枚岡神社の秋郷祭
初日がスタートし、街中をふとん太鼓が巡っています。毎年14日、15日の日程固定のお祭り。今年はラッキーなことに14日が祝日になりました。
平日開催になると近辺の会社などはお休みが当たり前。なんせ社員が担ぎ手になっていて、社員がいませんから休みにせざるをえません(笑)さすがに学校はやっていますが、「ふとん太鼓をたたくので早引けする」が続出します。
一の鳥居から太鼓台を担ぎ上げて枚岡神社に宮入。けっこうな急坂で、一番のハイライトが近鉄・枚岡駅の狭い踏切超えです。近鉄電車は特急、急行も全て徐行運転。近鉄・職員が踏切にはりついてダイヤ表とにらめっこしながら間隔が長いところを狙って一気に太鼓台を通しますが、踏切を超えたところが急坂でなかなかの難所になります。
徐行する電車に乗っている人は駅周辺の山のような人だかりに何事が起きているのなどという顔をしています。
→ 動画 枚岡祭(You Tube)
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谷山浩子コンサートに学ぶオペレーション
日曜日に谷山浩子コンサートが神戸・酒心館ホールであり、奥さんに連れられて行ってきました。コンサートは面白かったのですが、知っている曲がなかった(笑)
17:30開園でしたが17時になったらホール前に並び始めます。と言っても列ができているわけではなく、適当に立っているだけ。「10分ぐらい前に入ったらええやん」と奥さんに言ったら、なんと自由席制。17時から整理番号順に入って、自分の好きな席に座るという方式でした。そんなコンサートもあるんだあ。
■スタッフは最少人数
入口で整理番号を呼んで、中に案内する男性スタッフが2名。中でチケットを確認したり半券をちぎる女性スタッフが2名。グッズ販売が2名。ここまではバイトで可能。
音響1名、照明1名で専門職が必要ですがホールの関係者に頼んで神戸で確保できるでしょう。ピアノの弾き語りなので演奏スタッフはゼロ、しかもピアノはホール据え付けのようですので搬送スタッフもいりません。途中でリクエスト・タイムがあったので楽譜を管理してタイミングよく持ってくるスタッフ1名が必要。
グッズを次のコンサート会場に送れば、楽譜管理のスタッフと歌手の谷山浩子さん2名で移動すればOKです。なかなかコスト・パフォーマンスがいいですね。
■コンサートは2部構成
1時間&10分間休憩&1時間の構成で、テーマは「物語のある曲」。小説など物語に触発された歌で選曲されていましたが膨大な歌のストックがあるのでできる技。前半1時間は後から考えると軽めの曲が多く、途中で会場から4曲を聴衆とのジャンケン大会で選んでやっていました。ですので楽譜管理のスタッフが必要です。トークも面白かったですねえ。あとで奥さんに聞いたら、全部リクエストというコンサートもあるそうで、そりゃすごい!
前半で聴衆をつかんでから、後半は割と重い曲が多く、ゲド戦記の王国など歌もすごいですがピアノ演奏が迫力ありました。流れがなかなかうまいですね。セミナーでリクエスト・タイムを作るのは難しいですが構成の組立方などは大変、参考になりました。
遷御の儀 内宮のお引越
枚岡薪能
神様のお引越はもうすぐ
午後、伊勢商工会議所で窓口相談でしたので、昼休みに外宮へ行ってきました。外宮は伊勢商工会議所から歩いて5分ぐらいのところにあります。
今朝の中日新聞トップに伊勢神宮の参拝客が年間で900万人を突破し、過去最高になったと報道がありました。このままの勢いだと1300万人になりそうです。確かにすごい人ですね、平日、昼の外宮なんて、閑散としているはずなんですが今日は人だらけ、しかも団体客が3組ほどお参りしていました。
さて外宮の正宮へ行くと、いつもはない新しい宮への渡り廊下のようなものが作られていました。外宮には10月5日に遷御の儀、つまり神様のお引っ越しが行われます。内宮は10月3日です。午後8時に行われますが、関係者でないと見られません。外宮にある「せんぐう館」で遷御の儀の模型や様子が見られますがまさしく幽玄の世界。
知らない人も多いのですが、遷御の儀が行われる日の午後1時からは引越準備で参拝はできません。伊勢神宮の参拝を考えている人はご注意を。10月6日(日)午前5時から新しいお宮で参拝できますので、この日は参拝客でごったがえすでしょうね。
正宮に参ってから階段を上がって多賀宮をお参りしてきました。こちらも新宮が出来上がっていました。多賀宮は豊受大御神の荒魂(あらみたま)を祭っていて少々個人的お願いは多賀宮でお願いします。正宮は和魂(にぎみたま)を祭っていて、国家全体を祈願します。
大乗院庭園(奈良)
ヱヴァンゲリヲンと日本刀展
今日は朝から原稿書き。
ようやく一段落したんですが、もうちょっとやっといた方がよいのでお酒は我慢してコーヒー飲んでます。
昨日、中之島図書館の帰りによってきたのが大阪歴史博物館。ここの常設展は見応えがあって、最初のオープニングが何回見てもいいですね。難波京で橘諸兄が諸官の前で宣言するシーンがあるのですが、次に難波京を俯瞰するシーンになって、時代の流れとともにだんだんと現代の姿になります。そしたら窓が開いて、現在の難波京が同じように見えます。なかなか考えています。
常設展はそうでもなかったのですが、混んでいたのが「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」。ヱヴァンゲリヲンで使われている刃物などを日本刀の刀匠が再現したものです。ロンギヌスの槍は圧巻でした。作品はほとんど撮影OKなんだものですからカメラやスマホ片手の若者で混雑していました。
日本刀という異色のものとコラボレーションしたところがマーケティング的にうまいですね。海外で展示したら話題になるでしょう。
沢村栄治のお墓
沢村栄治といえば伝説の速球投手。プロ野球の最優秀投手には毎年、「沢村栄治賞」(沢村賞)が贈られます。
巨人軍で活躍した投手ですが戦争で右肩を痛め、日本に戻ってからは肩を痛めたのでサイドスローに転向。3度目のノーヒットノーランを達成しています。すごいですね。
また徴兵されて日本に戻ってきましたが体はボロボロ。巨人に復帰しましたが成績はふるわず巨人からは解雇されてしまいます。そして3度目の徴兵で戦死。
沢村栄治は伊勢市生まれで生家跡は近鉄・宇治山田駅の目の前にある明倫商店街を抜けたところにあります。商店街入口に「沢村栄治誕生の街」と看板があるし、商店街の中にも案内があるので、よく分かります。
実はお墓も伊勢にあります。実に分かりくいところで案内も何もありません。伊勢の企業へ行くついでに知り合いに連れていってもらいました。沢村栄治のお墓はボールの形で、前面に巨人の「G」、後面に沢村の背番号「14」が刻まれていました。27歳という若さで亡くなったんですね。