個別相談会(四日市)

amic091101.jpg昼から四日市市・塩浜にあるAMIC(高度部材イノベーションセンター)で個別相談会があり行ってきました。

火、水、木と津、四日市、松阪で三重県農水商工部による中小企業向け施策説明会が開催され、あわせて個別相談会を開催。相談対応で駆りだされております。

説明会では、いろいろな施策が大体20分ほどで説明され、ところどころで2回ほど休憩があります。今回は説明会がメインなので、あまり相談はな
かったのですがロビーでぼけっとしていると、休憩時間などに顔見知りの中小企業者がぼけっとしているのを見つけて雑談に。雑談といいながら、内容はしっか
り相談になっていました。(笑)

東北が仕入れ先だがルートがなくなったなどと、いろいろ震災による影響が出始めています。あと関東圏から旦那を単身赴任状態にして奥さんと子供だけ実家に戻ってきているという話をあちこちで聞きました。

いよいよ年度末

sien201103.jpg年度末です。

3月に入り三重県産業支援センターでは、いろいろな事業の締めが行われ始めています。専門家派遣事業では企業への専門家派遣は全て終了していますが、まだ報告書が送られていない企業や専門家に職員が催促しています。使った経費などを事業ごとに締めて県や国に報告しなければなりませんので、これからの時期、職員は一番忙しい時期に入ります。私は中小企業からの相談がメインですので、巻き込まれずに過ごしています。巻き込まれても事務作業はよく分かりませんし(笑)

去年はIT経営応援隊という国の事業を担当していたので、この締めの処理に巻き込まれて大変でした。人件費などを経費として支出すると根拠となるエビデンスが求められます。給与規定などを全て揃えないといけませんし、講師選定したなら謝金の根拠や講師選定理由のエビデンスなどが必要で、そういった書類を揃えるのがめちゃくちゃ大変でした。とは言っても職員に揃えてもらったのですが、こんな書類までというものまでありました。よく補助金などをもらった中小企業が書類作成が大変だと話をしていますが、本当にその通りですね。

今年のIT経営応援隊事業の出納関係は別団体でやってもらっていて事業だけやればよいので報告書だけですみました。

鳥インフルエンザ

三重県では紀和町(和歌山との県境)で鳥インフルエンザが発生したのに続いて南伊勢町の養鶏場でも発生。テレビでは白い防疫服に身を包んで殺処分する姿が映っていましたが、あれは三重県職員なんですねえ。

紀和町では深夜、総勢332名の県職員が投入されたそうです。各職場から集められた事務職員で、ふだんはデスクに向かって仕事をしている職員です。

今日、三重県産業支援センターに農水商工部の職員が来ていたのですが、駆りだされて紀和町まで行き、白い防疫服を着て殺処分をしてきたそうです。なるべく早く終わらないと、さらに拡がるため時間との勝負となり体力的にも精神的にも相当こたえる業務だったそうです。

支援センターには県から多くの職員が出向していますが出向者は対象外。、台風、地震時に防災のため職員は県庁へ登庁しなければならないというのは聞いていたんですが、こんな殺処分業務までやらないといけないんですね。公務員志望の学生は、こんな仕事が待っていることを知らないでしょうね。

ネットショップ相談(大阪南港)

ATC
新石切駅から大阪南港のコスモスクエア駅へ。
同じ電車にずっと乗っているのですが路線は近鉄東大阪線、地下鉄中央線、南港ポートタウン線と路線名がどんどん変わっていきます。相互乗り入れというのでその分運賃が高くなります。
コスモスクエア駅からWTCまで歩くとトラックが止まっていて机などを搬入。大阪府の部局が移転するので、その引越のようです。セルフサービスの讃岐うどん屋さんで昼食。マクドナルドなど店があったのがなくなっていました。WTCの横にあるATCへ。
店づくり支援センタ-「商い繁盛館」で行われたネットショップ開業メッセへ。相談を担当。予約は2件でしたが飛び入の相談などで結局、5件でした。それにしても平日のATCはあいかわらず閑散としていますね。

四日市商工会議所へ

yokkaiti201102.jpg午後、四日市商工会議所でIT相談。内容はネットショップの相談でした。四日市商工会議所は近鉄四日市駅から諏訪商店街を抜けたところにあります。

駅前にひろがる諏訪商店街にあったのが岡田屋というスーパー。後のジャスコ、現在のイオンになります。創業の地だったのですが、なくなってしまいました。その代わりスーパーサンシなどがあり、商店街の人通りは津や伊勢の商店街に比べると多いですね。

この商店街にあったのが白揚という本屋さん、3階まで売場がある昔、三重で一番大きな本屋さんで高校の時など電車に乗ってよく本を買いに来ていました。時代の変化とともに本屋もロードサイド店にシフトしてしまい白揚本店は閉店に。今も白揚本店のビルは残っています。今日はそのビルの前にあるお店で昼食でした。

神戸ビジネスアライアンス

kobe201102.jpg六甲アイランドで神戸ビジネスアライアンスがあり見学に行ってきました。

三重県、奈良県、京都市、兵庫県、神戸市、広島県、山口県、高知県、北九州市、福岡市の中小企業92社が参加した商談会で今回が2回目です。三重県からは4社参加しています。場所は六甲アイランドの神戸ファッションマート。

六甲ライナーから降りて会場へ向かいましたが、エレベーターに乗ったのは私一人だけ。会場は賑わっていましたが出店者と関係者ばかりで来場者は少なかったですね。

出展企業に聞いたら出展者同士の商談がけっこうあったそうです。なるほど。

昼間は少し歩いて港の方へ、写真は神戸国際大学近くです。遠くにはポートアイランドと神戸の街がみえています。港関係とマンション街が広がり、大阪の南港に雰囲気が似ています。帰りには神戸ファッションマートのインキュベーション(4階)に知り合いの会社が入っているので寄ってきました。

創業のための銀行融資ノウハウ取得セミナー

seminar20110216.jpg三重県総合文化センター(津市)で「創業のための銀行融資ノウハウ取得セミナー」を開催。

事業仕分けで今年度になくなる「みえ応援センター事業」でのセミナーです。安直にビジネスプランを作り、銀行に融資を申し込んでもダメだったいう方がけっこう多いので、そのために企画したセミナーです。参加は20名。

第一部は日本政策金融公庫。津支店の遠藤融資課長に「金融機関は創業企業のどこに着目しているか」というテーマで話をしてもらいました。
三重県の創業融資件数は220企業で平均融資額は468万円。(平成21年度)創業融資が多い業界ベスト3が美容業、居酒屋、中古自動車小売業でした。

融資を断るケース
1.自己資金が少ない 通帳で自己資金を確認しますがコツコツ貯めていることが重要。タンス預金などで一気に記帳してあるような場合はアウト。
2.創業動機があいまい 結局、事業は長続きしません
3.裏付けのない収支計画
4.事業に関する経験が少ない
5.公共料金や住宅ローンで遅延がないこと
6.負債がないこと
7.家族の理解が得られていること

第2部は井上経営コンサルタント事務所の井上所長にお話いただきました。テーマは「銀行から融資を受けるためには」で事業を大きくしていくために民間の銀行から融資を受けるための話です。

まず融資するかどうかは担当者がその気にならないといけないので正確な情報を担当者に届け、良好な関係を作っておくことが肝心。運転資金を申し込むと銀行は目的が赤字補填ではないか不良債権処理ではないかいろいろ判断しています。また返済が難しくなった場合はメイン銀行に相談しないといけませんが、銀行との付き合いは3行ぐらいまで、1行をメインとして不動産担保をメインだけにいれるとかメイン銀行との関係をしっかり作っておく必要があるというお話でした。

終わってからの質疑応答もなかなか活発なセミナーでした。

西岐阜

gifu201101.jpg西岐阜駅へ

駅から岐阜県庁経由で岐阜県産業経済振興センターまで「ふれあいバス」という無料のシャトルバスが出ているのですが、ちょうどよい時間帯がなかったので振興センターまで歩いていきました。ちょうど25分くらいです。振興センターは14階建のビルで眺めは最高。東側を見ると岐阜城や名古屋駅前のツインタワーが見えます。

写真は西側で雪で真っ白になった伊吹山と関ヶ原方面。大垣の少し先にあるのが南宮山で、関ヶ原の戦いでは毛利軍が展開していましたが、吉川広家軍の裏切りで参戦できなかったところです。

今日は振興センターで四支援機関合同連絡会。四支援機関というのは岐阜県産業支援センター、あいち産業振興機構、三重県産業支援センター、名古屋市都市産業機構のマネージャや職員が集まって意見交換する場です。年に数回持ち回りで開催しており今回で19回目。東海三県はけっこう近いので県域をまたがった中小企業支援などに有効です。

もともとはあいち産業振興機構の神部プロジェクトマネージャーの発案で生まれました。マネージャは任期があるのでメンバーは交代となるのですが、ずっと続いています。

終わった後は懇親会。名鉄岐阜駅から少し行った割烹平八というお店。けっこう飲んだのですが名古屋経由で津へ戻ってくる間にすっかりさめました。

Twitterを活用したマーケティングセミナー

twitter201001.jpg1月、2月は自分のではなく人のセミナーのお世話ばっかりやっています。つまり裏方です。(笑)

本日は事業仕分けで廃止が決まった中小企業応援センター主催のセミナー。三重県産業支援センターが企画して応援センター主催というややこしいスキームなんですが、要は仕掛人は私で、セミナー企画から集客、開催まで、なんでもかんでもやっております。

セミナータイトルは分かりやすくTwitterにしましたが、内容はフェースブックなどソーシャルメディアを使ったマーケティングです。定員50 名で募集し、50名集まったらいいなと思ったら結局、申込は75名に。会場のキャパシティが80名でしたのでスタッフもあわせて満席になってしまいました。

セミナーは3本立てで、講師はフォロワー数が10万を超えている横地さん、企業・メーカーランキングでフォロワー数第1位の佐野さん、昨年、伊賀上野での Twitterによる町おこしがガイアの夜明けで放映された林さんにそれぞれお話いただきました。皆、三重の事業者です。

■Twitter、Facebookを活用したマーケティング
  有限会社ザ・ワン 専務取締役 横地 宣重氏

■宿泊、観光業に活かすソーシャルネット
  有限会社ビジネスホテルビーエル 代表 佐野 康治氏

■ソーシャルネットを活かした地域おこし
  有限会社クニツサイクル 代表 林 正佳氏

とりあえず第一弾のセミナーは無事、終了しました。 写真1 twitter201001.jpg

ITベンダー向け研修がスタート

itc201001.jpg中部イノベーション・パートナーシップ事業という舌をかみそうな事業があるのですが、その事業の一環でITベンダー向け研修が三重県産業支援センターでスタートしました。

去年までは経営者を集めた経営者研修を4日間講座で行っていましたが、今年は対象をシステム会社などのITベンダーにした3日間講座で三重県では始めての開催です。講座はケース企業をもとにMBA方式で進めますが、ケース企業の題材は実在の企業をモデファイしたものです。受講者はモデル企業の経営幹部になった想定で、経営戦略を作りIT戦略へおとしていきます。バランススコアカードなどろいろな分析手法を課題を通じて学べます。

経営戦略は正解がない世界ですので、グループで議論して作り上げていきます。バックボーンの違う人間が集まっていますので多彩な意見が出て、これが値打ちがあります。ユーザー企業がどういう思いでIT戦略を立案し、ITベンダーに発注しているかを体感してもらうのを目的にしています。

なかなかお値打ちな講座なのですが、ちょっと集客に苦労し最後は一本釣り(笑)

ようやく12社14名集め、3グループで研修はスタートしました。事務局が講師をするわけにいかないので講師は外部のITコーディネータ仲間に依頼してやっています。来週火曜日はTwitterセミナーをやらないといけないし、知的生産の技術研究会・関西のセミナーが金曜にあるし、最近はセミナー準備ばかりやっています。