グスコーブドリの伝記

denki201208.jpgなんばパークスへ「グスコーブドリの伝記」を奥さんと見に行ってきました。

映画「銀河鉄道の夜」と同様にますむらひろしが猫のキャラクターで宮沢賢治の世界を描いています。最後のラストが唐突で、小説のような情感がなかったのは残念ですが、映像は実にきれいでしたね。特にイーハートーブの都市描写はすごかった。

また浅草にあった12階(凌雲閣、東京タワーのような高層建築で関東大震災で折れてしまいました)によく似た建物が出てきますが、最後のテロップ
を見ると資料提供で浅草12階とあり、やはりモチーフにしたんですね。でもあれは気がつかない人が多いでしょう。あと山師がヒデヨシそっっくりで、なかな
かいいキャラクターでした。

最後のテロップを見ているとアニメ制作は中国が中心なんですね。時代は変わりつつあります。

食品サンプルの発祥は大阪

sample201206.jpg船場総研のメンバーと平野へ出かけました。船場総研とはパソコン通信Nifty-Serveにあった中小企業診断士のオフライン勉強会「船場勉強会」のOB、つまり中小企業診断士で組織している研究会です。年に何回か研究会を開催しています。

JR平野駅に集合して歩き出したのですが、先導メンバーが迷子になってしまい、結局、駅から10分で着くところに30分かかったたどりつきまし
た。おかげで平野の中小企業の様子がよく分かりました。たどりついたのは森野サンプルという食品サンプルを作っている会社。体験コースがあり、ケーキやパ
フェが作れます。

私はケーキを選択。土台に実際のケーキを作るようにクリームを塗って、その上にイチゴなどをトッピングしていきます。最後にイチゴなどにニスを塗って完成。これでラシク見えるのがすごいですねえ。

体験コースは一人3000円で自分が作った作品を持ち帰れます。本日参加していたのは30名で、9万円の売上。またワケありの食品サンプルなども
安く売っており、こちらの売上もあり、なかなかうまいビジネスモデルになっています。メルマガ会員向けの特別講座の案内もあり、なかなかうまい経営をして
います。

食品サンプルを誰が始めたかは分かりませんが、広めたのは「いわさき」という大阪の会社で森野サンプルの先代も「いわさき」で丁稚奉公しながら学
んだそうです。食品サンプルって大阪の地場産業だったんですね。海外でも台湾や中国で出来始めていますが、日本のような繊細なモノはできないそうです。

国道308号線 暗峠

hiraoka20120602.jpg健康のために時間があると家の近くを散歩していますが、今日は久しぶりに生駒山へ

生駒山へ登るにはいくつかハイキングコースがあるんですが、枚岡神社の上から神津岳コースを選択。中高年のグループが多いのですが、ファッショナブルな山ガールの一団もおります。こちとら散歩なので普段着にタオルという格好で登っています。

神津岳には枚岡神社の元の場所があり、奥宮が建っています。神津岳の頂が平らな丘であったことから「平岡(枚岡)」の社名となりました。ただ、こ
んなう山の上までお参りに行くのは、かなりハードです。この奥宮が出来たのは神武天皇が盾津から奈良へ攻め込んだ時なので、神代の時代ですね。現在の社殿
に移ったのは白雉元年(650)です。

なるかわ園地の休憩所へ行くと、生駒山上へ向かう道は落石などで通行止めになっていて、少し迂回しないといけないとあり、方針を変更。そのまま国道308号に出て、暗峠を目指します。古代からある奈良と大阪を結ぶ街道があり、奈良と大阪の境目が暗峠です。

暗峠へ行く道は国道308号になっていますが、幅も狭く、急勾配になっています。一番通るのはハイカーですね。無理をしたら車でも登れますので、もの好きな車がたまに通りますが、皆、道を間違えています。

写真の左側の細い道が国道308号で住宅地を通って暗峠へ向かう道なんですが、皆、間違えて右側の生駒縦走路(ハイキングコース)に入って行けず
に戻ってきます。ここから暗峠まで車がすれ違う余裕があるところはありませんので、対向車がこないことを祈るしかないですね。ワイルドーだぜえ!

枚岡公園 椋ケ根橋(くらがねばし)

hiraoka20120513.jpg家で仕事をしていると全然、出歩きませんので最近は枚岡神社、枚岡公園、ホテルセイリュウ前、石切商店街、石切神社を巡って1時間ほど散歩しています。

枚岡神社からホテルセイリュウ前までは大阪平野を眺めながらのコースになります。写真は枚岡公園と暗がり峠へ向かう国道308号が交差しているところで椋ケ根橋(くらがねばし)の側には茶屋があります。

一応、国道ですが勾配がきつく車幅も狭いので4駆などでないと通るのはしんどく一番多いのは歩いているハイカーですね。

枚岡神社 小太鼓祭り

hiraoka201205.jpg5月5日「子供の日」ということで枚岡周辺では小太鼓祭りが開催されました。各町内に太鼓台があるのですが、今日は小太鼓だけが枚岡神社に宮入りしての祭りです。ウチの奥さんは朝から炊き出しのカレー作りに行っておりました。

秋郷祭りの小型版ですが、枚岡神社境内には各地域から12の太鼓台が集まっていました。小さいと言ってもけっこう重く、中学生や高校生を中心に40名ほどで担ぎます。枚岡一帯は生駒山に向かって坂になっていますから、重い太鼓台を担いで登るのも下るのも大変です。

宮入りから帰ってきたのか、さっきから町内に太鼓の音と「チョーサジャ、チョーサジャ」の声が響いています。この「チョーサジャ」という掛け声ですが、河内地域のだんじりなどでも広く使われているようです。

いしきりん

isikiri201205.jpg「いしきりん」とは石切参道商店街のゆるきゃら。

古代から続く石切神社の参道沿いにあるのが石切参道商店街です。幅2メートルほどの狭い道路の両側に店が連なり、土産物屋や飲食店以外に金物屋さ
ん、刃物屋さん、占いの館などが並んでいます。途中、「日本で三番目
石切大佛」なるものもあり、ディープな商店街になっています。占い屋さんは本当に多いですね。占いのモールになっているところもあり、少なくとも30軒以
上はありますね。

石切神社は家から近いの、時たま商店街にも寄っているんですが、生「いしきりん」を見たのは今日が初めて。「いしきりん」だけではなく、あべのん(阿倍野区のゆるきゃら)、えべっちゃん(兵庫県三田市三田町のゆるキャラ)もいて、石切大佛の前で記念写真を撮っていました。

メチャクチャ愛想が良かったのが「えべっちゃん」。そこらへんで記念写真に応じていました。今日は暑くなくて、まだよかったですねえ。ゆるきゃらの中、暑いでしょうね。

バル・セミナー

cci201204.jpg大阪商工会議所のバル・セミナーに参加してきました。バル(BAL)というのはスペインの飲食店のことで、商店街の振興策として最近、注目を集めていrます。

3千円で5軒まわれる前売り券を買い、参加している飲食店を周ります。お店の方はバル・メニューとワンドリンクを提供します。実質、1店あたり
600円の負担ですが、お店はサービスしていますのでお客さんにとってお得。お店にとっても店を知っていただくチャンスになります。またバルのマップを
持って街中をウヨウヨしますので町に活気が生まれます。三方よしのシステムになっています。

従来の商店街振興はイベント型で、例えば姫路のB!グランプリでも付近の商店街への波及はほとんどありませんでした。その点、バルは新しいお客さ
んに店を知ってもらえ、終わってからまた店に来てもらえます。伊丹市のバルでは老舗の鮨屋さんにも参加してもらい、止まっているお寿司を食べたことがない
若者が来店。その後、若いお客さんが増えたそうです。立ち飲み屋さんにも女性はほとんど来なかったのですが、バルで来店し、その後、女子会開催などで利用
されるようになったとか。

関西では伊丹市が最初にはじめ、この5月に第6回目が開催されます。講師は伊丹市でバルを仕掛けている綾野副参事。直近では3100冊のチケット
が売れ、100店舗が参加したそうです。マップやチラシなどの印刷代が必要ですが第一回目は兵庫県の助成金をうまく活用。2回目以降はチケット販売で助成
金なしで回すようにしています。お店で使われたチケットには500円がバックされますが、売値との差額の100円がプールされて次回の印刷費などに回され
ます。3000冊でると150万円プールでき、うまくまわるようになっているそうです。

→ 伊丹まちなかバル

写真は大阪商工会議所の敷地内にある若宮商工稲荷神社。大阪商工会議所初代会頭の五代友厚が大阪の商工業発展を祈念した神社が発祥なんだそうで、商売繁盛をお願いしてきました。

梅田で同期会を開催

osaka201202.jpg1982年に大学を卒業し、株式会社SRAに入社。

システム開発の会社で当時は82年会という同期会を作っていました。あれから30年、私は9年ほど勤めて転職しその後、独立してしまいました、東
京から大阪へ異動してきたメンバーなどもいて久しぶりに梅田で集まって同期会を開催。中には20年ふりにあうメンバーもおりましたが、入社当時の失敗話な
どあっという間に当時に戻りますね。若かったなあ(笑)

同期会の後は奥さんの付き合いでバレンタインチョコレートの買い出しに大丸へ。15階に特設会場が設置されていましたが、チョコレートを求める女性だらけで浮いておりました(笑)

御堂筋イルミネーション

midousuji201201.jpg昨日、梅田へ仕事に行く途中、大阪産業創造館へ寄って会場費の支払い。

知研関西3月セミナーは燃料電池のセミナーです。3月23日(金)に家庭用燃料電池エネファームの開発などにたずさわった田島さんに初心者向けにお話いただきます。

燃料電池が自動車などに搭載され新エネルギーとして脚光をあびているのは知っていたんですか、コンセントがないホテルに泊まっても大丈夫なようにビールでも充電可能な携帯型燃料電池まで登場しているんですね。

▼ビールでも充電可能な携帯型燃料電池

http://ow.ly/8xsAc

さて梅田へ移動するために堺筋本町から本町まで歩くと御堂筋がすごいことになっていました。「大阪・関西から元気を」をテーマに御堂筋イルミネー
ションが行われていたんですね。御堂筋1.9kmが光の道になっています。ちょうど本町で光の色が変わっていて、めちゃくちゃキレイですねえ。写真を撮り
ましたが、やっぱり本物の方がきれいですね。22日(日)まで開催されています。

▼御堂筋イルミネーション

http://www.pref.osaka.jp/toshimiryoku/illumi/

石切夢観音

yume201201.jpg近鉄電車から見ると石切駅に着く前に山に変なオブジェがあって前から気になっていたんですが、石切神社上之社のすぐ横にありました。その名も石切夢観音。

ネットで調べると毎月1日、日曜、祝日の昼間(10時から4時まで)しか開いていないそうで参拝するのがなかなか困難な観音さんなだそうです。参拝した方のいろいろなブログを見ると「なんじゃ~こりゃあ!」という感想ばかり(笑)

「日本で三番目 石切大佛」、「土地時価約壹億圓 東大阪市へ個人寄付 旧和歌山藩士勲五等正六位 四世 阪本昌胤」やらワケのわからない不思議なものが一杯の石切なんですので驚くにはあたりません。パワースポットでもありミステリースポットでもあります。