覚王山日泰寺へ。
名古屋市営地下鉄・東山線の覚王山駅から、参道を上がると覚王山日泰寺です。全国でここだけという超宗派のお寺です。昨日は弘法の日(21日)ですので、参道には屋台があふれていました。
事の発端は明治31年にお釈迦さんの遺骨である仏舎利が発見されたことにさかのぼります。インドで、骨壷が英国の手で発掘され、古代文字を解読したところ本物の仏舎利だったことが判明しました。この仏舎利が、英国からシャム国(現在のタイ王国)へ譲渡されています。
明治33年にこの仏舎利の一部が、シャム国王ラーマ5世から日本へ贈られました。受け取った日本では大騒ぎ。どこかのお寺に収めると、それぞれ宗派があるので角が立ちます。そこで超宗派の寺として仏舎利を安置するために作られたのが覚王山日泰寺です。
日泰寺の泰は仏舎利を贈ったタイ王国をあらわします。また覚王山の覚王とは、釈迦の別名。本堂にはタイ語の扁額がかかっていました。また参道の商店街にはエスニックで個性的なお店が並ぶことで有名です。ただし弘法の日は年配層が多かったですねえ。
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尾張の物部氏
午後、名古屋の企業へ専門家派遣へ。午前中に前から気になっていた物部神社へ出かけてきました。物部神社は地下鉄桜通線・車道駅を降りてすぐの所にあります。祭神は物部氏の祖である宇摩志麻遅命。式内社ですので古代からあり、都会の一角によく残りましたね。
またここから歩いてすぐのところに高牟神社があります。JR千種駅のすぐそば。ここは物部氏の集落の一郭で、武器を納めた倉があり、現在の高室神社になっています。高室神社のあたりは常世の草香島(くさかじま)と呼ばれ清泉が湧き出ていました。今も境内に応神天皇に水を献上したと言われる古井が残っています。
私が住んでいる東大阪や八尾も物部の土地で、神社の神様と言うと決まって物部系です。おまけに八尾には大聖勝軍寺という寺があり、ここが物部守屋の稲城址。蘇我馬子、聖徳太子連合軍に敗れた場所で、近くには物部守屋の墓まであります。ほんまかいな(笑)
東大阪や八尾は今は大阪の東部ですが当時は海岸沿いで草香津から神武天皇が攻め入り敗れた場所でもあります。名古屋も古代の平野部は海で、名古屋城から熱田神宮あたりが海岸近くの高台でした。大阪も尾張も物部の土地で、不思議なご縁がありますねえ。
八幡山古墳(鶴舞)
名古屋市新事業支援センターへ行く時、名古屋駅から地下鉄桜通線で吹上駅へ出るのですが、今日は桑名駅からJRに乗ったので名古屋駅で中央線に乗り換え鶴舞駅で下車。
鶴舞公園を抜けて、前から行きたかった八幡山古墳へ行ってきました。東海地方最大の円墳です。古墳というと木々が生い茂っていて、古墳だと分かりにくいんですが八幡山古墳は山の形がよく分かり、また円墳を取り巻く堀もくっきり残っています。戦時中、陸軍が高射砲陣地を造るために周囲の樹木は切ったそうで、それで山の形がよく分かるんですね。
八幡山古墳があるあたりは高台になっていて、住宅地などはかなりの坂になっています。御器所台地と呼ばれ、名古屋城や熱田神宮はこの台地沿いにあります。大阪で言えば四天王寺や難波宮がある上町台地のようなものですね。八幡山古墳以外にもたくさん古墳がありましたが名古屋刑務所を作る時に壊してしまったようです。
古墳周辺にはぐるっと回れるように道がついています。八幡山古墳を見た後に吹上ホールへ行こうとしたら、名古屋の道は東西南北がグチャグチャですので迷ってしまい、近所の人に道を聞いて、ようやく名古屋市新事業支援センターへたどりつきました。
吹上観音
名古屋市新事業支援センターは吹上ホールの5階にあり、目の前は100メートル道路。100メートル道路とは太平洋戦争後の復興計画でできたもので吹上ホールの前を通っているのは若宮大通です。
片道4車線で真ん中には別に高速道路が走っています。道路幅は文字通り100メートルあり、徒歩で横断すると片側車線を通って高速道路の上を歩いている途中で信号が変わります。2回の信号でないと渡れません。
吹上ホールのすぐ近くにあるのが吹上観音。支援センターの皆さんに聞いても誰も知らなかったので、ネットで調べて出かけてきました。
100メートル道路から細い通りを入ったすぐの所にあります。この通りは旧愛知郡道で細い通りですが明治時代にこの辺りにあった愛知郡の村々を結ぶ主要道でした。いわば現在の100メートル道路ですね。
吹上観音は思っていた以上に大きく、中央には千手観音、他には地蔵菩薩、弘法大師像、おもかる地蔵が並んでいました。小塚村の守護仏として文政4(1821)年につくられそうです。地元の方がずっとお参りしているようで、法要の時の写真などが堂内に飾られていました。
吹上観音の目的はもう一つあり、この地にあった古墳の霊を追悼する意味がありました。茶臼山古墳と太郎塚と呼ばれる2つの古墳があったようですが名古屋刑務所を建設する時に古墳をどうも壊してしまったようですね。100メートル道路を作る時に名古屋刑務所が移転され、現在の吹上ホールや吹上公園になっていますので名古屋市新産業支援センターは古墳の上に建っているのかもしれません。
日本一乗るのが難しい名鉄・名古屋駅
名古屋市新事業支援センター、朝から3件の窓口相談があり1日しゃべっておりました。
先日、名古屋市新事業支援センターが行なっている専門家派遣事業の立ち会いで鳴海へ行ってきました。桶狭間の合戦の舞台の一つである鳴海城のあるところです。鳴海は名鉄線の沿線沿いですので、まずは名鉄・名古屋駅へ。
名鉄・名古屋駅は近鉄などと違い、ターミナル駅になっていません。上り下りの線路が2本あるだけです。乗ろうと思う方向にはセントレアへ向かう空港線、知多半島へ向かう路線などいろいろあります。これを一つのホームでさばいていますので大変です。
ホームには青、紫、緑などいろいろな色で書かれた線が少しずつ離れてあり、ここが電車に乗るために並ぶところになります。まず自分が乗る線がどの
色なのか把握しなければなりません。ホームの上に目的地別に色がついているので、この色に並べばよいのですが岡崎など最終目的が書かれていますので、自分
が降りたい駅の先にある駅を把握しておかなければなりません。
ひっきりなしに電車が入ってきますが、連動して色のボードが光るので、これは目的地に行くのかどうなのか瞬時に判断して乗り込みます。けっこう頭を使う路線ですね。名古屋在住でも、たまに名鉄に乗る人は迷うそうです。
金山の夜(名古屋)
名古屋へ
IT経営応援隊事業が終息に向かっており、今日は名古屋ソフトウェアセンターに中部圏の各実施機関が集まって会議が行われました。場所は名古屋駅からJRか名鉄の快速で一駅行った金山駅にあります。
少し時間があったので金山駅周辺を歩いていたのですが、バスの路線図を見てみたら少し行ったら古渡なんですね。古渡っで織田信秀(信長のお父さん)が築城した古渡城のあるところで信長が元服した城です。こんなところにあったんですね。今度、時間があったらのぞいてみよう。
さて会議の後は金山で懇親会。ようは飲み会です。富山など北陸からも来られている方もいて最終の「しらさぎ」で帰るそうなので、19:30には散 会。20時に電車があるそうですが、富山に着いたら23:30なんだそうです。私なら絶対泊まりますね。交通の便が便利になったのはいいのですが、日帰り はきついですなあ。
名古屋は桜が満開
名古屋で会議があるので快速みえに乗ることに
そしたら富田駅で30分も止まってしまいました。何でも桑名と朝明の間の踏み切りで車と接触したとか。早い目に出ていてよかった!
名古屋の丸の内にある愛知産業貿易館へ行くついでに東照宮に寄ると、屋台の山!桜見学をあてこんでのお店ですが、さすがに昼は閑散としていますね。 桜は満開でした。
愛知産業貿易館で愛知、岐阜、三重、名古屋の4支援機関が集まっての会議。夜は栄でおきまりの懇親会でした。
帰りは近鉄で帰りましたが、こちらも桑名駅で停電が起きたとかでダイヤはグシャグシャになっていましたが、なんとか急行で津まで帰りつきました。
名古屋のあおなみ線へ
名古屋駅へ出て「あおなみ線」へ
新幹線ホームのすぐ横にあり、ぐるっと回らないと行けず乗り換えにはけっこう不便ですね。平成16年10月にできた線で1時間に4本走っています。車両は新しいのでなかなか快適です。
できたのは知っていましたが、乗ったのは初めてです。
名古屋駅から電車に乗るとしばらく走ると荒子へ、荒子と言えば前田利家出生の地といわれる荒子城のあったところです。また、しばらく走ると名古屋競馬場が見えてきます。けっこう小さな競馬場です。
終点の金城埠頭では伊勢湾岸自動車の橋が見えます。豊田市から川越、四日市を通る線で、第二名神の一部になります。さて、駅で降りて向かうのは「ポートメッセなごや」、今日はクラスターフォーラム2008という催しがあり、見学してきました。
伊勢湾岸自動車は10車線ほどあって、まず渋滞はないのですが、今日は事故でもあったのかトラックが大渋滞でしたね
名古屋で忘年会
本日の夜は名古屋の栄で忘年会
参加メンバーは愛知、岐阜、三重、名古屋市の各支援センターのプロジェクトマネージャやサブマネージャです。ふだんからうるさい連中ですが、酒が入るともう一つうるさくなります。(笑)
21時前に散会して、近鉄電車で帰ってきました。名古屋駅前はすっかりクリスマスモードになっていました。
そうそう、先日、「秘密のケンミンショー」で名古屋の「つけてみそ、かけてみそ」が放映され、この問い合わせが支援センターにも多いそうです。
栄のオアシス21へ
今日は愛知、岐阜、三重合同の商談会が名古屋で開催されました。3県が集まるとさすがに数が多くすごいですね。
さて夕方、栄に出て久しぶりにアオシス21へ。楕円形の建物の上に池が作られていて散歩できテレビ塔などが一望できるようになっています。ただ高所恐怖症にとっては、しょうしょうハードな場所ですね。(笑)
写真はオアシス21ごしに見たテレビ塔です。
名古屋は都会の真ん中にずっと続く公園があっていいですね。また名古屋城の外堀などがよく残っています。大阪は総構の空堀など、すっかりなくなってしまい商店街になっています。
東京の知り合いが仕事で名古屋に来ているので、栄で落ち合って飲みにいきました。最終の快速みえで津まで帰ってきましたが、名古屋は遠いなあ。