
企業訪問が終わって三岐鉄道の北勢中央公園口へ行くと、電車は出たばっかりで、次の電車が来るまで約1時間。(笑)時刻表を見ると通常は1時間に2本なんですが12時台だけは1本になっていました。
近くのスーパーで弁当を買ってきて駅で食べたのですが、まだ30分あります。駅の地図に城跡の表記があったので城跡へ出かけてきました。(笑)
市場城というお城で駅から歩いて10分ぐらいの竹藪の中にあります。もともとは少し離れたところに朝倉城という城がありました。朝倉というと信長に滅ぼされた朝倉義景の越前朝倉氏が有名ですが、伊勢の朝倉氏は早期の分家のようで同じ朝倉氏一族でした。
この朝倉城を移築したのが市場城。城は地元で守られているようで珍しく城の碑が建っていました。朝倉城を移築したので、碑は朝倉城になっていました。さっそく城跡の竹藪に入ってみましたが、やぶ蚊がすごく、早々に退散。ただ堀跡とかなり高い土塁を見ることができました。ネットで調べると土橋もあり、かなり見応えがありそうなので冬にリベンジですね。
三岐鉄道 硬券の切符

三岐鉄道に揺られて企業さんへ。近鉄富田駅と西藤原駅を結ぶのが三岐鉄道。3両編成で黄色とオレンジの車体をワンマン運転で走ります。もちろん単線。
もともとはセメント輸送が目的の路線で、今も貨物列車が走っています。JR富田駅と結んでいたのですが、やがて旅客が増え、JR富田駅に着くと乗客がドヤドヤと少し離れた近鉄富田駅へ移動し、近鉄に乗り換えていました。単線であるJRの本数と比べ、近鉄の本数が多いので当然でしょうね。
乗客から嘆願でもあったのか昭和45年に近鉄富田駅と結ぶ連絡線ができ、近鉄の隣のホームに着くようになります。ただ近鉄とは別経営ですのでダイヤをあわすようなことはしていません。「スルット関西」にも入っていませんので、いったんホームを出て切符を買いなおさないといけません。この切符が今時珍しい硬券です!硬券の切符なんて何年ぶりだろう。
名古屋城がそこにあるワケ

名古屋のテレビ塔がある久屋大通公園から少し歩くと下り坂になっていて台地の上に建っていることがよく分かります。熱田台地と呼ばれている台地で、北の端にあるのが名古屋城。南の端にあるのが熱田神宮です。関ヶ原の合戦のあと、清洲を治めた徳川家康は一大プロジェクト「清洲越し」を決断します。清洲は湿地帯で地震による液状化の跡も残っていて、地震対策のために高台移転を決定したようです。
この時、参考にしたのが大坂城。大坂城の前は石山本願寺があり要衝の地で、信長も攻めあぐねました。石山本願寺は上町台地の北に位置し、北、東、西の守りが比較的にやりやすく、攻めるとすれば台地続きの南側。
大坂城では、ここに惣構を築きました。大坂冬の陣では真田幸村が惣構のさらに外側に真田丸を築き、結局、家康側は惣構の中に攻め込むことができませんでした。国土地理院の標高地形図を見ると一目瞭然ですね。
名古屋城の北側は崖になっていて、しかも湿地帯、江戸時代は矢田川が流れていました。西側には堀川、東側には精進川が流れ、天然の堀になっていました。大坂城と同様に南側に二の丸、三の丸をつくり惣構にしました。
無料大学オンライン講座 インターネットがスタート

Mooc(無料オンライン大学講座)日本語版のgacco。5月19日から「インターネット」の講座がスタート。
講師は慶應義塾大学の村井純先生。日本のインターネットの父と呼ばれる村井先生ですので、こりゃ受けなければと受講申し込み。ようやく時間ができたので最初の講義をオンラインで受講。インターネットの歴史からOSIの7レイヤーまで分かりやすく説明していますが、かなり専門的です。
IPアドレスからMACアドレスを調べるのにARPというプロトコルがありますが、ARPまで出てきました。ARPなんかLECの経営情報システムの講座でも教えていないのに(笑)
講座が終わると確認テストがあるんですが、これが全10問。1問、1問がけっこう難しく高度情報処理技術者の午前なみですね。例えばa~jまで10個、文が並んでいて間違っている文の組み合わせはどれかという問題になっています。「a、d、h」のような答えの選択肢がこれまた10個ほど並んでいます。これを選ぶのがけっこう大変で、コンピュータを教えている側ですが、けっこう考えこみました。
講義ごとに掲示板が出来るのですが、「こんな課題を考えたのは誰だ」、「やっと終わった」、「迷える子羊」ですみたいな書き込みが多いですね。皆、苦労しているんだあ。(笑)
京都橘大学 認定看護師教育課程

1年ぶりに京都橘大学へ。
毎年、この時期に開講する認定看護師教育課程(WOC)の講義(情報管理)。受講生はバリバリの看護士さんで、29名中3名が男性でした。いつも男性は1名か無しなので今年は多いですね。中部から九州にかけて全国から来られていました。女性が多いので年齢は聞きませんでした。(笑)
講義前に久しぶりに非常勤講師室に行くと珈琲ベンダーがなくなっていました。50円いれると機械がドリップコーヒー(一杯抽出型)を作ってくれて、講義前にいつも2、3杯飲んでいたんですが、そういえば三重県産業支援センターにあったコーヒーメーカーもなくなったし、せちがらい世の中ですなあ。(笑)
昼は学生で混むので、生協で高菜丼を買って、非常勤講師室で食べておりました。
他人事じゃない。あなたの目の前にせまる介護
マイナンバー制度が企業に与える影響
ローマ字の日
岸の砦跡(有岡城)
半世紀にわたり走る鮮魚列車
近鉄が行商用専用列車を走らせています。これが鮮魚列車。伊勢の宇治山田駅と大阪上本町駅を結んでいて、一般の乗客は乗れません。
朝は三重県の漁港から早朝に揚がった海の幸を持った行商人を奈良や大阪へ運び、帰りは大阪から伊勢へ戻ります。鮮魚列車が始まったのは昭和38年。ですので半世紀にわたって走っている列車です。三両編成で先頭には白い帯が入っていて、ロングシートタイプ。昔はたくさんの行商人が乗っていたんですが、今は10人ぐらいですね。
昔はいろんな私鉄で走っていましたが、国内で運転されている鮮魚列車は近鉄のみとなっています。時刻表にも乗っていませんのでドクターイエローみたいな電車ですが、早朝または夕方に運がよいと鮮魚列車を見かけることができます。
早朝、鶴橋駅に急行が着くとビジネスマンの横をドヤドヤと竹カゴを持った人が降りていきます。大阪近郊から鶴橋の市場へ買い出しに来た小売商なんでしょうね。魚屋さんかなあ。

