オーダーメード創業塾

  • 昨日の日経新聞夕刊に来年度、創業塾を全国300ケ所で開催すると掲載されていましたが、ひょうご産業活性化センターではオーダーメード創業塾というのをやっております。 

    一般的な創業塾というと商工会議所や商工会主催となり集合研修形式で参加者から3000円~5000年の参加費をとって、全4回ほど開催します。オーダーメード創業塾というのは、創業相談を行って、こりゃ経営や実際のオペレーションなどをよく分かっていない相談者だと思うと、すすめている講座で、その人にあった創業塾を全3回、マンツーマンで無料で行う講座です。 

    相談者のレベルにあわせて行うのが最大のメリットで、デメリットはマンツーマンなので一般的な創業塾のような仲間作りができない点です。 


    時間は1時間ではなく1回あたり90分が基本になっています。今日は4件の相談でしたが1件はこのオーダメード創業塾でした。最後は次回に向けて宿題を与えて終了。

なんでも相談会(松阪商工会議所)

松阪商工会議所
年1回開催している松阪商工会議所のなんでも相談会。例年、10月の土曜日に開催しています。最近はほぼ毎年、相談を担当しています。
相談がワンストップでできるのですが、土曜なので事業者よりも一般の方の相談が多いですね。
相談項目は法律、税務、登記、多重債務、測量(境界)、不動産鑑定・地価、建物・耐震、労働(年金、社会保険)、金融(日本政策金融公庫、東海労働金庫)、特許、医療・介護などなど、私は新規開業・経営相談を担当しています。弁護士相談は2階でやっているので、混雑具合が分からないのですが、列ができていたのが司法書士の相談コーナー(法律相談)、大変な人が多いんですねえ。

ひょうご産業活性化センター 窓口相談

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    木曜日は三宮・サンパル6階にある「ひょうご産業活性化センター」で窓口相談を担当しています。 

    相談時間は9:00~17:00で基本駅に予約制、1時間刻みになっています。最大、午前3件、午後4件の計7件の枠があるんですが、1時間で終わる相談もあれば1時間半かかる相談もあり、うまく時間コントロールしないと大変。 

    私の相談では最高は5件なんですが、相談者の入替時にトイレに走らないといけないし、終わってから報告書を書いていたら1日があっという間に終わってしまいます。 

    相談者は日替わりになっていて基本的に皆さん中小企業診断士で、なかには弁理士や社労士などの資格をプラスでもっている人が対応。私はIT担当なんですが、実際はIT以外の案件の方が多いですね(笑)今日も創業補助金のビジネスプラン・ブラッシュアップをしていました。 

    創業補助金の応募書類には金融機関と連携している認定支援機関の印鑑がいるのですが、金融機関の支店自体が認定支援機関になれますので、ひょうご産業活性化センターでブラッシュアップが終わったら、「近くの銀行に持ち込んで印鑑をもらって出して」と言っていますので、おいしい所は金融機関がもっていうという仕組みになっています(笑) 

    相談は兵庫県の事業者や創業者が対象ですが、窓口相談ですので兵庫県でなくてもよく、実際、会社は大阪だが住んでいるのが兵庫などで近隣の県や府からも相談に来られます。

昔の吹上ホール

  • 名古屋市新事業支援センターがある吹上ホールは、100メートル道路(若宮大通)に対して、ちょっと斜めに建っていますが、理由は名古屋刑務所の跡地に建てられたからです。 

    名古屋の古書店などで古地図を探したりしているんですが、最近、便利なウェブサービスが登場しました。「今昔マップ on the web」というサイトで新旧の地形図を切り替えながら時系列に表示できます。 

    fukiage201309.jpgさっそく見てみると100メートル道路はなく、今も名古屋市内を斜めに走る飯田街道と名古屋刑務所がバッチリ。一番、古い地図で見ると名古屋刑務所はなく、今の吹上ホール駐車場あたりに丘のようなものが2つあります。これが今もある吹上観音が祀っていた2つの古墳のようですね。名古屋刑務所を建てる時に古墳をつぶしてしまいました。 

ビジネスプラン発表会(名古屋)

tonsapo201309.jpg名古屋市新事業支援センターとあいち産業振興機構の共催でビジネスプラン発表会を開催。今年で7回目です。 

去年から名古屋市新事業支援センターのマネージャーを担当していますので私は今回が2回目。名古屋市新事業支援センター、あいち産業振興機構がそれぞれビジネスプランを募集し、書類選考、プレゼン審査を勝ち抜いた6社の発表です。 

発表に向けて担当を決め、各マネージャーがそれぞれの発表のブラッシュアップを行い、本番にのぞみます。私も1社担当しましたが、なかなか大変ですねえ。 

写真はあいち産業振興機構推薦の株式会社YPSテックさん。大きな土のうを一人で短時間で作れる補助器具「トンサポ」を実演しているところ。従来は3名ほどで作業していましたが、「トンサポ」を使えば1名ででき、土のうだけでなく除染作業でも使われているそうです。 

終わってから有志で集まって駅前で飲んでいましたが、大阪まで戻らないといけないので途中で抜けて近鉄電車へ。家で飲み直しています(笑) 

創業時の自己資金は貯め続けることが大切

日本政策金融公庫
家でも仕事ができるサービス業で創業する場合はあまり経費がかかりませんが、サービス業でも教室を持つような場合、敷金、家賃、内装費、備品(机、椅子)、看板代などがかかってきます。これが飲食店となるとさらに厨房、冷蔵庫、食材の仕入れなどの費用がかかります。
自己資金だけでは無理なので外部から資金調達を考えますが、よく使われるのが日本政策金融公庫の新創業融資。上限1,500万円で無担保、無保証で借りられます。ただし自己資金ゼロでは借りることができず3分の1以上の自己資金が必要になります。
例えば自己資金が300万円あれば、600万円の融資が可能で900万円の事業を行うことができます。もちろん、しっかりしたビジネスプランを作らないと融資はしてくれません。ビジネスプランのブラッシュアップなどは、お近くの支援機関などが相談にのってくれます。
問題はこの自己資金。本人の貯金が50万円で、知り合いが250万円を応援してくれるというのなら知り合いからの譲渡するという証明が必要です。証明がないと単なる”見せ金”ではないかと審査で思われ、自己資金扱いにならず、この場合の自己資金は50万円です。
この50万円もいきなり通帳に50万円と振込せず、給料が出たらそこから毎月5万円を通帳に振り込んで少しずつ貯めたという履歴がないと信用されません。創業時に融資が必要と思ったら、計画をたてて自己資金を事前ずっと貯めておかなければなりません。支援センターで創業相談にのっているんですが、いきなり通帳に300万円を記載したら、これが自己資金になると思っている人が実際に多いですね。

日替わり弁当の値上げ

bentou201308.jpg名古屋市新事業支援センターには配達弁当の業者が2社入っていて価格は共に300円。リーズナブルなので、よく頼んでいます。 

1社から9月1日から340円に値上げしますと案内が届いていました。理由としては食材の値上げとガソリン代の高騰を上げていました。配達弁当の場合、食材費は30%以下におさえないと人件費、水道光熱費、配達費などの経費を払って利益がでません。 単価が300円なので1個あたりの利益は薄利ですね。

小麦粉やトウモロコシなどの価格が上がっており、また配合飼料価格が上がっていますから牛乳、肉代にも波及しています。また理由の中に名古屋地域では既に同業者(配達弁当)5社が廃業したとも書いてありました。 

値上げはかまいませんが、340円じゃなく350円にしてもらった方が小銭の清算がしやすいので、社内でそんな意見は出なかったのかなあ。 

女性起業家向け助成金

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    ひょうご産業活性化センターでは今年度はじめて女性起業家向け助成金の募集をしています。締切は今日の午後4時。 

    今日がギリギリなんですが、朝一番の窓口相談は応募書類のブラッシュアップ。何回か相談に来られている創業者で、応募書類はほぼ出来上がっています。最終確認をして最後の細かいところを指摘。今から直しますと持ち帰られ、終了間際に事務局に提出に来られていました。間に合ったよかった。 

    助成金の事務局は別セクションの一番奥にあるのですが、窓口相談の座席に座っているとエレベーターがつくたびに応募書類を持った女性が次から次へと通過していきます。相当に競争率が高そうですね。ですが今日は女性だらけで、なかなか華やかな一日でした。

名古屋市桑名区

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    まず最初に断っておくと名古屋に桑名区はありません。 

    昨日、桑名市郊外にある大山田団地から名古屋へ通勤している人と話をしていたんですが、近くを東名阪が走っているので団地から名古屋の栄と名古屋駅へ向かう高速バスが出ているそうです。本数はなんと名古屋地下鉄よりも多く、ラッシュ時には1時間に40本も走っています。最終バスは23:45まであります。 

    愛知県のすぐ隣にある桑名市へは近鉄やJRで20分ほどですが、団地の住人が使うのは高速バス。また買い物はバスで名古屋か、桑名郊外にあるマイカルになります。駅近くの商店街などへ団地の住人は行きません。 

    桑名市は三重県内では珍しく人口が増えている土地なんですが、地元の商業には波及がありません。商圏としては完全に名古屋市になります。ですので名古屋市桑名区。岐阜駅前の百貨店がなくなったように交通の便がよいのも考えものですね。 

    ※名古屋市に桑名区はありませんが桑名町はあります。織田家の本拠地だった清州に桑名から移り住んで、できた町が家康による名古屋移転で町ごと移ってきたようです。他にも長島町、伊勢町があります。

四支援機関連携会議

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    愛知県、岐阜県、三重県、名古屋市の各中小企業支援センターのマネージャが集まっての会議。もう23回目になります。第一回目から出ているのも私だけになってしまいました。 

    幹事が持ち回りになっており、今回の幹事は岐阜県。JR東海道線の西岐阜駅から小さなバスに乗って県民ふれあい会館にある 岐阜県産業経済振興センターへ行ってきました。岐阜県は車社会なので、公共交通機関について、あまり考えていません。西岐阜駅から出ているバスも1時間に1本程度。駅から歩くと20分以上かかります。 

    岐阜県産業経済振興センターは10階にあり、濃尾平野が一望できます。目の前にあるのが金華山。織田信長の岐阜嬢があるところです。 

    会議の後は懇親会。名鉄岐阜駅近くにある日本海庄屋で飲んできました。岐阜駅前もビルとビルを結ぶ廊下ができ、便利になっています。