いしきりんの日

isikiri201111.jpg家の近くに石切さんがあります。

正式名称は石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)で、剣の文字が入っていることからデンボ(オデキ)の神様として有名です。平日でも境内でお百度を踏んでいる人が多く、今日は日曜ということもあり50人ほどがグルグルお百度を踏んでいました。

石切神社の祭神は饒速日尊(にぎはやひのみこと)。神武天皇よりも先にヤマトに降臨し、神武天皇を迎え入れた神様で日本書紀や古事記に登場しまISIKIRI2011111.jpgす。物部氏の先祖にあたります。東大阪、八尾の河内は古くから物部氏の拠点になっていて八尾には物部守屋の墓もあります。

石切さんから近鉄石切駅に向かって細い上り道の参道になっていて商店街になっています。たこ焼き屋やら八百屋などいろいろあるのですが、多いのが占いの館。陰陽道占いからタロット占いまで何でもあります。中には1ケ所に10ほどの占いコーナーが集まった一角もあります。

参道を歩いていると修験道の行者が法螺貝を吹いていました。なかなかディープなパワスポットです。この商店街のゆるキャラが「いしきりん」。金~日は「いしきりんの日」だということで参道を歩いていないかなと出かけてきました。

他のゆるキャラが応援に来ていて参道を歩いていたのが「えべっちゃん」〔兵庫県三田市)、「たいしくん」(大阪府太子町)、「キララちゃん」(京
都府京田辺市)、「やちにゃん」(滋賀県・彦根市)でお目当ての「いしきりん」はいませんでした。しょうがないので焼き鳥とビールを飲んで帰ってきまし
た。

枚岡神社 秋郷祭 チョウサジャー

hiraoka2011.jpg枚岡神社 秋郷祭
♪チョウサジャー、アッヨッサ、チョウサジャー♪
毎年、10月14日(宵宮)と15日(本宮)に枚岡神社で行われるお祭です。曜日固定ですので平日になることが多く、付近の会社は基本的に休み。学校は一応やありますが、担ぎ手の子供は「先生、祭りやから早退するよ」と先生に言って、先生も黙認です(笑)

旧枚岡市の各町から20台以上の布団太鼓が繰り出します。枚岡に引っ越してくるまでこんな勇壮な祭りがあるとは知りませんでした。私の家の近くは宝箱(ほうそう)地域で大太鼓と小太鼓があり、ウチの息子共も小さい時は太鼓台に乗り込んで太鼓をたたいていました。今年はウチの奥さんが自治会の役をやっているので炊き出しやら大変でした。

祭りは布団太鼓ですが、江戸時代までは岸和田と同じ「だんじり(地車)」。一の宮に集結して神社まで坂を登りますが、けっこう急峻なため明治のはじめに安全のため布団太鼓になったそうです。枚岡から八尾にかけて古代は物部一族の土地で、物部系の神社が多く点在しています。枚岡神社もめちゃくちゃ歴史が古く、ここの神様を勧請して平城京の春日大社ができましたので元春日とも呼ばれています。

東高野街道にある一の宮に集結した太鼓台が坂を登り、難関の枚岡駅超えをします。近鉄・奈良線の枚岡駅から急な坂になっており踏切を越えてこの坂を上がり切るのが大変。しかも電車の合間を抜けて通らないといけないので大変です。祭りのある2日間、近鉄電車はこの一帯だけ全て徐行になります。今年は本宮が土曜日にあたってラッキーで、枚岡駅周辺でずっと見ておりました。

→ 枚岡駅横の踏切を通過する出雲井・鳥居 太鼓台

→ 枚岡駅踏切超えて急坂へ 宝箱 太鼓台

→ 枚岡神社 宮入り 客坊 太鼓台

炉ばたワコー

honmati201109.jpg昨日は知り合いと本町で一杯。

お店は「炉ばたワコー」という本町にあるお店なんですが、大阪のビジネス街にあるとは思えないディープな居酒屋さんでした。本町センター街とい
う、ごく普通のビルの1階にあるお店です。大体、ビルの前にお店の看板が出ていないので、そんなお店があることにふつうの人は気がつかない。私も地図で調
べてこなければ通り過ぎるところでした。

ビルの1階は道路とつながっていて、アーケードになっていますが、どのお店もシャッターがずらっと閉まっていて、なかなか怪しい雰囲気。よく見ると一番奥が少し明るくなっていて、そこがお店。炉ばたを囲んだカウンターが10席ほど。

18時に一番乗りして飲み始めましたが、しばらくしたら満席になっていました。こんなディープな店を皆さん、よく知っているなあ。沖縄の市場の路地奥で飲んでいる雰囲気です。カ

「さつまあげ」が絶品でしたねえ。アーケード直結の早く言えば露店で、クーラーなんてものはなく、おまけに目の前が焼き場でしたので暑かった!でもビールがおいしかったなあ!

ATC(アジアトレードセンター)

atc201108.jpg今日は、大阪南港にあるATC(アジアトレードセンター)でお仕事。

地下鉄の中央線「コスモスクエア駅」で降り、ニュートラムに乗り換えるのも面倒なので、10分ほど歩いてATCへ。仕事は午後からだったので、まずお昼を食べようとレストラン街へ。

新しくカレーハウスCoCo壱番屋がATCにできていましたのでチキンカレーを注文。CoCo壱番屋は発祥の地である東海地方では多いのですが、大阪ではあまり見かけません。こないだ津駅近くのお店で夏野菜カレーを食べたな~あ。

ATCはいつも閑散としているのですが、レストラン街はけっこう混んでいました。まだ夏休みなので遊びに来ている家族連れも多かったです。いいな~あ!

中小企業白書2011説明会

osaka20110811.jpg中小企業白書の説明会が大手前にある府合同庁舎であったので参加してきました。

1週間で満席になったそうで会場は満員でした。3月には白書が出来上がり海江田経済産業大臣にまで上がり、4月に閣議決定の予定でしたが震災が発
生。2ケ月間は震災対応でストップ。その後、第一部を震災の影響を受けた中小企業の実態調査にあて内容を変更。7月に閣議決定となり、ようやく発表されま
した。

リーマン・ショック後にV字回復しはじめた日本経済が震災で再び落ち込んだ状況や、震災関連倒産が増えている状況など、現状把握ができました。

さて大手前は谷町筋にあります。谷町筋は高台になっており、これが上町台地。堺筋から見​ると坂になっています。天満橋が谷町台地の端で、ここに
​あったのが八軒家船着場。京都の伏見と三十石船でむす​んでいました。寺田屋で泊まった坂本龍馬などもよく利用​していました。上町台地を南に行くと四
天王寺があります。

天神祭 陸渡御

tenmangu201107.jpg大阪天満宮へ

着いたのは14:30。暑い中、1時間ほど待っているといよいよ陸渡御の開始です。NHKなどマスコミもたくだん来ていました。陸渡御というのは祭神である菅原道真が年に1回に氏子の様子を見るために大阪天満宮を出る行事です。

陸渡御の一番最初は催し太鼓。6人1組で3人ずつで太鼓を挟んで叩きます。叩き手は願人(がんじ)と呼ばれ、長い赤い布をかぶっています。これは烏帽子が変化したものだそうです。

ただ担ぎ手が大変なのか、すぐに崩れてしまい。というわけで全然、行列が進みません。

動画をYouTubeにアップしています。
→ 陸渡御

大阪府咲洲庁舎

atc201106.jpg大阪南港にあるインテックス大阪で,組込み総合技術展が開催されていたので、のぞいてきました。震災の影響か例年に比べると出展が少なかったですね。iPadやiPhone系はあまりみかけず、目立ったのがアンドロイド、iTronもしっかり根付いていました。

展示の中に仕様書のあいまい度を測定できるソフトが展示されていました。普通の文章も判定するそうで、新聞記事などをいれるとあいまい度はかなり低くなるそうです。この文章を入力するとあいまい度は高いでしょうなあ。

インテックス大阪のすぐ近くにあるWTCですが、府庁の引越しも順調に進んだようで、大阪府咲洲庁舎になっていました。地上55階で商工部なども
移転しているようです。お昼になると職員の皆さん、つながっているATCの飲食店などへ行かれるようで、サービス業にとってはプラス効果ですね。南港まで
通勤するのが大変ですが。

凌雲閣跡(梅田)

cyaya201106.jpg朝から夕方までLEC梅田で経営情報システムの講義。今日はハードウェア、ソフトウェア、ファイル編成、データベースなどの話でした。ずっと話を聞いている受講生も大変ですねえ。

昼休みに茶屋町を散策。MBS前を通って、チャスカ茶屋町(MARUZEN &ジュンク堂書店)へ。先日は夜、反対側からチャスカ茶屋町へ行ったので気がつきませんでしたが梅田Loftのすぐ横だったんですね。なかなかおしゃれな町に変貌しています。

チャスカ茶山町で本を2冊買い込んで梅田の方へ歩いて行くと凌雲閣跡の碑がありました。100年ほど前にあった展望台です。今の通天閣ですね。

大阪のキタとミナミに高層建築物がありミナミにあったのが”ミナミの5階”と呼ばれた「眺望閣」、梅田にあったのが”キタの9階”と呼ばれた「凌
雲閣」。高さは40メートル弱で八角形のちょっと変わった格好をした建物で一番上が展望台になっていました。明治ですので高層建築物はなく、よく見渡せた
そうです。

堺でお仕事!

20110611taketuru_nigori.jpg朝から堺へ出かけてお仕事。夕方には家へ戻ってきました。

AllAboutのガイド記事をそろそろ書かないといけないのですが、家へ帰ったとたんビールを飲んでしまいましたあ(笑)今日は朝から雨でジメジメしていたので、暑気払いにビールは最適ですねえ。

このまま書き始めると支離滅裂の文章になるでしょうから、このまま飲んでよ。今は竹鶴のニゴリ酒に切り替えています。これが、またおいしいんです。

大坂国はあった

hyoutan201105.jpg大学の講義が午前中に終わったので、「プリンセス・トヨトミ」を見てきました。さすがに平日の午後の映画館はすいています。

映画は大阪の名所巡りもなっていて、楽しめました。それにしても道頓堀、黒門市場、谷町筋、空堀商店街、南海なんば駅、梅田に誰ひとりいないシーンはよく撮りましたね、

映画は2時間という枠があるので、なかなか難しいのですが大阪城が赤くなり、「ひょうたん」の印が現れた時、親父に言われたことを思い出し、大阪国人が集結するシーンはぜひ描いてほしかったですね。

映画ではそこらへんが割とはしょって淡々と描かれていましたが、半信半疑で大阪城に集まった男達が「本当に大阪国はあったんだ、親父が言っていたことは本当だったんだ」とつぶやくシーンは映画の大きなテーマですので、ぜひほしかったなあ。

でも大坂夏の陣のシーンなどを見ていると、なんちゅうことを徳川はさらすんじゃという気分になるのは、どっぷり大阪人になっているせいでしょうなあ(笑)