬間に飲めますからねえ。仕事がない時は朝から飲んでるんじゃないかというツッコミはなしです。

日経ビジネスいは依存症にならないためのポイントが載っていて、その一つが違う趣味を持つことでアルコール以外のストレス解消手段をもつこととあります。やっぱり山城登りだあ!

居酒屋のビジネスモデル

休業要請などで居酒屋経営などが大変な状況になっていますが、厚生労働省の「平成30年 国民健康・栄養調査報告」を見ると、よく飲んでいるのは40~69歳のいわゆる中高年世代で、若い人はそんなに飲んでいないんですね。ウチの息子たちを見ても、たまに酎ハイの缶を飲んでいるぐらいで一升瓶で飲んでいる親父とは違いますなあ。

国民健康・栄養調査報告
国民健康・栄養調査報告

昔ながらの親父を相手にした居酒屋は、これからの10年間であまり飲まない層が主流となっていくため、いずれにしてもビジネスモデルの転換が必要になりそうです。

ところで「生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者」とは週5~6日×2合以上が目安なんだそうです。ギクッ!

スーパーのビールが高い

ビール
スーパーでモルツやエビスをよく買っているのですが最近、特売を見かけなくなりました。
”街の酒屋さんを守る国会議員の会”なるものがあって、去年5月に議員立法「酒類の製造や販売に関する取引基準を法制化する酒税法の改正案」が成立しました。改正法の施行は今年6月からということもあり、1月あたりからビールなどの店頭価格があがっています。今後は原価割れで販売した小売店に罰則が科されることになります。またメーカーも安売りの原資となるリベートの見直しをしています。というわけでスーパーの店頭価格があがっています。
趣旨はよく分かるので、かまわないのですが、もう少しいろいろなバリエーションのビールを置いてくれないかなあ。銀河高原ビールが飲みたいな~あ!なかなかスーパーには置いていません。

神田でパソコン通信仲間と宴会


今は昔、Nifty-Serveというパソコン通信があり、そのなかにFchiken(知的生産の技術)フォーラムというものがありました。
時間制定額料金となるテレホーダイなどが登場する前で従量制料金しかなく、ひたすら電話代を気にしながらモデムを駆使して接続したものです。海外では電話回線がひどかったので音響カプラを使ったという話も登場していました。
神田駅近くの三州屋というお店に往時のメンバーが集合して宴会。皆さん、お疲れ様でした。それにしてもひっきりなしにお客さんがやってきて、満員であきらめて帰るという機会損失ばかりの、すごい店でした。ギュウギュウ詰めの店内で飲んでいました。(笑)

梅乃宿酒蔵 蔵開き

梅乃宿酒蔵
今日は中小気御診断士試験の2次試験ですが、とりあえず試験とは関係がないので(笑)、奈良県の神宿る清水の里にある梅乃宿酒蔵へ出かけてきました。今日は蔵開きです。
前回、行ったのは確かフィリップ・ハーパーさんが蔵人をしていた頃なんで20年ほど前ですね。久しぶり行ってみると蔵見学など、けっこうオペレーションが改善されていました。純米酒や袋吊酒などを中心に飲みましたが、おいしかった。
販売コーナーがあったんですが、よく考えてみたら地酒のひょうたん屋さんで、しょっちゅう梅乃宿を買っているので、重たい思いをしなくてすむように何も買わずに帰ってきました。(笑)

27年前の古酒 亀の歩み

亀の歩み
いつも買い出しに行く「地酒の瓢箪屋」さんで店の冷蔵庫を眺めていると冷蔵庫の下に1本6000円の一升瓶を発見。
地酒と言えば2000~3000円が相場ですので、6000円は、かなりの値段です。聞いてみたら古酒とのこと、しかも昭和63年の大吟醸(なんと3割まで磨いています)。昭和63年といえば平成に変わる直前の年で青函トンネルが開通し、東京ドームができた年です。
昭和63年は1988年なんで、エーッ、今から27年前の古酒!
27年も前の大吟醸の古酒がなんで6000円なんて破格値で売っているの?
蔵元の吉村秀雄商店(和歌山県岩出市)では一昨年、40余年杜氏を勤めた但馬杜氏が勇退し、能登杜氏初の女性杜氏に代わったばかりで、そこらへんの事情も影響しているようです。
事情はともかくラッキー!ということで買ってきて、お昼から飲んでおります(笑)
グラスに注ぐと、古酒独特の茶色がいいですねえ。味は....絶品です!!!!