朝から伊勢の企業へ行っておりました。
伊勢市内には”サミット期間中はなるべく車での遠出などはひかえてください”のような案内が立っています。修学旅行も5月から6月に変更するようお願いがあったそうで、サミット準備が進んでいるようです。
帰り、宇治山田駅に着くと、電車の時間までかなりありましたので、近くにある河崎へ出かけてきました。伊勢神宮へ参拝する人は多いのですが、河崎はなかなか知られていません。勢田川沿いにある町で、日本各地から集まる物資を売りさばく問屋が軒を連ね、今も街並みが残っています。宇治山田駅、伊勢市駅からちょっと歩いたら着きます。
河崎は船で大湊へ着いた、伊勢神宮の参拝客をもてなした町でもありました。日本初の紙幣は山田で発行された山田羽書で、伊勢山田の商人が重たい貨幣の代わりに発行したものですが、信用力があったため全国で流通しました。もちろん、この河崎の町でも流通され、河崎の商人名が入った羽書が残っています。
カテゴリー: 三重の話題
浜 木綿子さんのサイン
久しぶりに伊賀鉄道に乗って伊賀上野へ。車坂商店街にある”桃青庵ふじさき”さんに寄ると店頭に”浜 木綿子”さんのサインが!
■浜 木綿子さんのサイン
「宝塚出身の女優さんじゃないですか、これどうしたんですか?」
って聞いたら
なんでも伊賀組紐をテーマにした映画撮影が伊賀であったようで、お茶菓子に桃青庵さんの”くみひも最中”が出されたようです。とてもおいしかったのか、後で本人から電話で直接注文があった時に図々しくサインをお願いしたら送ってくれたそうです。
「なんだ~あ、直接、店に来たんじゃないんですか~あ。」
というわけで記念に色紙を店に貼っているそうです。
そうそう桃青というのは松尾芭蕉の俳号で、松尾芭蕉を江戸生まれと勘違いしている人も多いのですが、伊賀上野生まれで江戸へ旅立ったのは松尾芭蕉30歳の頃です。
■陣屋のカレー
せっかく車坂まで来ましたので、お昼は坂を降りた所にある陣屋へ。あいかわらずジャスが流れるシュールな雰囲気の中で日替わり定食を注文。今日は珍しくカツカレーでした。これにコーヒーがついて650円です。おまけにルーの継ぎ足しもしてくれます。
で、津の実家へ行くと、晩御飯はカレーでした(笑)
→ くみひも最中(桃青庵ふじさき)
伊勢神宮の詰所も式年遷宮
菅原神社 東御旅所
紀伊長島へ
三重県産業支援センターのお仕事で紀伊長島の企業へ相談に行っておりました。
紀伊長島は東紀州の玄関口で、多気からずっと山間の道を行くと、ようやく山の上から熊野灘が見え、降りると紀伊長島。昔は国道42号線をひたすら行かないといけないんですが、紀勢自動車道ができて近くなりました。津からですと1時間です。
支援センターの車に乗せていってもらったのですが、お昼は新しくできた始神テラス。始神は「はじかみ」とよみ、熊野古道・始神峠から名づけられています。始神テラスはパーキングエリアなんですが、食堂がけっこう凝っていて地域の食材、名物を使用した料理が並んでいました。
「紀州岩清水豚のトンカツ」にもそそられたのですが、やっぱり魚だろうとキホクニヤ丼(海鮮丼)を注文。丼に乗る魚はいろいろ変わるそうです。紀伊長島と言えばマンボウが有名ですが、さすがにマンボウはのってませんでした。町の食堂へ行けばマンボウの刺身などが食べられます。
帰りは「めはり寿司」と「さんま寿司」を買って、大阪まで戻ってきました。
カラオケ屋を居抜きしたレンタルオフィス
午後から四日市商工会議所でIT窓口相談。
四日市商工会議所へ行くには近鉄四日市駅から諏訪商店街を通っていくのですが、この商店街にできたのがMIGという名前のレンタルオフィス。4月にできました。
三重県には民間のレンタルオフィスがほとんどなく、有名なのが四日市にある「ビズ・スクエアよっかいち BizSQ21」。三重県ではじめての民間運営インキュベーションオフィスです。
新しくできたMIGは、なんとパチスロの2階にあって、以前はカラオケ屋でした。中はなかなか重厚な造りで廊下が湾曲しています。(もとカラオケ屋なんで)
窓のない部屋が多いのが特徴ですが、部屋で騒いでも外に音が漏れないのがいいですね。セミナールームなどもあって、メンバーだけでなく一般でも借りることができます。
現在とは参拝ルートが違った内宮
伊勢へ専門家派遣に行っていましたので、久しぶりに内宮まで足をのばしました。
平日だというのに、すごい人ですね。おかげ横丁も一杯の人でした。内宮では五十鈴川の御手洗場で手を浄めるのですが、昨日の豪雨(台風15号)の影響で五十鈴川が増水しているため立入禁止になっていました。
内宮の参拝ルートと言えば宇治橋を渡って右に折れて、次に御手洗場で左に折れて正宮に向かうコースになっていますが、直線にはなっていません。どうも昔は違っていたようで、本来は御手洗場の対岸から、五十鈴川を歩いて渡って、これが禊(みそぎ)となり、そのまま、まっすぐ正宮に行くのが本来の参拝ルートだったようです。
御手洗場はもともと五十鈴川の水の神様を祭ったところで、滝祭神の祠が今もあります。さすがにこんな所までお参りにくる人は少ないですね。
滝祭神→風日祈宮→正宮→荒祭宮→子安神社→大山祇神社と巡ってきました。皆、内宮にあり産土神も祭っています。ついでに月讀宮も巡って、五十鈴川駅から帰ってきました。
津商業高校 甲子園出場
津のアチコチに貼ってあるのが「祝 津商業高校 甲子園出場」の文字。
津商業高校の三重大会での優勝は初めてではなく、1961(昭和36)年に優勝した経験があり、2回目です。ところが当時は三重県と岐阜県の2県で1校しか甲子園に行くことができず、三重大会のあとの三岐大会で県岐商に破れてしまいました。ですので甲子園出場は今回が初めて。
第一試合で強豪・智弁和歌山に勝ち、2回戦は14日(金)に鳥羽(京都)とあたることになりました。在校生は競技大会などに出ていない限り応援。50台以上のバスをしたてて甲子園を向かうそうです。バス1台のチャーター代が15万円ほどなので50台だと750万円!
在校生はもちろん無料ですが、父兄なども同乗でき確か9,000円ほど。これで往復バス代、弁当代、応援グッズなどがついてくるので、かなりお得です。ただし応援席は試合が終わったら5分で片付けて出ないといけないそうで大変です。違う競技で全国大会に出た部活の先生が、「こっちの応援はバス1台しか出なかったのに、えらい差や!」と言ったとか、言わないとか、地元だといろいろな話が入ってきます。(笑)
高校野球なんで応援席ではダメでしょうが、内野席でビールが飲めるのか議論になったんですが、ネットで調べるとビールもチュウハイも売りにくるそうです。炎天下の甲子園ですので、飲まなきゃやってられないでしょうね。
伊勢鳥羽志摩サミット
午後は伊勢商工会議所でIT窓口相談。
近鉄・宇治山田駅を降りると伊勢志摩サミット決定という看板がありましたが、伊勢商工会議所前にもありました。サミット会場となる賢島があるのは志摩市。
伊勢志摩サミットとなっていますが、伊勢市と志摩市の間には鳥羽市がありますので、本当は伊勢鳥羽志摩サミット(笑)。このままだと鳥羽市が埋没すると、東京で海女を描いたバスを走らせるなど鳥羽市では知名度アップに今からいろいろと仕掛けをしていくようです。
JR参宮線は鳥羽駅が終点。賢島へ行くには近鉄しかありませんが、鳥羽駅から先は基本的に単線。しかも普通と特急しかなく急行はありません。近鉄・特急は特急券がいるので普通に乗っていくと、なかなか鄙びいていて風情があります。
もともとは志摩電気鉄道というローカル線がスタートで、そこらへんに急勾配や急カーブがあり、特急もあんまりスピードが出ない路線になっています。特に鳥羽駅近くはなかなかすごいですね。そうそう九鬼水軍の居城だった鳥羽城のすぐ横を通っていきます。
夏越の祓
6月30日。今年も無事に半分が過ぎました。というわけで夏越の祓です。
いつもは地元の枚岡神社へ行くのですが、津にいますので三重県産業支援センターの仕事が終わってから、津城横の高山神社へ行ってきました。津藩の藩祖・藤堂高虎を祭る神社。藤堂高虎の法号が高山なので高山(こうざん)神社という名前になっています。
夕方から、あいにくの雨になっていましたが境内では4名ほどが茅の輪くぐりをしていました。しかも女性ばかり。
傘をたたんで雨に濡れながら3度、8の字をかくように茅の輪をくぐります。これで厄落としも、終了。後半戦、がんばらなくちゃあ。
写真は高山神社ではなく、先日行った伊賀天満宮の茅の輪です。