新年会(三重県産業支援センター)

昨晩は津駅近くの「バンブー」という居酒屋さんで新年会。
参加者は三重県産業支援センター内の北端にいるメンバーです。経営支援課の 経営向上班(小規模事業者向け経営革新支援)と新事業支援班(ファンド、創業補助金、設備資金貸付)。
私の机は経営向上班の一角にあります。そうか経営支援課という名前だったんだあ(笑)三重県産業支援センターには週に1回も行っていない状態で、久しぶりに支援センター・メンバーとの飲み会。
飲み放題で、なかなか、おいしい料理でした!

今も残る御土居

ブラタモリ
「笑っていいとも」が終わって復活したのがブラタモリ。レギュラー放送は4月からですが、さっき京都編の特別番組をやっていました。
インクライン、新京極などがテーマでしたが、よかったのが秀吉が作った御土居。京都を外敵から守るのと洪水対策もあって土塁で囲んだのが御土居です。番組では特別に御土居の上をタモリが歩いていましたが、いいなあ(笑)。
洛中・洛外と呼ぶのは、この御土居の中か外かをあらわします。洛は平安京が作られた時に左京を洛陽城、右京を長安城と称していましたが右京は湿地帯で衰退し、左京が栄えたため京都のことを洛というようになります。御土居には出入口がいくつか設けられ、これが丹波口や荒神口などの地名で今も残っています。
都市化によって御土居は一部をのぞいて消えてしまいましたが、昔、勤めていた専門学校の本部が河原町通りの廬山寺近くにあり、裏の窓を開けるとだいぶ低くなっていましたが、この御土居が残っていました。見ても単なる土の山ですが、初めて見た時は「御土居が残っている!!」と興奮したものです。
→ 御土居マップ 今も京都の街に残っています

電子申告が今日からスタート

確定申告
いよいよ確定申告シーズン。確定申告の受付は2015年2月16日(月)~3月16日(月)となりますが、電子申告の場合は本日、1月5日(月)から送信可能となります。
確定申告とは個人が1月1日~12月31日までの収入から支出と控除(住宅ローンなど)を差引き、所得を計算、税務署へ申告書を提出することです。これで2014年度の所得税額が確定します。
■働いているすべての人が対象
働いているすべての人、株式投資で儲けた、年金をもらったなど所得がある人は確定申告しなければなりません。
働いているすべての人が対象ですが会社勤めの人は税務署へ行って申告する必要はありません。毎月、給与から自動的に所得税が天引きされる源泉徴収と年末調整によって経理部門が会社勤めの人のかわりに税務署へ確定申告してくれます。
■源泉徴収制度は戦費の調達のため
源泉徴収制度はもともと戦争遂行財源を調達するために太平洋戦争の直前に導入されました。戦後、GHQから「年末調整ではなく、納税者みずからが税務署に確定申告をすることこそ、民主主義の基礎である」と源泉徴収制度をやめるよう勧告がありました。
ところが税務署にとっては徴税コストがかからず、企業がかわって徴税してくれるため、勧告は受け入れられず現在も続いています。
結果、自分が払っている税金の額をよくわかっていないビジネスマンが多く、政治参加意識が希薄になる原因のひとつといわれています。

身代り申(奈良町)

身代り申
奈良町を歩くと家々の軒先に赤いぬいぐるみが列になってぶら下がっています。身代り申です。
奈良町はかつて元興寺の敷地内で、火災で焼けてしまった本堂跡に建っているのが庚申堂。庚申とは人のお腹のなかには「三尸の虫」という虫がいて、庚申の日の夜に人々が寝静まってから体からぬけだし、その人がしてきた悪事を天帝に告げにいくといわれています。
天帝が天の邪鬼に命じてその人に罰を与えるので、人々は三尸の虫がぬけださないように寝ずに過ごす習わしがありました。上方落語の「宿屋仇」などのテーマにもなっています。
さらに心配な人は天の邪鬼が嫌いな「身代り申」を吊るし、三尸の虫の嫌いなコンニャクを食べて悪魔を退散させます。庚申の日に徹夜する風習はなくなりましたが身代り申をつるし信仰は奈良町に残っています。
元興寺は蘇我入鹿が建立した日本最古の法興寺を平城京へ移転したものですが、不思議なことに元の法興寺はそのまま残っています。また元興寺は童子による鬼退治で有名ですが、この童子がやがて法師となり、故郷へ帰って建てたのが尾張元興寺。金山駅のすぐそばにあります。

奈良の正月

せんとくん
大晦日から正月にかけて津へ帰省していましたが、仕事でしょっちゅう津へ行っているので新鮮味はほとんどなし(笑)。
2日、3日は奥さんの実家の奈良へ。
最近は猿沢池近くの飛鳥苑に親類中が集まって一泊しています。飛鳥苑には露天風呂があり朝6時からやっていますので毎年、入っています。露天風呂の目の前に興福寺の五重塔があり、朝6時には興福寺の鐘がなり、なかなか風情があります。黎明の中で見る五重塔もオツですねえ。
朝から飛鳥苑のすぐ近くの奈良町を散策しましたが、観光客が多いですねえ。円安の影響か海外からの観光客も多かったです。

今年最後の忘年会

ねぎ坊主
ACT2020という秘密結社があり、今日はACT2020の忘年会。
残念ながら皆さん、諸事情があったので集まったのは2名だけ。2名であろうとも忘年会は敢行です(笑)。場所は堺筋本町にある「ねぎ坊主」。最近、大阪中小企業診断士会の委員会の後に毎回、行っているお店です。料理が独特でおいしいお店。
ACT2020でも10年以上前から忘年会といえば、ずっと「ねぎ坊主」。私の最寄駅は新石切で、もう一人は生駒なので、生駒あたりで飲む方がよっぽど近いのですが、やっぱり「ねぎ坊主」ですね。18時集合でしたが、その前に集まって飲んでました。けっこう飲んで帰りました。
ACT2020の関係者各位、来年の忘年会は2015年12月29日(火)に決定したので、しっかりスケジュール表に書いておいてくださいよ。

ふぐ久(鶴橋)

ふぐ久
昨日の夜は鶴橋へ。「オヤジの会」という面妖な会からのお誘いで、出かけてきました。
近鉄鶴橋駅・西口を降りるとディープな鶴橋の世界が拡がっています。道路から入った所にすぐ入口があるJRと違って、このJRからたこ焼き屋や焼肉屋などの商店街を進んだところにポコッと近鉄の西口があります。
最初の頃は西口がどこにあるか分からずチジミやキムチなどを売っているお店がずらっと並んだ商店街を彷徨ったこともあります。
鶴橋駅のすぐ近くの奥まったところにあるのが「ふぐ久」。まずはAコース(突出し、てっさ、鍋、雑炊)を頼んで、これに唐揚げと白子を頼んで、次はヒレ酒。Aコースが3,550円ですから、けっこうリーズナブル。ディープなお話しもいろいろと飛び出し、堪能して帰ってきました。

丸善ジュンク堂書店

本屋
丸善がジュンク堂書店を吸収合併する形で、ジュンク堂書店は解散することになりました。
報道によるとジュンク堂書店の売上は503億1000万円、営業損益が9500万円の赤字。書店は委託販売制度があるので粗利は2割しかありません。以前の大型書店はワンフロアが主体でしたので商業施設などがビルの上に本屋を誘致していました。本好きはビルの一番上でも本屋に来てくれ、帰りに他の階で買ってもらうシャワー効果が期待できるからです。
ジュンク堂が仕掛けた面が強いのですが、さらに大型店化し今やビル全体が本屋。しかも立地のよい駅前などにあるので賃料はかなり高くなるでしょう。また電車に乗るとスマホでニュース、漫画、FBを見る人が多く、以前のように読書している姿はなかなか見かけなくなりました。そんなことも影響しているんでしょうねえ。
神戸の震災の時、ジュンク堂のいち早い復活が話題になりましたが、なんとか生き残ってほしいですね。誰が買うんだというような仏典全集がずらっと棚をしめているのは、やはりジュンク堂です。山城の品揃えも悪くはないんですが、もうちょいですねえ。

スーツで登れる筒井順慶陣城(名張)

筒井順慶陣城
名張川の北側にある山を切り開いてできた住宅地が梅ヶ丘。けっこうな高台になっていて、梅ヶ丘の住宅地から山に分け入ると山城「短野(みじかの)城」が残っています。山道は伐採されていて藪がほとんどなく、スーツ姿でも楽勝でした。短野城には郭が2つあり、主郭は虎口に横矢がかかるよう土塁が飛び出していて見ごたえがあります。空堀跡もしっかり残っていました。
短野城は信長軍の筒井順慶が本陣をおいたと伝わる山城です。天正伊賀の乱で信長軍と伊賀勢最後の拠点となった柏原城(赤目)の攻防戦があり、この時に使われたようです。横堀の外側に広い平坦な土地があり、軍を逗留させるには最適で、けっこうな人数を収納できたでしょう。尾根沿いに伊賀勢の黒田城がありますので、この短野城から攻め入ったかもしれません。伊賀の城を巡ると主郭に青いプレートがつけられていますが、短野城にもしっかりついていました。
筒井順慶は大和の国人で、筒井城、大和郡山城を根城にしていましたが、秀吉の時代に伊賀へ国替えとなります。伊賀上野城にはちょっと分かりにくいところですが、筒井時代の天守閣跡が残っています。

ファイティング・コンサルタンツの忘年会

黒門市場
毎年おなじみファイティング・コンサルタンツ(中小企業診断士の集まり)の忘年会。
場所は、大阪の台所、黒門市場にある寿恵廣という寿司屋さんで、毎年ここの2階で忘年会をしています。黒門市場、歳末シーズンはメチャクチャ賑わいますが、今日もけっこう人出が多かったです。もっとも聞こえるのは中国語か韓国語で、黒門市場はすっかり観光地化しています。
ブリ・シャブをメインにヒレ酒をけっこう飲みました。最後のシメはお寿司と玉(ぎょく)。玉は玉赤(ぎょくあか)とも言いますが、半熟卵入りの赤だしのことでシメの定番です。以前にケンミンショーでやっていましたが、玉赤って関西の寿司屋さんしかないんですねえ。
もっとも東京の寿司屋へ行く機会がないので確かめたことはないのですが。